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2009年5月14日 (木)

イトゴンで霊を送る - 霊媒師(いたこ)の言葉で・・・

数日前のこと、イトゴンに御住まいの 元抗日ゲリラの方の息子さんから連絡を受ける。

元抗日ゲリラの方は、病気退院後でベッドの上。 庭には戦争当時の記憶を形にしたジオラマがある。

息子さんの話によれば、霊媒師が彼の家に来たところ、日本兵らしき霊が日本語らしき言葉で何かを訴えていると・・・

霊媒師は、「ここに 日本兵が埋められている。 お腹を空かせている。」と。

日本人に連絡をして、日本式に供養をした方が良い、とのアドバイスを受けたと。

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バギオを本拠地として環境NGOを展開している反町代表にも連絡が行き、たまたま戦没者慰霊の為にフィリピン国内を訪問中の亀井氏にご協力をいただくことに。 イトゴンはバギオから東へ山を下ること およそ1時間くらいの山間部にあります。

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卒塔婆を 「ここに日本兵が眠っている」と霊媒師が言った場所に立て、亀井氏にお経をあげていただきました。

「私と一緒に 日本へ帰りましょう。」と亀井氏が 日本兵の霊に声を掛け、線香の煙が立ち上りました。

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霊を乗せた卒塔婆を焼き、「霊よ安らかに・・・」と祈ります。

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そして、その灰を 近くのこの河に流して見送りました。

この河は アグノ河。 終戦間近の1945年、この河は北ルソンの山奥に追い詰められていった日本兵たちから 「三途の川」 と呼ばれていた河なのです。

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