« 2013年4月14日 - 2013年4月20日 | トップページ | 2013年4月28日 - 2013年5月4日 »

2013年4月27日 (土)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-20ー 日本は国連を離れた? 

  
 
 

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p185
日本は・・・占領下から続く米国支配から自立したいという
思いを国連に託していることです。

p186
その当時、外務省は国連に特別の意味合いを持っています。
対米自立をする際に、国連を使おうという考え方があったのです。

p187
日米安保条約という二国間協定にわざわざ国連憲章を持ち出して
いる・・・国連の目的を盾に、他国に対する「威嚇又は武力の
行使」を抑制しようとしているのです。

p188
しかし、1987年版では変わりました
87年版外交青書では・・・従来の三本柱の一つ、国連が消えて
います。 ・・中曽根康弘首相時代です。

日本の対米一辺倒の外交が強化されるのと歩調を合わせるかの
ように・・・

p191
そもそも、「イラクに大量破壊兵器があるから危険」というのが
戦争開始の理由です。 開始の理由が薄弱だというのが当時の
国連の立場でした。 そして、後、国連が正しかったことが
分かります。

p192
米国衰退の中で、国連はどのような役割を果たしていくのでしょうか。

2005年の「日米同盟、未来のための変革と再編」・・
「地域及び世界における共通の戦略目標を達成するため、国際的
な安全保障環境を改善するうえでの二国間協力は、同盟の
重要な要素となった」と記され、安全保障環境の改善が
目的になりました。

・・国連の目的と明らかに異なります。
国連憲章は・・・「人民の同権及び自決の原則の尊重に基礎を
おく」、「すべての加盟国は、その国際関係において、武力に
よる威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は
政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立
しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない」

p194
世界全体は・・・
世界世論は国連に新しい権限を与えることに前向き評価

独80%、フィンランド77%、英国66%、仏52%
インドネシア80%、フィリピン74%、豪州61%

関心が低いのは、
トルコ32%、ロシア38%、インド44%、
米国は52%

米国民は、国連の役割について
国連の政策に加盟国が従うべき 26%
国連が政策決定し、主要任務  38%
と、国連の積極的行動にはほとんど期待していません。

==>> そうだったんですか。 国連に期待していたけれども
その当時は国連が期待どおりの力を持っていなかった。
そして、唯一の超大国にくっついている方がいいと思った。
そして、日本の軍事力をアメリカさんに提供しようと努力を
してきた。
ところが、そのアメリカさんの「衰退」ってことがほぼ明確な
事実となってきた。

さて、日本は今からどうすんだ? ってことろに来たわけですね。

衰退していく過去の経済大国1位と2位が、大きな負債を国民に
さらに負わせながら、軍事力を増やして、力ずくで世界を
今までどおりにコントロールしていこうと言うんでしょうか。

それとも、国連や、その他のさまざまな分野のレジームの
国際的ネットワークを指導する形で、経済を中心に平和を
求めていくんでしょうか。

こう考えると、今の安倍政権の自信過剰な言動は、アメリカさんも
びっくりするくらい、はた迷惑な、KYな言動になっている
みたいですね。

ところで、こんなニュースが: (産経新聞より)

歴史直視せずと米紙、安倍首相を批判「自己破壊的」

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130427/amr13042711370004-n1.htm

「戦前の帝国主義への郷愁に浸っているようでは、国内改革を推し進めたり、
正当な主張である防衛予算の増額などを隣国に納得させたりすることも困難
になると論じた。」

==>> 多極化している世界の様相が見えていないような行動は、
日本を孤立化させるよってことみたいですね。

アメリカさんですら、安部政権の暴走に 「のぼせ上がるのもいい加減にしろ」って思っているみたいですね。 日中、日韓といろいろとモメテ、アメリカさんが仲裁に飛び回っている時に、よくまあそんなことができたもんだって思っているんでしょうね。

「アメリカに甘ったれるのもいい加減にしてくれよ」って言いたいんでしょう。

なんで、日本の政治家って、こうも問題解決能力がないんでしょうか・・・・

ー21-に続く

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年4月26日 (金)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-19ー もう国家の時代ではない   

 
 

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p180
米国では伝統的に、「しょせん国際社会は力で決まる」という
考え方が有力でした。

ところが、ベトナム戦争で、世界最強のはずの米国が勝利を
収めることはできませんでした。

p181
最近、「国際レジーム」や「グローバル・ガバナンス」という
概念が注目されています。
むき出しの国家の力以外に、国際協力で秩序が保たれ始めた
という考え方です。

「相互依存が進んだ国際社会において、特定のある問題に
ついて国際関係における枠組みを創出すること」

p182
グローバル・ガバナンスとは・・・・
「世界政府が不在の中で、相互依存を管理する目的にかなった
秩序」と定義・・

p183
さまざまなネットワークや規則を通じて、世界は共通の目的を
実現する段階に
達しているのです。

米国の代表的な政治学者フランシス・フクヤマが「アメリカの終わり」でどのように記述しているか・・・

将来は国連が中心になるのではなく、・・・多数の国際機関が
連立する形をとって、
国際秩序の障害となるさまざまな種類の
問題を分担し、それぞれにおいて力と正統性を発揮するように
することが正しい解ではあるまいか。

==>> そうですか、さまざまな分野での国際的なネット
ワークが、国家を超えて機能するってことなんですね?

ってことは、日本人は国際的な共通語である英語を高度な
レベルで修得して、世界的な機関、ネットワークでの発言力
を磨く必要があるってことになりませんか?

残念ながら、ビジネス英語力では、世界でも最低のレベルに
ある日本は、深刻な状況にあるってことになります。
若い日本人の皆さんには どんどん留学して欲しいですね。

p184
ロンドン大学のポール・ハースト教授の「戦争と権力」・・
ー 国際関係のパターンが根源的な変化の時代を迎えている・・
ー 国家が極度に衰退し、新しい超国家的組織形態が、
  実質的にそれに取って代わるだろう・・・

ー 製造業、サービス業、金融業における市場はすでに
  国境を踏み越えている。

ー 超国家組織の第一の候補は多国籍企業である。
  二つ目は、国際組織、NGO、犯罪シンジケート、
  バーチャルネットワークなどが国境を越えた統治を
  可能にするために相互作用する・・・

p185
特定の国家が世界を支配するという姿は次第に弱まって
いくようです。 代わって、いろいろな分野で国際協力の
ネットワークが拡大し、・・・影響力を拡大していくのです。

