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2011年6月14日 (火)

今日・業・新・症

こんな記事がありました。 

津波被害のレールを盗んだ男を逮捕 宮城・気仙沼

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000623-san-soci

この記事で思い出したんですが、

バギオという町がアメリカの植民地時代に、高原の避暑地、保養地として開発されて、戦争が始まろうとしていたころ、フィリピンには結構鉄道網があったらしいんです。

戦前にバギオにあった北部ルソン日本人会の会計担当だった方が書き残しているんです。 マニラからラ・ウニオン州のサン・フェルナンド辺りまで鉄道が走っていたようで、 バギオに赴任したその人は、ラ・ウニオンで汽車を降りて、バスでバギオまでケノン・ロードを通って上って来たんです。

確かに戦前は 鉄道が、線路が あったんです。

今はどうか。 

全然ありません。 フィリピンで鉄道と言えば、マニラから東の方へのびている長距離鉄道ぐらいのようです。 長距離はですよ。

それも、外国人は止めておいた方がいいよ、というものらしいんです。

・・・で、バギオ方面はどうかというと、昔あったものが全然ないんですね。

何故か?

地元の人に訊ねてみると、

「線路を持っていくやつがいるんだよ。」

だそうです。

昨日、たまたま 日系のIT会社で働いているフィリピン人男性と話す機会がありました。

「バギオ周辺での失業率は 御役所の掲示板で見ると 10%以下になっているけど、実際のところは どんな感じなんでしょうかね」

と聞いてみました。

「定職についていないという意味だと、6割、7割じゃないですか? 全国的に実態としてはそれくらいだと思いますよ。」

「じゃあ、役所の数字との差は なんですか?」

「いわゆる セルフ・エンプロイド(Self-employed)、つまり自分で何か小さい商売をやっていたり、時々アルバイト程度の仕事があるということですね。」

・・・ということらしいです。

自動販売機なんか置いたら、販売機ごと一晩で無くなりますよ、という話があるフィリピン。

線路なんて高価なものが 誰もいない場所に置かれていたら・・・

あったりまえでしょう!  かな?

 

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コメント

Wow! Great thinnkig! JK

投稿: Trixie | 2011年7月 5日 (火) 01時25分

宇宙人さん、

まあ、自分の代わりにボランティアに行ってくれる人の後方支援だと思えば いいんじゃないですかね。

でも、やっぱり 数字が嫌いなんだろうなあ、その人は。

私も嫌いですけどね。本当は・・・
あははは

投稿: させ たもつ | 2011年6月17日 (金) 21時44分

僕のお客様が岩手にボランティアにいっているそうです。数字が苦手なようで、4月決算だというのに、まだ資料が上がってきません。 本当は契約を破棄するつもりだったんですが、ボランティアに行くというので、今回は申告書を作ってあげることにしました。 数字が苦手で、いいかげんな性格でも、ボランティアに行くということは、凄いことですよね。 僕には絶対にできませんね。

投稿: 宇宙人 | 2011年6月17日 (金) 20時01分


気になって調べたら、以下のとおりでした。

「男は強くなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない」
日本では高倉健主演の映画「野性の証明」(1978年、森村誠一原作)の
宣伝文句に使われたので有名ですね。

以上、他から引用です。

投稿: させ たもつ | 2011年6月17日 (金) 18時55分


「強くなければ やさしくなれない」
・・とかなんとか 昔の映画のキャッチフレーズにありましたね。
こんな時につくづく感じます。

被災者が大変な苦労をしている時に こそ泥に入るなど もっての外だと思います。

泥棒もプロの誇りを持って欲しいもんですね。
大金持ちから失敬して、被災地で大判、小判を空から降らせるとか・・・


投稿: させ たもつ | 2011年6月17日 (金) 18時48分

その友人は毎日が瓦礫の処理だったそうです。
海の近くなのに、潮の香りが全くしなかったそうです。
瓦礫の処理とはどんな事なのかと聞いたところ、単に瓦礫を撤去するのではなく、分別をきちんとやるそうです。
分別も結構細かくて通常我々が家庭などで行っているものと大差は無いようです。
単に撤去するだけでも大変なのに分別が有りなおさら大変なようです。
永田町や霞ヶ関がどうしようもなくても、ボランティアの人達の自己犠牲に基づく活動があればこそ、現地の人たちは辛抱強く堪えていられるのかもしれません。

彼の話を聴くと私ではとても役に立たないどころか、邪魔になってしまい、顰蹙ものでしょう。

ただ、彼は現地の人達から多くの事を学んだようです、彼が現地の人達に感謝されるのは分かりますが、彼が現地の人達に色々と感謝していたのには驚きました。

もしかすると、あまりに大きすぎる災害と収束する事の見えない原発事故の大きすぎる恐怖にあっては、窃盗は小さい事かもしれません。 しかし、こんな時に窃盗等とはとんでもない事で、普段以上に晒し者にするべきだと思います。 報道機関の得意な事なのでどんどん晒して欲しいと思います。

投稿: 悟空 | 2011年6月17日 (金) 18時06分

悟空さん、

へえ~、熊本からですか。それも年齢的に我々と同じなんですよね。 凄い。
私なんかは 気持ちはあるけど、体力と身体に自信がないから 足手まといになりそうで 行く勇気が出ません。

はい、こちらはNHKのBSしか見られないので なんとも言えませんが、見えないところで 報道規制がされているんじゃないかとの懸念は感じますね。

特に放射能汚染の広がり具合について、毎日 NHKの天気予報のようにやってもらいたいですよ。

投稿: させ たもつ | 2011年6月17日 (金) 13時16分

先日、福島にボランティアとして10日ほど行っていた高校時代の友人に会いました。 現在も熊本にそのまま住んでいます。熊本から自費で行ったわけですね。 それはそれとして、色々と現地の話を聞きましたがその中に、原発事故の影響で無人になっている建物等で結構窃盗が起きているようです。 何故だかほとんど報道されませんが・・・
パトカーなども巡回しているようですが、放射線など気にしない泥棒さん達にとっては天国のようです。 日本人は道徳観念が有って素晴らしいとの報道がしきりですが、海外からお褒め頂いていると、恥になるような事は報道できないのですかね。

投稿: 悟空 | 2011年6月17日 (金) 10時33分

もしかしたら、瓦礫となった線路を 片付けてあげてるつもりだったのかなあ??

投稿: させ たもつ | 2011年6月16日 (木) 21時28分

線路を盗むとは、かわいそうですね。 被災した無人の人家から物を盗むことができなかったのでしょうね!

投稿: 宇宙人 | 2011年6月16日 (木) 18時34分

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