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2013年6月22日 (土)

ややこしい日本語-4 「進めている」は どっち ?

これは、日本語教師症候群にかかった男の「たわごと」です。(笑)

テレビで、なんの番組だか分からなかったんですが、
誰かがプールで泳いでいる場面があって、解説の人が

「よく進めていますね。」

って言ったんです。

「進めている」? と、またまた ひっかかってしまったんですねえ。

なにがひっかかったかって言うと、
A.他動詞「進める」の「ている」形なのか、
B.自動詞「進む」の「可能形」の「ている」形なのか・・・
  (「読む」の可能形は「読める」、「読めている」ですね)

A.他動詞だとすれば、
文型は 「 xxは xxを xxする」ですから、
「あの人は 体を 速く前に 進めています。」
と書き換えることができるし、

B.自動詞だとするならば、
文型は 「 xxは xxできる」なので、
「あの人は 速く前に 進むことが出来ています。」
と読み替えられると思います。

・・・何が言いたいかっていうと、
「進めている」という同じ形の文章なのに、ふたつの意味に
とれるという言語でいいのか? 
ってことなんですよねえ。

どっちでもいいじゃないかと放っておけばいいようなもんですけどね。
なんで、日本語はこんなに「ややこしく」なってしまったんだろう
って思いませんか。

他に似たようなふるまいをする動詞があるかなと調べてみました。

C.他動詞 「落ち着ける」ー「落ち着けている」
D.自動詞 「落ち着く」ー「落ち着ける」-「落ち着けている」

その意味を文にしてみると、
C.「彼は 気持ちを 今 落ち着けている。」
D.「彼は 落ち着くことが 出来ている。」

本でみた限り、こういう形になる動詞というのは少ないみたいですね。

例えば、
E.他動詞 「始める」ー「始めている」
F.自動詞 「始まる」-「始められる」-「始められている」

G.他動詞 「曲げる」-「曲げている」
H.自動詞 「曲がる」-「曲がれる」-「曲がれている」

まあ、そんなに多くなさそうだから、心の片隅で大事に
「例外的なものがある」としておきゃあいいかな?(笑)

その5は こちらです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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