==>> そうか、ユニクロさんにはその先兵としてどんどん世界中に出て行って、その中で日本の若者たちが意識を変えていくような学校としての役割も果たしてもらわないといけませんね。 英語を公用語とする会社が日本にいくつか出てきていますけど、それも本気でやっていかなくちゃいけないのかもしれません。

ー20-に続く

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-18ー 東アジア共同体はアメリカが潰す

  
 
 

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p170

マーク・レナード「欧州はなぜ二十一世紀を動かすか

歴史家の視点でみると・・・たった50年間で、ヨーロッパ諸国間
での戦争は想像することができないまでになった。
ヨーロッパ経済の経済全体は米国に追いついた。

ヨーロッパは自由主義による活力と自由、社会民主主義による
安定性と福祉の合成を象徴している。

ヨーロッパは敵愾心を買うことなく、結束と力を高めることに
成功した。

秩序にとって重要なのは、法への服従を強いるものでなく、
人々や国家が自発的にルールを維持するようにさせることである。

p171
グローバル化による問題に対応するためのポスト冷戦型秩序を構築
しているのは欧州連合だ。

p175
ASEANが一体化の道を歩むのは、決してこの地域に同質の
文化、社会、政治思想が存在していたからではない。 むしろ、
違いがある故に、争いを避け、ともに繁栄する道を探った
のである。

スカルノ大統領は東西冷戦の中、独自の道を模索した。
・・・ここでは米国、ソ連のいずれにも属さない第3の立場
貫くことが決定され、その後の非同盟運動につながる。

p176
中南米諸国を見てみましょう。
ここでも米国の一極支配と異なる思想の下、地域の連帯が
進んでいます。

p177
中南米カリブ海諸国共同体・・・は、米国とカナダを排除し、
中南米諸国の自決権を促し、経済、政治、社会の結束を
図り、米国とカナダを除くアメリカ大陸の33か国が共同体
をつくろうとする動きです。

==>>  つまり、著者は、欧州や東南アジアや中南米では
地域統合の動きが盛んなんです、と言っているんですね。
そんな中で、日本は周辺諸国との諸問題に上手く対応しない
ばかりか、同盟国の親分であるアメリカも困惑するくらい
大局観がなく、些細なことで問題を大きくしているってことに
なるんでしょうか。
もっとも、日本が独自にアジア諸国と仲良くしようとすると
日本の頭越しになんらかの報復をやるアメリカではあるみたい
ですけどね。

p178
東アジア諸国はどうでしょうか。
紛争の火種はいっぱいあります。
・・・尖閣諸島・・・漁業の問題・・海底資源の開発問題・・
日韓には竹島問題・・南北朝鮮・・・中韓には漁業問題・・
2000年代に入り、中国漁船が韓国西部と南部の海域に
頻繁に出没するようになりました。 数十隻から100隻の
船団で、韓国が設定した排他的経済水域内で不法操業を
くり返しています。

p179
だからこそ、東アジアにおいても欧州連合のような形の
経済共同体を持つことが望ましい状況です。
経済的には十分な根拠があります。

米国は15.3%です。 他方、中国・韓国・台湾・香港は
合計39.8%なのです。
日本からの輸出実態を考えれば、東アジアで経済圏をつくる
のは極めて自然なのです。

米国側による強い警戒感です。
・・例えば元国務副長官のアーミテージやハーバード大学教授の
ナイら、東アジア政策に深く関与してきた人々が、東アジアの
連携に強い懸念を表明しています。

p180
アジア共同体について・・・

(鳩山首相の)「東アジア共同体」構想には非常に驚かされ
ました。 ・・鳩山氏は中国の胡錦濤国家主席と並び立って
どうやら「米国を含まない共同体」について語っていたようでした。

・・もし、米国が「外されている」と感じたならば、恐らく報復
に打って出ると思います。それは(日中双方に)高くつきますよ・・・

==>>  まったくの脅し文句ですね。 この著者の見立てと
しては、こういうアメリカの考え方が基本にあったから、
中国と仲良くしようとした民主党政権はアメリカによって
様々なメディア、政治家、官僚、産業界などを通じて
潰されたのだと言っているようです。

ー19-に続く

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-17ー ドイツとフランス、そして日本  

 
 

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p153

第4章 平和的手段の構築は可能でしょうか

世界は今「戦争をできる態勢を持つか」、「軍事力に頼らずに
平和的手段によって安定を図るか」の岐路にあります。

今米国の衰退が始まっています。その時、国際社会はどうなる
のでしょうか。

p154
アイケンベリー「リベラルな秩序か帝国か」・・次のように
記述しています。

米国を中心とする旧来の覇権主義的体制は崩壊しつつある
しかしリベラルな国際主義の際立っているのはその耐久性
である」
「リベラルな国際主義=米国」とはみなしていません。

国際社会は、新しい秩序に何を求めているのでしょうか。
驚くことに、日本が最も高い評価を受けている国なのです。

英BBC・・・「世界の個々の主要国の影響力をプラスと
見ているか、マイナスとみているか」

ー 国際協調を主体としている国(日本やカナダ等)は
  肯定的評価を受けている。

ー 米国に対する評価は西側圏では最も低い。

ー 中国は近年イメージを改善してきているが、同時に否定的に
  見る層は根強い。

p156
国際社会は国際法を基本とすべきという考え方が強い・・・

自国政府が不利な場合でも、国際法を守るということを重視している。

多くの日本人は「中国は国際法を守らないのではないか」という
懸念を持っています。 しかし、国際法を遵守すべきという人が
74%で、遵守不要とした人は18%でした。
一方米国は、遵守すべきが69%、遵守不要が29%でした。

p160
米国の対外政策がイスラエル・ロビーに大きく影響されていることは、
だいぶ明らかになってきました。 ここにも米国が今日の国連を
積極的に支援できない大きな理由があります。

p162
ドイツと日本はいろいろの面で類似した国です。
・・両国とも、米国を中心とする連合国側に、国の行方を支配され
ました。 両国とも、軍事力の使用を厳しく制限され、平和的手段
を志向しました。

ある時期から、両国の動きに大きな乖離が生まれます。
・・2003年、イラク戦争では日本は自衛隊を送りました。
ドイツはイラクに軍隊を送りません。

ドイツの国連外交は、理念に基づいて立派なものであることが
読み取れます。
日本の代表部は、起こった出来事に合わせて動いているだけのようです。

==>> つまり、この著者は、日本はせっかく国際社会から
一番期待されているのに、米国という将来の無いガキ大将にこび
へつらっている、自分に誇りも自信も理念もない優等生になっちゃって
るよって言っているですかねえ。

