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2011年6月 2日 (木)

京都、西本願寺、知恩院、念仏ツアー

去年の11月ごろに 「げげげっ、そうだったんだ。」、
「へえ~~、そうなんだ。」とか、「彷徨える魂を鎮めるには・・」などと
言いながら仏教のことを調べていました。
http://baguio.cocolog-nifty.com/nihongo/2010/10/post-ed72.html
http://baguio.cocolog-nifty.com/nihongo/2010/10/post-e632.html
http://baguio.cocolog-nifty.com/nihongo/2010/11/post-861f.html

それで、たまたま実家が浄土真宗なもので、親鸞さんの「教行信証」を
勉強してみようかな? でも、超難解だって評判だしな・・。
親鸞さんの師匠である法然さんの浄土宗と浄土真宗は「阿弥陀仏」が
ご本尊だし、「仏説阿弥陀経」なるものにどんなことが書かれているのか
読んでみようかなと思っていたわけです。
日本へ一時帰国の折に、本を買わなくっちゃと・・。

そして、4月に一時帰国の予定で、2月の内に 年に一度の日本国内の格安パック旅行も予約していたんです。中国地方の温泉めぐりのはずでした。

そうしている間に3月11日の東日本大震災。
温泉旅行なんかやれる心持ちじゃないな。でも、なんでも自粛じゃ、良くないな、ってんで、他のパック旅行を調べたら 
「法然さん800年、親鸞さん750年の御祭り」の年だっていう格安、お得な京都旅行があったんですよ。

・・・で、行って来ました。

ちなみに、親鸞さんは、1173年京都生まれ、1262年京都没、
90歳という長寿ですね。

では、ちょっと京都「法然さん、親鸞さん」頼りの東日本大震災被災者への
安寧を祈るツアーにお付き合いください。

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ご存知 金閣寺 です。 なにも申し上げることはございません。

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これが このツアーの目玉のひとつ。 初代鳳凰。

でも、写真を撮るわけにはいかない。 マナーですね。

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これが方丈です。 普通は入れない。

「方丈」という説明があちこちで出てくるんですが、なんのことか分からず。

後で行く知恩院の坊様に聞いたら、住職の執務室とか、住職そのものを意味する言葉だそうです。

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お次は、大徳寺の中の 芳春院。 これも普通はなかなか入れてもらえないそうです。

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これが 芳春院の玄関口。

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この縁側から眺める京都は、近代的な建物はひとつも見えず、平安時代そのままの眺めだとの話がありました。 古都の環境を守る努力の賜物なのですね。

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さて、ここは 銀閣寺の全景です。

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ここでも、普段は入ることの出来ない「書院造り」の部屋やその庭園を見ることが出来ました。 どちらかと言えば、私は 金閣寺よりも銀閣寺の方が落ち着きました。

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親鸞さんの750年。 西本願寺です。

一応 私は浄土真宗ってことになっているんですが、ここに来たのは生まれて初めて。

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ここが御影堂です。 この右隣りに阿弥陀堂があります。

私が参加したパックツアー一行は、この御影堂に入り、3,000人収容の会場で 南無阿弥陀仏の念仏を唱えることになりました。

しかし、もうびっくりでした。

浄土真宗ってこんなんだったの? って感じ。

パイプ・オルガンと雅楽の曲にのせて お経の合唱なんです。

ここはカトリックの教会なんじゃないかって、そんな雰囲気を感じました。

普通の日本人は、私のことですけどね、 仏教徒だと なんとなく思っているんですが、学校などで 文化として教えられる仏教の印象は、禅を中心とするものですよね。 それが世界的にも有名だし。

そういう意味では、私には、少なくとも浄土真宗はキリスト教に結構近いんじゃないかって思えたんです。

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そして、ここは 法然さん 800年 の知恩院。

東日本大震災を考慮して、春の御祭りの予定が 秋に延期されているようでした。

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この知恩院も 特別に方丈などの内部の見学が許されまして、 徳川の将軍たちが休んだという部屋にも入ることが出来ました。

