« 静かな心理戦 - タクシー・ドライバー vs 乗客 | トップページ | 文学的な、あまりにも文学的な・・ »

2010年7月11日 (日)

スパイス君、君は素晴らしい、偉いよ!

私は 豆が好きである。 ピーナッツなどの豆類が 好物である。

01img_0239

ようするに、こういうピーナッツ。

ちょっとお腹が空くと、こういうやつを手のひらにごそっと載せて、パカッっと口の中に放り込む。

さて、今日は 西暦2010年7月11日。

この写真のスパイスト・ピーナッツを 下宿屋の前にあるサリサリ・ストアーで買ったのだが・・・

「これ お願いします。」

すると、サリサリ・ストアーの若いお兄ちゃんが 信じられないことを言った。

「これ、賞味期限が切れてますけど・・・・」

01img_0241

ほお、なるほど、 確かに 04/17/10 と印刷してある。

およそ3か月前に賞味期限が切れているじゃないか。

しかし、こんな言葉をフィリピンのサリサリ・ストアーで聞くとは思ってもいなかった。

「いいよ、問題ない。」

私は その若いお兄ちゃんの 正直さに 感動していた。

スパイス君、君は素晴らしい、偉い。

私は、日本の「賞味期限」表示に、あるいは 賞味期限偏重主義の風潮に 昔から いまいましさを感じて来たひとりである。

ずいぶん前に、日本でも超一流の料亭が、高級な料理を使いまわしていたとして マスコミに叩かれ、お取り潰しになってしまった。

それはそれで、超高級な、庶民に縁の無い世界であるから良しとしよう。

しかし、賞味期限偏重主義の裏で、大量な食べ物がゴミにされていることに怒りさえ感じる時があるのだ。

「賞味期限表示」という いわばバーチャルなものに惑わされ、現実に「喰えるのか、喰えないのか」が 粗末にされ過ぎている。

喰えればいいじゃないか。

ある苦労人の芸人が言っていた。

「喰えるものなのか、喰ってはいけないものなのかは、私の五感で分かりますよ。」

自分の五感を使って生きるのが人間、動物なんじゃないか。

バーチャルなものを過信して、そのリアルを感じる能力が退化してしまってもいいのか。

変なものを喰って、腹を壊したら、それが その能力を高める トレーニングってものである。

・・・・ しかし、 期限切れだから ディスカウントしてもらえば よかったな。

失敗、失敗。

フィリピンの中で、こんなに感動してしまって、うっかり冷静さを失っていた。

のんびりとした生活の中に ちょっとしたスパイスをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

|

« 静かな心理戦 - タクシー・ドライバー vs 乗客 | トップページ | 文学的な、あまりにも文学的な・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/134315/48851051

この記事へのトラックバック一覧です: スパイス君、君は素晴らしい、偉いよ!:

« 静かな心理戦 - タクシー・ドライバー vs 乗客 | トップページ | 文学的な、あまりにも文学的な・・ »