ジャイアンとのび太の関係?

p164
国際法を担保する機関は、法的には国際司法裁判所です。
この国際司法裁判所への信頼はどうでしょうか。
とても信頼度は高いのです。

p165
国際司法裁判所の信頼度・・・
各国の信頼度・・高い国:
ケニア79%、ドイツ74%、フランス69%、エジプト67%、
ナイジェリア66%、中国62%、米国57%、
信頼度の低い国は:
韓国40%、トルコ33%、ロシア25%

p168
石炭、鉄鋼の共同管理からスタートしたヨーロッパは、
欧州共同体を経て欧州連合を形成するにまで至りました。
欧州連合は自然にできたのではありません。
「互いに協力することにより戦争を避ける」という明確な意志
がありました。

==>> 著者は、フランスとドイツの例をとりあげ、EUが
出来るまでの両国の意志と努力を記述しています。
理念と意志と努力があれば、国際法を尊重する形での平和の
構築が可能であることを語っているんですね。

ヨーロッパは、さすがに熟した社会だと思います。
その底辺には哲学者カントの思想があるんですね。

日本には、そのような平和を希求する哲学があるのでしょうか・・・

ー18-に続く

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年4月25日 (木)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-16ー 領土以外に重要な課題がある 

 
 

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p140
アメリカ政治学会会長を務めたこともある重鎮です。
そのコヘインが、「これまで国際政治の中心であった軍事や
安全保障よりも経済の重要性が増し、
国家間で複合的な
相互依存体制ができている」と主張しています。

問題ごとに調整を行うレジームが形成され、これが全体として、
武力紛争を避ける方向に動くという考えです。

p141
フランスとドイツは第一次対戦、第二次大戦と戦いました。
今日、フランスとドイツは戦うでしょうか。戦いません。

同じことはASEANにも言えます。

p142
フリードマンは「経済の発展と繁栄は国家間の平和に繋がる。」

現在の経済的潤いを犠牲にしてまで、戦うものがどれほどあるのか

p143
「大手企業の国はこの企業の製品の部品を供給する国とは
戦争しない。 したら部品の供給が止まり、大変なことになる。」

p145
戦略学とゲーム理論の権威トーマス・シェリングは、・・・
勝利という概念は、敵対する者との関係ではなく、自分自身が
もつ価値体系との関係で意味をもつ

中国とロシアはウスリー川上にある小さな島、珍宝島の領有を
めぐり、軍事衝突しました。 ・・小さな島をめぐり、戦争する
価値があるかということが問われたのです。

命をかけて戦うに値するでしょうか。・・・得るものと失うもの
のバランスを常に考えなければなりません。

p147
「領土問題を棚上げ」にして協力関係を結んだらどうなるか
とりあえず、今日のEUを思い描いてもらえばいいでしょう。
どちらも被害がないので「ウィン・ウィン」の関係、・・に・・
ゼロサムゲームで分かるのは、係争から早く抜け出すことが
ベターということです。

係争から抜け出すきっかけは「領土以外に重要な課題がある」と、
両国が気付くかどうかです。

p150
フランスにしろ、ドイツにしろ、軍事的手段を退け、平和的
手段を強調する人々が多くいるのです。 むしろ、思想的には
こちらが主流と言ってもよいほどです。

「グローバル・ピース・インデックス」2012年版
平和な国・・1位アイスランド、2位デンマーク、
3位ニュージーランド、4位カナダ、5位日本、6位オーストリア、
7位アイルランド、8位スロベニア、9位フィンランド、
10位スイス

日本はいかに紛争に巻き込まれないかを真剣に考えていく
必要があります。

==>> ここで著者は、平和的な国5位の日本が、平和的ではない国、
153位ロシア、152位北朝鮮、他、42位の韓国、88位の米国、
89位の中国に囲まれていると紹介しているんです。
 
平和的である日本が、わざわざ平和的ではない国に加わろうとするのか
ってことを言いたいんでしょうね。
そうなって失うものがどれほどの物なのか、得るものがどれだけ
あるのか、よ~~く天秤に掛けた方がいいんじゃないの? って
ことですね。

政治家ってのは、元々、問題を解決する能力をもった人だと
私は思っているんです。
頭の良い人たちがたくさんいるんでしょうから、凡人には出てこない
妙案をひねり出して問題を解決するのが、政治家と官僚の役割って
もんでしょう・・・ねっ!!

ケンカ腰になったり、反感を煽ったり、売り言葉に買い言葉で罵りあったり、なんてことは、教養のない品格のない呑兵衛のオッサンたちに任せておけばいいんじゃないっすか? ちなみに私もその一人ですけど。(笑)

ー17-に続く

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-15ー 核抑止力の論理 

 
 

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p127
民間契約会社は戦争があることによって利益を得る集団になっています。
軍産複合体による戦争への圧力はアイゼンハワー時代よりもはるかに
強くなっているのです。

米国は核保有国であるロシアや中国とは絶対に核戦争をしません。
・・・核兵器の出現は、軍事力で最終的な覇権争いに決着をつける
ことができなくしました。 

p128
米国はロシアや中国を攻撃でき、両国をほぼ完全に破壊できます。
同様に、ロシアや中国も米国を攻撃できます。

ミサイル防衛が不可能な戦略であることはすでに見ました。
米国防長官を務めたロバート・マクナマラもウィリアム、ペリー
らも含めた、誠意を持って安全保障に対処してきた人々は
頭から否定しています。

p129
よく「日本も核武装したらいいではないか」という議論があります。
上記の(核保有国は、お互いに核攻撃で先制攻撃しないという)約束
ができる前提は「相手国を完全に破壊できる」という状況だからです。

なまじっか、核兵器を持っていると、国際社会の不信感を招き、
ひいては先制攻撃を呼び込みかねません。

==>> ここの部分は、著者の力が入っていますね。
各文章の末尾が「断定」する形になっています。
核抑止力というのが互いに相手国を完全に破壊できる核兵器の
能力を持っていることが前提になっているということは
初めて知りました。
今の北朝鮮のような核兵器の持ち方というのが一番危ないってこと
のようです。

日本の核武装論が見え隠れしていますが、仮想敵国に対して
完全に破壊できるほどの能力を持つというのは、国土の大小から
考えてもほとんど無理ってことになりそうですね。

p129
例えば、米国が特定の国に核攻撃することは可能です。
しかし、その結果生ずることは、無数の国を核兵器保有に向かわせ
ます。この構図は、米国にとって決して望ましいものではありません。

==>> ところで、たまたま、こんな報道がありました。

「日本 NPTの核不使用声明に署名せず」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130425/k10014172481000.html

「日本がアメリカのいわゆる「核の傘」で守られていることを、署名をしない理由の1つにしたものですが、・・・・」

なるほどねえ、核の傘に守られているのだという米国に対する信頼あるいは思い込みからすれば、署名をしちゃうと整合性がとれなくなるってことですもんね。条文によってはね・・・

あるいは、将来の核保有の可能性を担保しておくってこと?