廊下はうぐいす張り、そして段差があって、大名の石高に応じて 歩ける場所が異なるとか、部屋にも段差がつけてあって、天井の飾りなどにも部屋ごとに違いがあり、将軍の間には ボディーガードたるサムライが控える小部屋などがありました。

そして、感激したのは、その大名が将軍に拝謁したであろう部屋で、赤い毛氈の上で、御抹茶をいただいたことです。  おいしかった。 知恩院もなかなかやりますね。

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これが、知恩院の大鐘です。

大晦日の「行く年、来る年」でもお馴染みです。

東日本大震災の被災地の皆様の 一日も早い 心の安寧を お祈り致します。

合掌。

 

 

 

 

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コメント

お南さん、まいど!

はい、私も右に同じで お西さんです。

弟分さん、ウエルカムです。

投稿: させ たもつ | 2011年6月 7日 (火) 00時31分

私は親からの成り行き上、お西さんなんですが、
フィリピンにハマって8年目になりますから、
むしろ お南さん なんですかね〜

そして、もうひとり、私の弟分の大ハマリ お南さん が近々コメントを書き込むと思います。
お楽しみに・・

投稿: 越中屋店主 | 2011年6月 6日 (月) 20時40分

はい、宇宙人さん、その通りです。
元々の意味はそうでしょうし、辞書にもそのようにあります。

ただ、現在の西本願寺や知恩院みたいなでかいお寺では、実際に特別公開なんかをやっていますし、坊さんの住居とは言えないですね。国宝だったり、文化財だったりもしますし。
だから、今は執務室みたいな表現になったのだと思います。
檀家さんなんかを迎える応接間みたいなことにも使うらしいです。

投稿: させ たもつ | 2011年6月 5日 (日) 20時09分

させさん、鴨長明の「方丈記」という本があるでしょう。 方丈というのは、一丈四方という意味で、すごく狭くて、みすぼらしい住みかのことを言うのではないかと思います。 鴨長明が住んだという「方丈」を見たことがありますが、ほんとに小さなあばら家でした。 93歳になる僕の義理の叔父が、お坊さんのことを方丈さまといっていましたが、これは、お坊さんがそういうところに住んでいたからだと思います。 今のお坊さんは、ポルシェに乗ったり、すごいですね。

投稿: 宇宙人 | 2011年6月 5日 (日) 08時57分

ああ、そうですかね。
結構 最近は配慮されていて入れるんじゃないでしょうか。

微妙な違いまでは、私には まだまだ・・・

パイプオルガンは、確か うちの娘が 東京の築地本願寺に遊びに行った時に あったと言っていました。

今、教行信証の解説本を読んでいるんですが、
かなり異端だったようですね。

投稿: させ たもつ | 2011年6月 4日 (土) 00時54分

ありがたく拝見しました。サラマッポ!
僕なんぞは絶対行けない場所…ですね。

親鸞聖人の750回大遠忌の法要、西本願寺では予定通り4月9日から行われているようですね。
東本願寺の方は、東日本大震災の被災地への法要等、多少日程に変更があったようです。
法然上人(浄土宗)の800回の大遠忌も秋に延長されたんですね。
西本願寺として、被災地への考慮がなかったはずがありません。
大遠忌を日程どおりに、一方では、変更、または延期…。
この辺りの違いにも、法然上人と親鸞聖人の教えの違い、お東さんとお西さんの微妙な違いを感じませんか?
(自分はお西さん…。)

それにしてもパイプオルガンはちょっと意外…。
でも、させさんも以前書いていたように思いますが、親鸞聖人とマルティン・ルターの教え、多少時代に開きはあるけど、とっても近い…ような感じを受けます。それに、どちらも、当時としては大変な異端者…でしたよね。

被災地の一日も早い復興を願って、一緒にお念仏させていただきました。
合掌

投稿: Isshin | 2011年6月 3日 (金) 16時10分

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