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2010年11月 1日 (月)

へえ~~、 そうなんだ。  その3

「教行信証」のことを調べようと思ったんですけどね、その前にまた引っかかったんです。

龍樹さんから始まっているんですよね、七人の高僧。
日本の仏教は北伝仏教(大乗仏教)だから そこからだろう、って言っちゃうとそれまで
なんですけど、なんで お釈迦様が 入っていないのかなって・・・

まあ、お釈迦様のことを書いた 原始仏教の時代の「阿含経」などが 親鸞さんの
時代には 一切手に入らなかったってことなんでしょうか。

・・・って言うか、元々お釈迦様が言ったことを 弟子が伝承して、それを後代の高僧たちがお経の形に書いたってことだから、書かれたベース、あるいはそれが漢訳されて
日本へ渡った順番でカウントすれば 龍樹さんからってこと ?

でも、浄土真宗は お釈迦様が信仰の対象じゃなくて、阿弥陀如来ですもんね。

「無量寿経」は親鸞さんが「教行信証」に、「それ真実の教をあかさば、
すなわち大無量寿経これなり」と述べた経典であり、釈尊がこの世に現れた
目的は阿弥陀如来の本願を説きたいがためであった・・・
と書いてあるんです。

そして、そのことを初めて 大乗仏教的に書いたのが 龍樹さんってことですかね。
要するに 優れた解説者、コメンテーター、新説・新解釈提唱者かな。
龍樹さんは 実在論を否定する「空」の理論を「中論」に書いているけど、
「無量寿経」を書いているわけじゃないんですよね。

日本では『無量寿経』というと、康僧鎧の訳とされる『仏説無量寿経』の事をさす
と言われているようだし、

原始仏教では、阿弥陀仏、極楽浄土の観念、浄土思想が
存在しなかった
という説が有力らしいし、編纂した人も分からないらしい。
・・・・ 誰が書いたんだろう??

それで、仏教の図書館は どうなってんの?
と思ったわけですよ。

「お経の本」にありました。
仏教の図書館みたいなものを 「大蔵経」と言うそうです。
次の三つを集大成した仏教聖典のことです:
「経」= 釈迦の教え
「律」= 教団の戒律
「論」= 経典の注釈文献

最初は書写で伝えていたものが木版印刷になったのが971年
宋版(中国の宋の時代ですね)だそうです。

そして、日本での最初は、天台宗の天海さんが作った 天海版又は
上野の寛永寺版だとか。
1453部 6323巻 665函のボリュームだそうです。
(と言われても 多いのか、少ないのか 見当つきませんけど。)

徳川家光の命で作り、完成したのは1648年、10年がかりでした。
しかし、この時に実際に印刷されたのは十数部だけで、ごく一部の
大きなお寺に置かれただけだったそうです。

それを もっと便利にしたのが 鉄眼さん。
この時に使われた版木は桜の木で、堅かったため、活字を直線的に
彫るため「明朝体」が生まれたそうで、さらに、20字X20字の
原稿用紙のさきがけとなり、B判の大きさも この時の印刷に
使われた和紙の大きさが元になっているんだそうです。
これによって、全国のお寺にコピーが出回ることになりました。

その後、経蔵が 不忍池の中島に建立され、日本初の公立図書館
ある文庫が増築され公開されたのが 1671年。
黄檗宗の了翁さんが、「錦袋円」という薬を売って 3000両の
大金を稼いで、この図書館に注ぎ込んだそうです。

そして、時代は1912年。 多田等観という浄土真宗の僧侶が
チベットへ渡り、10年間の学問の末、門外不出のデルゲ版大蔵経
を日本へもたらす。

ここで、チベットの経典なんですが、そもそも翻訳された
大蔵経は 大きく南伝、漢訳、チベットの3つがあるそうで、
その中でもチベット版は 原典にきわめて忠実に翻訳がされている
そうで、漢訳の比ではなく、デルゲ版というのが一番文脈が
正確であると言われているそうです。

翻訳って、翻訳者の能力にもよるし、表現もいろいろ個人差が
ありますからね。 難しいですよね。
漢訳って チベット版に比べたら 結構 間違いがあるじゃん、
なんてね。 今更言われても、ってところですかねえ。

これが今、どこに置いてあるかというと、東北大学なんですって。

そして、大蔵経の決定版として、今現在 世界的に高い評価を
受けているのが、「大正新脩大蔵経で、仏教学者の高楠順次郎など
240名が10年あまりを編纂についやしました。

1924年(大正13)に第一巻が、その後1932年まで
掛かって、 85巻 総ページ数80,634ページを完成。
さらに、1934年までに 全100巻となりました。

これは、中国、インド、欧米各国にも寄贈され、世界標準みたいに
なっているそうです。

・・・・、しかし、これって、日本語訳の大蔵経って
あるんですかね??
未だに お経が 漢語の音で読まれているってことは
日本語のお経、大蔵経って 無い ってこと・・かな・・??

どなたか、日本語のお経って聞いたことあります???

キリスト教は世界各地の言語でバイブルが出ているわけですよね。
なんで仏教は違うわけ?

もっとも 手元にある「お経の本」には 日本語訳が
書いてありますけどね。

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コメント

あはは、

自己新記録達成 おめでとう ございます !!

投稿: させ たもつ | 2010年11月 5日 (金) 21時32分

実をいうとまだ 3ページしか読んでません。 出家とその弟子は 2 ページで挫折したから、3ページまでよく頑張ったといえるのではないかな! 3ページまでには ウフフ な場面はでてきませんでした。 でてくるのなら、もっと早くでてこないとね!

投稿: 印南耕次 | 2010年11月 5日 (金) 21時20分

教行信証は そうでしょうねえ。
漢字も古い漢字で 普通のワープロにはないんじゃないですか?

そうですか 三木清の「親鸞」にありましたか。

・・・で、その本の印象は ウフフでしたか?

  

投稿: させ たもつ | 2010年11月 5日 (金) 19時36分

教行信証は青空文庫にありませんね。多分難しすぎて読めないのだとおもうけどね。三木清先生が、親鸞のなかで、激賞していました。

投稿: 印南耕次 | 2010年11月 5日 (金) 19時02分

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