後者には私は反対です。 それじゃあ、あの北朝鮮と同じになっちゃうってことだもんなあ。

p130
人類の歴史は戦争の歴史といえます。

戦争は不可避であり、かつ正しい戦争があるという
「戦争を肯定する論の系譜」を見てみたいと思います。

1.古代ギリシアの歴史家トゥーキュディデースの「戦史」は
  米国の安全保障の関係者が必ず読む本です。

2.アウグスティヌスは4世紀から5世紀の神学者です。
  アウグスティヌスは戦争に「正戦」という概念を導入・・・
  ・・・「キリスト教という、本来暴力を否定する宗教が
  条件付きで認める暴力行使の形態
があることを明確に
  表明したところに・・・決定的重要性がある。」

3.マルティン・ルターが戦争を正当化する考えを示しています。
  「妻子、家、平和と安全を守るという観点で見れば、
   この行為は貴重で神的行為となる。 もし刃が守りに
   つかなければ、この世のすべてが壊滅する」

4. カール・フォン・クラウゼヴィッツ「「戦争論」
5. トマス・ホッブス「市民論」
   「万人の万人に対する闘争」

p135
軍人の教育、あるいは安全保障の専門家が、自己の存在の根拠と
して、こうした古典の記述を強調するのは当然です。

次に、 「戦争を否定する論の系譜」です。

1.初期のキリスト教徒
  モーゼの十戒の中に「汝、殺すなかれ」があります。

2.ウエストファリア条約
  「最後の宗教戦争」といわれた30年戦争・・・
  ここで、内政不干渉、主権尊重が認められます・・・
  ウエストファリア体制が西欧社会の中核を占め、
  近代国際法の嚆矢とされます。

3.カント「永遠平和のために」
  「いかなる国々も他の国の体制や統治に暴力を持って
   干渉してはならない」
  「法の精神」で有名な法・政治思想の大家モンテスキューも、
  同じような考えを示しています。
  「商業の自然の効果は平和へと向かわせることである・・・」

4.国連憲章
  「すべての加盟国は、その国際紛争を平和的手段によって
   国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように
   解決しなければならない」

p139
国連憲章は米国が主導してつくったものです
けれど、残念ながら、今日の米国は、米国の考えを押し付け、
軍事力の使用を優先しています

5. EUやASEANなどの地域連合の形成の動き

==>> これを読んでいると、今現在の日中、日韓のゴタゴタの
状況の中でも、上記二つの考え方を基にした論評が政治家や
経済人などから出てきているように見えますね。

次回は、「相互依存が国際的緊張を減少させるという考え方が、
有力になってきました。」 というところを読んでいきます。

ー16-に続く 

 

 

 

 

     
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年4月24日 (水)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-14ー ヨーロッパとアメリカの相反する平和理論

 
 

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p119
「米国は戦争中毒に陥っているか」

ー 米国は1900年、超大国になってから、十数回の戦争を
  戦ってきている。
ー しかし、アメリカ人は自分たちを、平和を愛好する国と
  みなしている。

p120
多くの(アメリカ)大統領は戦争に入っていく。
どうしてこういうことが起こるのか。

1. 強力な国家であり、戦争を行うことができると信じている。
2. 真に深刻な敵を持っていない。
3. 米国本土が安全だから、・・・
4. 志願兵であって、徴兵ではない。
5. 米国の特権階級は馬鹿である。

==>> 最後の理由には笑っちゃいますねえ。
確かに、どこと戦争をやっても、米国本土、自分のところまでは
報復される心配はないと思ってやっていたんでしょうね。
だから、最近の北朝鮮の核攻撃という挑発にちょっとマジになって
いるってことなんでしょうか。

p121
ネオコンの理論的代表、ロバート・ケーガン・・・「ネオコンの論理」
は、ネオコンの論客が書いたものとして、私は最高水準にあると思います。

ー ヨーロッパは軍事力への関心を失った。
  力の世界を超えて、法律と規則、国際交渉と国際協力という
  せかいに移行している。
  カントが書いた「永遠平和のために」の理想の実現
  向かっている。
ー 米国は、・・・哲学者ホッブズが「リヴァイアサン」で論じた
  「万人に対する万人の戦い」の世界、
国際法や国際規則が
  あてにならず、安全を保障し、自由な秩序を守り拡大するには
  いまだに軍事力の維持と行使が必要だという世界で「力」を
  行使している。

==>> なるほどねえ、ヨーロッパの現状がどうだかは私には
分かりませんが、米国の方は 正にそのように動いているなあと
感じますね。
しかし、私は米国の現実主義より、どっちかと言えばヨーロッパの
理想の方が好きですね。
好き嫌いの話ですけど・・・

p122
不思議なことに、現実の国家としての日本は、今、ひたすら、
米国の「軍事力の維持と行使が必要の世界」に付いていこうと

しています。

p122
「軍事と外交は車の両輪」というのが伝統的な考えです。

「軍事力に裏打ちされない外交は成果を生まない」

p123
(米国の)国防省は自分の国を守っているだけではありません。
「相手にわが意志を強要するための力」の機能があるのです。

p125
第二次大戦以降、米国で「軍隊と産業が一体化し、不必要な
戦争に突入する」危険性を指摘した著名人がいます。
・・・それはアイゼンハワー大統領です。

我々は、・・・軍産複合体による不当な影響力の獲得を排除
しなければなりません。 誤って与えられた権力の出現が
もたらすかも知れない悲劇の可能性は存在し、また存在し
続けるでしょう。

p126
けれども米国は、ベトナム戦争、アフガニスタン戦争、
イラク戦争と、・・自国の安全と必ずしも直結しない戦争に
突入してきました。

==>> アイゼンハワー大統領は、第二次大戦中にヨーロッパ
戦線で連合軍最高司令官だったそうです。
その軍人だった人が上のような警告をしているんですね。
山本五十六もそうでしたが、本物の軍人こそが一番冷静に
真実を分析して、人類のことを憂慮しているのだろうと思います。
戦争の本当の怖さを知らない者どもが、おそらく威勢の良い
ことを言うのでしょう。

ー15-に続く

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

思惑が煩悩を呼ぶ・・・・?  どう読みますか?

