変幻自在の演奏に はしゃいでしまった夜 - Hikaru Tanimoto Guitar Live in Baguio City
いやあ~~、参りましたよ。
youtubeで岩本光さんの演奏を見て、これは絶対聴かなければと思ってはいたんですよ。
しかしねえ、期待値を超えるってことはそうそうあるもんじゃあないじゃないですか。
それが 超えたも超えた、 期待値の3倍でしたよ。
会場はここ、バギオでも高級レストランで知る人ぞ知る CASA VALLEJO という歴史的建物の中にある HILL STATION です。
日本人ギタリストだって言うんで、めったにないことですから、日本人の人たちも10人ぐらい集まりました。
一応 6:30pm に開場ってことで、まあ、フィリピン時間だとしても 7pmか7:30pmには 演奏が始まるだろうって思うじゃないですか。
・・・・とんでもなかったんですねえ。
会場が満席となり、ビュッフェが一巡して、まだかまだか・・・とお客さんたちが待ちに待って、 やっと8:30pmごろにお二人が登場。
ギタリスト岩本光は まさにエンターテイナー。
こんなパフォーマンスを出来るひとが 日本にもいたんだ、ってことが 実に誇らしく思えて。
英語学校の門限が9pmだという日本人男性は、「もう 門限なんか どうでもいいよ」 ってことになり、大興奮冷めやらず。
会場の席を全部まわりながらの 演奏と、 英語でのおしゃべりは、しっかりお客さん達の心をつかんで離しませんでした。
歌手の早川絵里可さんの 日本語の歌、「なだ(涙)そうそう」 には、泣いてたまるかと思っていたのに、恥ずかしながら ハンカチを取り出してしまって・・・ 同じ席に座っていたフィリピン人の若いカップルの手前 笑いながら目頭を押さえ・・・
「いい日旅立ち」やら「花」やらも、・・・・ もう たまりませんでしたよ。
そして、この演出だったのか、偶然の飛び入りだったのか、スペイン風の曲の時には、お姉さんが飛び出して 踊りだし・・・・・
ギターでの 三味線の音色で津軽三味線風演奏とか、インド風、ペルシャ風、ドイツ風、などなど、会場いっぱいの聴衆は もう興奮のルツボと化しまして。
・・・いや、これ、冗談でも 誇張でも ないっすよ。
それが証拠に、最後はこんな状態で、いつまでも記念写真の撮影。
私と言えば、このお店のオーナーの女性の踊りに ついつい加わって 踊ってしまったり、 日頃はあまり飲まない 赤ワインを 5~6杯ばかり飲んでしまい、請求書が確か3枚くらい来ちゃったり、 おかげで 翌日は 壱日中 ぼお~~~っとしていたんですから。
しかし、しかし、 それでも、それでも、 ほんと~~に、素晴らしい夜でした。
ありがとう 谷本光さん、早川絵里可さん、そして、ダグーパンから来られたプロモーターの方と Hill Station のオーナー。
あああああ、 本当に 何年振りかで ハシャギ過ぎました。
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下記のサイトで 地元のレポーターによる記事がありましたので、ご覧ください。
http://ph.news.yahoo.com/blogs/the-inbox/trickster-guitar-122359117.html
Swing Journal, a reputable magazine for jazz music, named Tanimoto among the Top 20 best guitarists, although he would be the first to aver that jazz is not his forte. He calls his technique of playing as “acoustic with tapping, finger-style guitar.”
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コメント
いや~~、ほんと~~~に、よかった。
この後には、韓国や中国への演奏旅行なんだそうです。
投稿: させ たもつ | 2013年5月30日 (木) 08時37分
興奮が伝わってきますね。
異国の地での素晴らしい「日本の歌」
心のいろんな想いが湧き出しますね。
この「歌」に出会えてよかったね。
投稿: 微笑笑 | 2013年5月30日 (木) 00時44分