現代日本陶芸展と陶芸ワークショップ
Japanese Pottery Exhibition June 9 - 16, 2007
6月9日(土)、バギオのはずれにある芸術村TAM-AWAN村で 国際交流基金主催のイベントが開かれました。
日本の著名な窯で作られた作品群の展示です。 有田焼、唐津焼、萩焼、備前焼、丹波焼、九谷焼、等等
展示室の写真は撮れませんので、パンフレットから借用。
そして、日本の萩焼名人(Toushin Maruyama)によるワークショップ。
キブガンで 子供たちと一緒に粘土で猿のお面を作り、泥水に浸した新聞紙で簡易の窯をつくって焼き上げ、6月5日(火)からVOCASで展示が始まった Collaborated Exhibition with Midori Hirota(日本), Murdian 'Sasan' Ichsan(インドネシア), Reynaldo Pellos(フィリピンーアメリカ), Kawayan de Guia, Kidlat Tahimik(フィリピン)のアーティスト達も このワークショップに協力しました。
そして、このワークショップでは、子供たちも 凄い!!
下は なんと ドラゴンみたいです。
そして、セレモニーに これは欠かせません。 タムアン村のイゴロット・ダンシング・チームの踊りです。
そして、ちょっと遅ればせながら、 VOCASで 6月6日(水)から公開されている
「The Back of Affection」の展示も面白い。
これは インドネシア在住のアーティスト 廣田緑さんが創った1,000体の「ヒト」と フィリピンの様々な人々が その時に持っていたものと交換した 1,000個の「モノ」。
キブガンでは その最後の交換を 村のお爺さんやお婆さんともやったそうです。
緑さんは、その村のお爺さんから 日本兵に撃たれたという傷跡を見せてもらったとか。
でも、そのお爺さんは「日本人は好きですよ。」と言ってくれたそうです。
この写真は その「ヒト」です。 可愛いでしょ。 欲しいでしょ。 もう売り切れです。
この「ヒト」を一目見た時、思わず「これは緑さんだ」と言ってしまいました。
その顔の雰囲気が そっくりだと感じたからです。
ちなみに、私はいつもザックに入れていた 小さな英和・和英辞書と交換しました。 まあ、最近 細かい文字が見えなくなっちゃって・・・。
この面白いアートの そもそもの作者の意図は、MIDORIさんのブログで
キブガンでの模様を撮影したDVDも その展示室で見られるはずでしたが、
私が行った時には、Kidlat監督が 「映写機の操作が分からない」と言う事で、見られず。
「また来ます。」と言っておきました。
VOCASの会場では、
お客さん達が描いた
こんなお猿の絵も
竹のジャングルに
ぶら下がっていますよ。
あなたも 描いてみませんか?
まあ、
そういうことで、
猿は大切にな。
レポーターは
猿 保 でした。
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