NHKのニュースの解説の時間に、 「おもわく」という言葉が
ちょくちょく出てくるんです。

それが妙にひっかったんです。
「おもわく」という言葉と、「意図」「期待」などの言葉とは
なにが違うんだろうかって気になったんです。

それに、「おもわく」という言葉を聞くと、当然「思惑」
漢字で書くと思うんですけど、私は何故か昔っから「しわく」という
読み方をよく聞いてきたような気がするんですね。

それで、調べてみました。
「おもわく」
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/33561/m0u/%E6%80%9D%E6%83%91/

このサイトの意味の中では やっぱりこの1が一番普通でしょうね。
「1 あらかじめ考えていた事柄。考え。意図。また、見込み。」

さらに、類語辞典で調べてみると:
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E6%80%9D%E6%83%91

いろいろと多くの意味が、類語が書かれているんですけど、
その中に次のような意味も書かれているんですね。

「下心 ・ 魂胆 ・ 底意 ・ 腹に一物 ・ 手の内(を見せない) ・ 目論み」

だから、「意図」とか「期待」というような語と比べると
なんとなく裏があるようなイメージが「思惑」には付きまとうんでしょうか。

・・・しかし、ここまでインターネットの辞書をみても、
思惑を「しわく」と読むのは出てこなかったんです。
オカシイなあと思ったんです。
もしかして私だけの「ああ勘違い」で「しわく」と読んできたのかと思って
いたんです。

で、チェックしてみると:

「しわく」
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/113194/m0u/

ありました、ありました。
ところが、なんと、この意味が、

「仏語。修道で断ち切られる貪(とん)・瞋(しん)・痴・慢などの煩悩(ぼんのう)。
 修惑(しゅわく)。」

とあるじゃないですか。

じぇじぇじぇ・・・

仏語・・・フランス語・・じゃないですね。(笑)
仏教用語ってことなんですね。 びっくりです。

しかし、なんで私が 若いころには仏教のことを勉強したこともないのに、
「しわく」という読み方を知っていたんだろうか・・・・

もしかして、私の両親が坊さんの説教でも聞いて知っていたんですかねえ。
あるいは、大人たちが、「思惑」を「おもわく」と「しわく」と読む
意味の区別を明確には知らないままに 日常的に使っていたからなのか・・・

私は昔は、よく「しわく」という言葉を聞いていたように記憶している
んですけど、皆さんはどうですか?

いずれにせよ、
下心のある「おもわく」を持つと、「ぼんのう」が増えるってことですかね?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年4月23日 (火)

フィリピンが ビジネス英語能力 世界でNO.1 日本は? バギオで英語留学? 今でしょ!!

こんな情報がありまして、
世界の76ヵ国でビジネス英語能力を順位づけしているんです。

Photo_3

そして、スコアが7.0以上の国は フィリピンだけだったそうな。

GlobalEnglish has released early this month the results of its annual B
usiness English Index (BEI), the only index that measures business
English proficiency in the workplace.

For 2012, results showed that from 76 represented countries worldwide,
only the Philippines attained a score above 7.0, "a BEI

そして、そのベスト10と ワースト10なんですけど:

Here's the list of the 10 best and worst countries in the world for
business English proficiency based on GlobalEnglish's 2012 BEI:

10 Best Countries:
Philippines
Norway
Serbia
Slovenia
Australia
Malaysia
India
Lithuania
Singapore
Canada

10 Worst Countries:
Armenia
Cote d'Ivoire
Taiwan
Honduras
Columbia
Chile
El Salvador
Saudi Arabia
Israel
Brazil

なんと、オーストラリアやカナダでも、フィリピンより下位なんです。
アメリカ、イギリスは どこなんだ???

こんなデータ・ソースがありまして。
http://www.globalenglish.com/business_english_index

ここで日本関係の記述をみますと。(茶色っぽい囲み記事です)
http://images.globalenglish.com/files/images/2012_BEI_Infographic.jpg

Both struggling economic powers (Japan, Italy, and Mexico), and
fast-growth emerging market (Brazil, Colombia, and Chile) scored
below a 4.0 on Business English proficiency, placing them at a
disadvantage when competing in a global marketplace.

つまり、経済が不調な日本、イタリア、メキシコと、急成長をしている
ブラジル、コロンビア、チリのビジネス英語能力のスコアは 4.0以下
あるので、グローバル・マーケットでの勝負は厳しいよ、ってことですね。

・・・で、上に引用した順位で このブラジル、コロンビア、チリが 揃って
最下位10ヵ国にはいっているってことは、日本も最下位に限りなく
近い順位だってことですよね。

世界地図の中で4段階に色分けされているんですけど、フィリピンだけが緑色でトップ、アメリカだってイギリスだってビジネス英語では その下の黄土色のランクになっていますね。

日本は茶色で「ビギナー」クラスとなっています。

さらに探してみましたところ、日本語での関連サイトがありました:

http://www.geek-suit.com/index.php/latest-news/60-20120621-.html

このサイトでは、

「2012年も世界1のスコア(7.11)を記録しました。7.00以上のスコアを挙げたのはフィリピンのみでした。一方日本のスコアは(3.4)と初級レベルで、アジアで最下位に位置し、韓国(5.24)に大きく水を開けられており、英語力の低迷が続いています。」

と解説が書いてあります。

ただ、日本はアジアで最下位っていうのは、このページの上に引用したランキングのワースト10とはちょっと食い違いがありますね。 台湾がワースト10に入っていますから、日本は少なくとも台湾よりは上ってことになりませんか?

まあ、いずれにせよ、限りなく最下位に近いってことですけど・・・・

・・・・ってことはですよ、
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなんぞに留学するよりも、
ことビジネス英語に関するかぎりは フィリピンの方がいいって
こっちゃないっすか?

