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2013年1月 2日 (水)

やっぱり花火がないと フィリピンの大晦日じゃないよね

フィリピンの年越しは、毎度派手に花火をやるんですけど・・・

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毎年 花火というかクラッカーと呼ばれる爆竹みたいなもので、怪我人続出で、フィリピンのあちこちで禁止になったりしているんです。

バギオでも、直前に販売が禁止という話が出ていたんですけど、業者や花火の種類なんかを限定するってことで、一部制限付きながら販売されたようなんです。

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なので、今年の大晦日は この下宿をしている一族の恒例行事はどうなっちゃうのかな、って心配していたんです。

日本人のビジターのお二人を呼んで、フィリピンの大晦日を体験してみたら、って約束していたもんですから・・・

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心配無用でした。  こんな風に、日本じゃあ、おそらく消防法なんかで絶対にやれそうにもない花火が登場。

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一年前の大晦日に勝るとも劣らない花火が続々打ち上げられ・・・

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日本人のお客さんも 超びっくりの大満足。

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及び腰ながら、しっかり花火大会を満喫。

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・・と、みんながちょっと騒ぎ始め・・・

(この写真の屋根の上にも ちょっとオレンジ色の点が見えていますが・・・)

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皆が見上げる方をみたら、なんだかゆらゆらと オレンジ色のものが飛んでいるんです。

「ランタン」と呼んでいるそうなんですが、いわゆる熱気球みたいに、提灯みたいなものを火で空に上げるものなんです。

「あれは危ないから禁止されてんだよ。」

・・だそうです。 

確かに 火が燃えて飛ばす動力になっているんだから、やたらなところにひっかりでもしたら火事になっちゃいますよね。

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なにはともあれ、大花火の大音響とともに 2013年元旦の零時を越しまして・・・

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一族のお婆ちゃんが住む本家の母屋でのお祈り。

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皆で 年越しのお夜食をいただきました。

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お婆ちゃんが「博物館」と呼ぶ部屋の中では、日本人ビジターのお二人が、この家族の戦争中からの歴史などを聞かせてもらっていました。

お婆ちゃんの父上は、ターラック州の片田舎の村長さん。

それも、日本占領時代に日本軍によって指名された村長さんでした。

そして、お婆ちゃんの旦那さんとなった今は亡きお爺ちゃんは、戦前のアジア・オリンピックの東京大会でメダルを獲得したアスリート。

あの「バターン死の行進」を生き残って、収容所に入れられ、東京大会のメダリストということで解放されたという経験の持ち主。

そして、戦後すぐにバギオのこの場所に この母屋を立てて、この大家族を育んだのでした。

バギオ市の警察署長になれる実力がありながら、一番トップになってしまうと大統領からの命令で赴任地を転々としなくてはならなくなると、署長になることを辞退し、副署長のままバギオの家族と一緒にいたのだそうです。

村長さんの家族は抗日ゲリラに狙われ家族の何人かが行方不明となるなど、戦争中にもさまざまな苦難がありながら、親日家である この家族に 感謝の日々です。

 

 












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