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2011年4月23日 (土)

夢か、うつつか、幻か・・・

「あっ、危ない!」

私は右足に力を入れ、ブレーキを踏んだ。

そして、驚いて目が覚めると、バスが急に速度を落として、
止まった。 いや、徐行しただけかもしれない。

「ああ、よかった。 ぶつからなかった。」

そして、また眠ってしまった。

夢か、うつつか、幻か・・・

これが書いたとおりの現実だったとすれば、

私は夢の中で現実を、それも瞬間的に未来を見たことになる。

そんなことがあるのだろうか・・・・

私は その時、福井県の敦賀から東京行きの深夜高速バスの

前から5番目の列の真ん中の席で ぐっすりと寝ていたんです。

高速バスは、すべての窓にカーテンが下がり、車内灯も消され、
時折カーテンの間から高速道路沿いの明かりが漏れて来るだけ。

真っ暗な中で、バス前方の視界もなく、運転席すらカーテンで
隠されている。

運転手に命を預け、真っ暗な箱の中で寝ていたんです。

前方の景色が、外の景色が見えていれば、こんな恐怖感は
感じなかったと思うんですがね。

でも、景色が見えていようがいまいが、運転手に命を預けてる
ってのは同じなんですが・・
その恐怖感は違う。

おそらく、その深層心理にあった恐怖感が、
夢の中で急ブレーキを踏ませたんでしょう。

バスが急ブレーキで速度を落としたその瞬間に 私の無意識の
恐怖感が 夢の中で 自分にブレーキを踏ませたんだ、と解釈
すべきなんでしょうね。

人間の身体、意識、夢。
不思議な体験でした。

何年も前にテレビで記憶喪失の人の生活を紹介していました。
さっきやったことがすぐに記憶から消えてしまうという男性でした。
だから、常に何時何分に何をしたか、今後何時何分に何をしなくては
ならないかを メモに書いて 家の中のあらゆる所に貼ってありました。

その男性が言った言葉が今も時折思い出されます。
夢で見たことと、現実に起こったことの区別がつかないんです。
だから、朝起きた時に頭の中が混乱するんです。

起こった現象を論理的に組み立てることが出来なければ、
夢とうつつは区別が出来ないと言うことなのでしょう。

論理的思考が喪失されなければ・・・・という前提ですが。

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2011年4月22日 (金)

奇遇

2011年4月20日、午後10時30分を過ぎたころ。
私と家内は 福井県のJR敦賀駅の待合室付近にいた。
私はその待合室を通り抜けて、自動販売機でお茶を買っていた。
待合室の方を振り向くと、家内が毛糸の帽子をかぶった
ちょっとみすぼらしい身なりの男と話をしている。

その男は小さな茶色のバッグひとつを待合室の椅子の上に置き、
座ったままで家内を見上げていた。

後で家内に話を聞いたところ、こんなことであった。

「あの男の人は 東京から来た人じゃない?」
その男が発した一言めは この言葉だった。

「はい、そうですけど。」
家内は怪訝な顔で その問いに答えた。

「XX社の鳩ケ谷工場にいませんでしたか?」

私がその工場で働いていたのは少なくとも17~18年も
前の話である。

「ええ、そうです。」

「昔は 眼鏡をかけていませんでした?」

「はい、そうですよ。 何故 ご存知なんですか?」

「昔、そのXX社の 社員食堂で働いていたんですよ。」

私は、深夜高速バスが敦賀のインターチェンジのバス停に来る時間を
気にしていた。 5分ほどしか余裕はなかった。
敦賀駅からタクシーに乗らなくてはならない。

「そろそろ行こうか・・・」
お茶のボトルをバッグに入れながら、待合室に入った。

「この人が あなたを知っているそうよ。」

「・・・・・・」

「鳩ケ谷の社員食堂で働いていたんですよ。」

その男の話し方と、その顔には面影が残っていた。

「あああ~~~、覚えていますよ。」
私は すぐに手を差し出して 握手をした。

「なんで、こんなところに居るんですか?」

「ホームレスになってしまったんです。
駅の待合室が閉まったら、外で寝るんですよ。」

「えっ・・・・・」

私は どんな顔をすれば良いのか途方に暮れた。

「敦賀で働いていたんですよ。
でも、給料未払いのまま 追い出されてしまって。」

「田舎は どこなんですか?」

「四国です。」

高速バスの時刻はせまっていた・・・・

「今 200円しか持っていなくて・・・」

「じゃあ、私もお金がないけど、これだけ貸します。
また どこかであったら 返してもらえばいいから・・・」

私は 食事代だけを渡した。

・・・・・

その男は 社員食堂のキッチンのチーフだった。
名前は知らない。覚えてもいない。

しかし、食堂に行くたびにその男の顔は見ていた。
・・・・・・

深夜高速バスは、敦賀のインターを東京へ向けて出発した。
車内は真っ暗になった。
靴を脱ぎ、毛布を掛けた。
しかし、私は なかなか眠れなかった。

今夜も あの男は 路上で寝るのだろうか・・

もっとお金を貸してあげるべきではなかったのか・・・

しかし、なんで、ホームレスになるまで
敦賀にいなくてはならなかったのだろうか・・・・

蓄えがあるうちに なぜ田舎に帰らなかったんだろうか・・・

家族はあるのだろうか・・・・

・・・しかし、その男は 一見 割と元気であった。

話すことも、少しの時間だったが、まともであった。

着ているものも ホームレス特有の 近寄りがたい不潔さは
まだ なかった。

ホームレスになって 何日が過ぎたのだろうか・・・・

はやく仕事を見つけて欲しい。

それを祈ることしか出来なかった。

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2011年4月17日 (日)

原子力発電は 人類の手に負えるのか ?

原子力発電の危険性に警鐘をならすマンガが 特別に無料公開されています。

こちらのサイトで 「パエトーン」が無料でご覧いただけます。

http://www.usio.co.jp/html/paetone/index.html

最初の部分だけ ギリシャ神話の話になっていますが、

そのあとに チェルノブイリの原発事故を元にして詳しい話が

書かれています。 

廃棄物の最終処分まで含めて、人類にとって安全な「火」であるのかどうか・・・

そこまで含めて コスト的に 有利なのかどうか・・・・

大きな代償を払うことになった 日本は、その道筋を、見通しを立てた上で

原子力を使っているのか・・・

私には それが見えません。

福井県の敦賀に行きました。

そのついでに敦賀市にあるアクアトムという 海とエネルギーの科学館を

見学してきました。

http://www.jaea.go.jp/09/aquatom/info.html

このホームページには詳しいことは書いてありませんが、

高速増殖炉もんじゅ などの模型や詳しい解説などが展示されています。

ここだけでは、安全を強調しているだけなので、その反面を

この「脱原発入門講座」のサイトで お勉強中です。

http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/index.html

いままで 原子力のことに一切無関心であった自分を恥じるのみです。

  

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7万です。 お陰さまで。

アクセス 70000

たまたま 自分で 踏んじゃいました。

いつもお立ち寄りいただき ありがとうございます。

只今 一時帰国中です。

さっそく 埼玉で 余震にあいました。

マスクをして 外出しております。

今後とも よろしくお願いいたします。

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