どうだ、参ったか!! ??
英語留学費用も安いしね。
バギオは いいよ・・・

 

 

 

 

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

フィリピンの治安、銃社会、アメリカの倍以上? 隣で悲鳴が・・バギオでも

2013年4月22日の夜、NHKの特集番組をたまたま見ました:
Asia Insight「フィリピン 密造銃の悲劇」
 
そして、その内容をかいつまんで FACEBOOKに以下のように書きまして、
 
「今 NHKの番組でフィリピンの銃の話をしていました。
フィリピンでは 60人に1人が銃を持っている。
銃による犯罪は アメリカの2倍以上
しかし、登録された銃による犯罪は1%以下であって、犯罪は密造銃によるものが圧倒的に多いとされている。
フィリピンには1,000ヶ所もの銃の密造所がある。
... 2~3万円でこれらの密造銃が買える。これは外国の半値。
プロガンという登録された銃の所有者団体は、犯罪は密造銃によるものであるから、
それらの取り締まりをするのが筋であるとしている。

ちなみに、バギオですが、たまに銃による犯罪があります。
又、大晦日の大花火がある時には、街の中に出ない方がいいよと
大家さんに言われたことがあります。
花火の音にまぎれて、空に向けて銃をぶっ放す輩がいるそうです。
その流れ弾にあたって大けがをする人があるとの話です。
 
外国人(日本人)の皆さん、お気を付けください。
あなたはフィリピンでは外国人なのです、
フィリピンでトラブルを起こすと、命取りになる場合もあります。
ちなみに、我が大家さん家族も銃を持っているそうです。  (コワッ!)」

・・・以上を書いたところ、バギオの大学で留学生活を送ってきたある女性から、こんな書き込みが・・・

「近所で真夜中にケンカしてて銃声を聞きました。そのあと悲鳴が挙がって・・・怖くて聞こえてくるのもいやでした。物騒なんですね、実は。」

私自身は バギオで銃声を聞いたなんてことはありませんが、

模造ライフルの音は 聞いたことがあります。 オモチャですけどね。

今はやっていませんけど、以前しばらくの間、私の下宿の大家さんの敷地内で、大家さんの兄さんが 「射的場」って言うんですかね、ゴルフでいえば打ちっぱなしの練習場みたいなのをやっていたんです。

時々、パン、パン、パン、パン・・と私の部屋まで 音が聞こえていました。

その兄上が 数年前、私がまだ バギオに来て日が浅いころ、こんな話をしました:

私はね、韓国人が大っ嫌いなんだよ。

車で道路を走っていたところ、韓国人がグループでたむろっていてね、

こちらが近づいても どこうともしない。

しょうがないから、車から降りて、「邪魔だから どいてくれ」

って言ったんだけどね。

奴ら、こっちを睨み返すんだよ。

結局どいてくれたけどね、

お前たち、どこに居ると思ってんだ? って言ってやりたいよ。

ここはフィリピンなんだよ。

こんどあんなことやったら、ぶっ放してやる・・・・

・・・・・

なんてことをおっしゃるわけです。

ちなみに、我が下宿の大家さんの 亡くなったお爺さんは、バギオ市の警察署長(副署長)だったそうで、夏の首都となっていたバギオ市に フィリピン大統領などの要人が来ていたときなどには、警備などの任務にもあたっていたようで、大統領などとも面識のある人であったようです。

そして、その長男は、元市議会議員という、いわば名門の家族。

そういう家族ですから、当然のように銃を持っているってことなんでしょうね。

・・・

ところで、アメリカでは、オバマ大統領の銃規制の法案が 共和党の反対などで潰されてしまったそうです。

我が下宿の大家さんの兄弟の半数は アメリカの国籍を持っているらしく、先の大統領選挙の折には、兄弟のほとんどが共和党支持だったそうです。

兄弟の中で大家さんだけが 「民主党支持は私だけなのよ。」といっていましたが、やっぱり銃に関してもアメリカン・スタイルなんでしょうね。

フィリピンの中で 外国人が粋がっても、ろくなことはない・・かも、ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年4月22日 (月)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-13ー 人類は過去千年 利口になっている

 

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p113
私たちは、現在でも戦争はしばしば発生すると思っています。
でも現実は違います。 世界は戦争を起こさないように動いています
・・・データがそのことを示しています。
国家間同士の戦争は、近年、極めて少なく、国家間の合意は極めて
高い確率で守られているのです。
多くの国家は戦争を継続することの無意味さを理解しています。

p115
テロ戦争は、アフガニスタン戦争、イラク戦争発生以降急増している。
この流れの出発点は、2001年9月11日の米国同時多発テロです。

テロには歴史的な遠因とともに、基本的には、テロを誘発する直接の
原因もあります。・・・政治的解決を図らない、政治的妥協を図らない、
その代償がテロなのです。

p116
「内戦で秩序が失われ、軍閥などが好き放題やっていたアフガニスタンに、
イスラム教に基づく政府を打ち立て、治安回復と平和をもたらしたい、
という純粋な気持ちで世直しのために立ち上がったのがタリバン
ある。 タリバンはもともと米国を攻撃する意図などなかったが
米国が軍事攻撃を開始し、アフガニスタンに軍隊を駐留させたことに
より、・・・外国軍を攻撃するようになった。」

p117
テロを行っているグループと政治的妥協を図ることができないかを
考えれば、世界から紛争は大幅に減ります。

「領土問題」という解決困難なものもありますが、これとて
平和的解決を主眼に、両国が真剣に考察すれば、軍事紛争に
ならない手段が多く存在している
のです。

==>> 著者はここまで、PEACE AND CONFLICT 2012 などの
データを引用しながら、国家間の戦争が減少してきたこと、
そして、戦争をすることの不利益をどの国もよく理解していることを
述べています。
そして、アメリカが「国際的環境の改善のために軍事行動をする」
という傾向を排除すれば、軍事紛争の可能性はほとんどなくなる
とも
言っています。
つまり、世界の紛争の大部分はアメリカ次第で解決できると
言っているんですね。

そういう世界の傾向の中で、今後日本としては、どういう方向性を
持つべきかを著者は問うているようです。

p118
ピンカーは新しい本で・・・
暴力は過去1000年の間に減少してきている。 我々は人類
始まって以来、最も平和的な時期に生活している。

歴史の大半は、戦争、奴隷制、幼児殺し、児童虐待、暗殺、
虐殺、ぞっとする罰、致命的争い、集団殺害は人生の通常の
出来事であって。
しかし今日、これらすべての暴力は減少し、かつ広く糾弾されて
いる。

人を暴力に駆り立てるのは、相手(仮想敵)を実状より悪質
に描くことです。 国際社会では、「敵」を実態以上に醜く
描くのが常套手段です。

==>> この著者は、外務省にいた時代に、悪の枢軸と呼ばれた
イラクやイランで勤務し、北朝鮮にも行っているんですね。
そして、その常套手段を、政治家が国民感情をあおるために、
つまり自分の利益のために使っていると言っています。

p119
現在、日本人は中国と韓国と北朝鮮に厳しい評価を行って
いますが、実態から遊離しています。 ですから逆に
国民は正確な情報を得ることで、暴力に駆られないように
しておくことが肝要です。

==>> これを読んでいると、人類に希望が持てそうな気持に
なってきますね。
人類はどんどん利口になってきている。
一部の戦争で儲けることを考えている人たちを除いて、ってことに
なるんでしょうか。

ー14ーに続く

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フィリピンで折り紙・千羽鶴に祈る - 行方不明の活動家よ家族の元へ

バギオ・ミッドランド新聞の4月21日付けにこんな記事が。

003_s_2



行方不明となっているCPA(山岳地帯人民連合)の活動家が、
家族と会えるように、千羽鶴に願いを込めようというキャンペーンが
本人の52歳の誕生日である4月19日にに始まりました。

日本の伝統では、1,000の折鶴が ひとつの願いを叶えるとされています。
鶴は、日本では千年も生きると言われ、神聖な生きものであるのです。

CPAは、支援者の方が折鶴にジェイムスさんへの言葉を添え、
写真を撮って、フェースブックの山岳地帯人権連合のページで
シェアするよう願っています。

キャンペーンは 4月19日から9月17日までで、
この日はジェイムスさんが5年前に拉致された日だそうです。

====

日本の折鶴が こんなところで頼りにされているというのは、
嬉しいような、複雑な気持ちですね。

あなたもキャンペーンに折鶴で応じてみますか?

 

 

 

 

 

フィリピン バギオ 文化交流 折り紙 千羽鶴 FACEBOOK   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年4月21日 (日)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-12ー 植民地日本をどうしたいのか?

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p102
中国に対する見方に「権威主義的資本主義」という考え方があります。
経済システムは資本主義だが、政治的には強権主義の国家のことです。

p103
ワシントン・ポストは「中国の権威主義的資本主義は西側価値を
弱体化させる」
という記事を出しました。

中国はアフリカ、アジア、中東に対して、西洋の混乱したシステム
より、国家資本主義が優れていると示している。

p104
民主主義と専制主義との差が狭まってきている。
双方とも消費社会を形成し、この下で、政府と契約を結ぶ
総じて従順な市民を作り出している。

米国の中には中国経済の利点を真剣に考える人も出てきています。

p105
ニューヨークのアジア協会の米中関係部長オービル・シェルは、
・・・長期のプランニング能力が米国に欠如していることを
認めなければならないかもしれない。

ノーベル経済学賞受賞のロバートエングルは、”中国は五か年
計画を持ったことで、将来に向けプランをもっている。
他方米国は単に次期大統領選挙のためだけだ”と述べた。

==>> ここで、著者は この説には疑問をもっていると書いています。
しかし、米国がそういう状況だというのには、私はちょっと驚いています。
日本にはそんなものはどこを探してもないと思う一方、
日本を「奴隷にしている米国追随外交」の頼るべき相手アメリカが
そんなこっちゃ困るよなあ~~、と思うわけです。

p106
米国内ではなぜ中国経済が伸びて来たか、真摯な議論があります。
日本は、中国経済は問題点を抱えていると、「あそこに欠陥、
ここにも欠陥」の指摘ばかりで、中国がなぜこういう強い経済に
なったか、そんな中国とどう対峙するかの真剣な議論がほとんどない
ように思われます。

==>> ここですよね、日本の問題点は。
米国におんぶに抱っこでいいのかって話です。
真面目に悩んでいる米国に対して、兄貴あるいはお父ちゃん、
あるいはご主人様、こんな考えもあると思うんですけど
どんなもんでござんしょうねえ、ってな話が、知的会話ができる
日本人が、学者が、論客が、官僚が、政治家が、大臣が
いないってこっちゃないですか。 さむっ・・・

右でも左でも、わたしゃあどっちでもいいんです。
自立していない奴をだれもリスペクトはしないでしょうってことです。

まあ、そういいながら、炊事、洗濯、掃除、全部込みのフィリピンの
下宿に住んでいるのは だれだ! って話になっちゃうと困るんですけどね。

p106
1950年代、1960年代、1970年代の日本の経済運営に
類似したところがあります。
その時は、日本は経済運営を完全に市場経済にまかせてはいません
投資配分などで、国家が強力に介入していました。

==>> つまり、中国の今の経済運営は、日本の戦後を
見習っているってことなんですね。

p106
「グローバル・ピース・インデックス」・・・
「2011年世界が完全に平和であったら、九兆ドルのプラス
効果があった」と発表しました。

p107
間違いなく、米国は、イラク戦争、アフガニスタン戦争を遂行する
ことにより国家が疲弊しました。 現代では、戦争して相手国の
富を奪うことがかつてのようにはできませんから、
どの国にとっても戦争は経済的に莫大なマイナスを招くだけです。

==>> さて、ここで著者は、自分のツイッターでの発言を
とりあげ、それへの反論なども載せています。

そのポイントは:

ー 自称”愛国者たちへ”
ー アフガニスタンを除いて今外国軍に一番駐留されている国は
  日本である。
ー 米軍海外基地(財産価値)の三分の一以上が日本。
ー 外国軍に一番貢いでいるのも日本。
ー 外国軍のために自国の首都上空を自由に使えない国も日本。
ー 外国軍の兵器配備について、何も言う筋合いがないのも日本。
ー 中国や北朝鮮が危険というのはもっともだ。
ー 日本を愛するなら、日本を外国に支配されたくないのなら、
  まず目を向けるのは在日米軍ではないか。

そして、それに対する反論のツイッター:

ー アメリカ支配が良いか中国支配の日本が良いのかを
  考えたらわかるだろう

そして、著者の反論が:

ー 大多数の国は米国にも支配されていない。
  中国にも支配されていない
  どうして外国に支配されなければならないと決めつけるのか。
  露骨な植民地支配は、いまや世界にはほとんどない。

p110
第二次大戦後の覇権国アメリカは・・・
ベトナム戦争・・・米国は敗れる形で撤退しました。
イラク戦争・・・圧勝しますが、駐留継続の合意できず、撤退・・
アフガニスタン戦争・・タリバンを排除することもできずに、
  撤退を模索しています。

現代は、アメリカ支配か中国支配を選ぶような時代ではなく、
ある国がどこかの国を軍事力で支配するということが、すでに
極めて困難な時代になっているのです。

p111
ベトナム戦争の疲弊から米国に厭戦ムードが広がり、
海外への軍事介入に消極的になったのです。

==>> まあ、こういう話の筋でいえば、日本語が中国との
戦争に仮に突入したとしても、アメリカはどこまで介入できるか
不透明ってことになりますね。
実際、はっきりとしたコミットはないようですし。
もっとも、こんだけ日本に基地を置いているんだから、
なんにもしないってことは有り得ないけどねえ。
我が故郷の佐世保にだって昔からいるんだし。 頼むよ。

私は、今はじめて、こういう系の本を読んでいるわけで、
この著者と対極をなす論客がどんな本でどんな主張をしているのか
知りませんから、これに賛成だとか、反対だとかも言えない
日和見さんなんですが、どなたか バリバリの反対論者の
お薦めの本を教えてくださいな。
ただ単に罵るだけの本は御免ですよ。時間の無駄だから。
しっかりとした論客の本をお願いします。

ー13-に続く

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

孫崎亨著 「これから世界は・・」を読む-11ー アメリカの右派の論客も・・

ちくま新書 孫崎亨著 
「これから世界はどうなるか」ー米国衰退と日本ー を読んでいます。

p093
富の再調整が行われれば、再度、産業革命前のように、経済生産は
人口に比例する
という、新たな均衡が生じるかもしれない。

p094
しかし・・・人口は多くても、「国際経済の枠組みの中で自国の
産業革命を行う」という条件が成立していない
からです。
そのために、人口に比例した経済生産という「新たな均衡」が
起こっていないと考えられます。

==>> 前者だったら日本にとっては「ヤバイ」って話ですね。
なんせ、高齢者ばかりが増えて、少子化がどんどん進んでいる
わけですもんね。
だから、後者じゃないと困っちゃうってことね。
国際経済の枠組みだったら、国際経済の中でやっていくしか
ないってことになりますか・・・

ここ数日間で、「女性の社会進出」をやろうじゃないかって話が
出て来ていますけど、「景気回復のため」ってのが、私はどうも
気に入らないんですよねえ。
世界第三位の経済大国でありながら、女性の地位については
フィリピンがアジアの中で第一位で、日本は遠く及ばないってんですから。
まず内閣の大臣の半分を女性にしてごらんよ。
なんだったら、女性首相をお願いしますよ、サッチャーさんみたいなね。
フィリピンは、大統領だって、自治体の長だって結構いますからね。

p095

第三章 

「アメリカ時代の終わり」で世界秩序はどうなるのでしょうか

「アメリカ時代の終わり」の後、どうなるか、誰も明確な絵を描けて
いません。

「アメリカ時代の終わり」は、ほぼ確実です。

p096
2010年代に入った今日、世界の情勢は十数年前とは、かなり
様相が変わっています。 中心になるはずの米国自体の指導力低下です。

リベラルの論客アイケンベリーと、ネオコンの論客ケーガン
対極的な論争を行っています。

p098
アイケンベリーは・・・
「米国の衰退は確実である。 しかし、台頭してくる中国等は
リベラルな国際秩序を背景に繁栄してきたのであり、このシステム
を維持する
」と主張します。

p100
ブルガリアのシンクタンク・・・のイヴァン・クラステフ会長による・・・

ー ソ連の共産主義と異なって、中国人は世界を自分流に変えよう
  とはしない。 むしろ自分を世界に合わせようとしている
ー 世界各地にある中国街が典型である。 中国街は中国住民に
  適合することを教える。 中国人は受入国とは同化はせずに、
  しかし、受け入れ国の支配と商売から利益をえることをめざす。
  ・・・中国人はできるだけ見えないようにして動く

ケーガンは・・・・次の主張を行っています。

ー 現在のアメリカに対抗するだけの軍事力を持つ国はない。
ー 中国の近隣諸国の多くは、強力な国家であり、また
  アメリカとの堅固な同盟関係を結んでいる。
  日本、韓国、オーストラリアなど地域の大国がアメリカ軍の
  駐留を認める限り、中国の覇権国への途は険しいものとなるだろう。
ー 権威主義的な中国やロシアが民主主義政治体制と自由市場経済の
  諸原則を支持するなどと考えるのは愚かしい。
ー 世界秩序は最強国が背景になければ存在しない。
ー いつの日か、私たちはアメリカ中心の世界秩序が消え去るのを
  ただ見守ることしかできなくなるかもしれない。

==>> ここで、著者は、
「私はロバート・ケーガンを保守派の論客として尊敬しています。
・・・しかし、論旨が一貫していません。
・・・私は基本的にはアイケンベリーの論を支持します。」
と書いています。

ケーガンという右派の論客であっても、上の最後に書いてあるように、
「アメリカ中心の世界秩序は消え去る」と認めているわけですね。

さて、そこで、我が日本は どうするのか? ってことですよね。
戦後から今まで続く「対米追随の外交」で今後もやっていけるん
ですか? ってことになりそうです。

ー12-に続く

003_2

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フィリピン・バギオ市 マクドナルド と ジョリビー の壮絶なバトル!??

まずは、このFACEBOOKにアップされた動画を見ていただきましょうか。

(だれでも見られるのかな、FACEBOOK・・・・ 見られなかったらごめんなさい。)

https://www.facebook.com/photo.php?v=647165118633956#!/photo.php?v=647165118633956&set=vb.100000214209214&type=2&theater

まずこの動画が撮影された場所なんですが、

フィリピン・バギオ市の バギオ大学とセントルイス大学付属小学校がある交差点なんです。

010

ジェネラル・ルナ道路と アサンプション道路の交差点です。

012_5

こちらは アサンプション道路の バギオ大学側。

014_5

そして、こちらは、バギオ大学のビルのはす向かいにあるセントルイス大学付属小学校です。

この横断歩道を 動画に出てくる ジョリビーさんが歩いているわけ。

005_4

そして、この交差点の角に先週オープンしたばかりの マクドナルドがあるってわけですねえ。

この交差点の周辺に ジョリビーのお店があるわけじゃないんですよ。

それなのに、マクドナルドの開店に合わせて、このジョリビーのマスコット軍団が 殴り込みをかけたってことみたいです。

やりますねえ~~。

着ぐるみ対決ですよ。

こういうノリっていうのかなあ、フィリピンですねえ。

貧乏な国っていうイメージ、可哀そうな国っていうイメージばかりが

先行するフィリピンなんですが、

こういうところに、生来の明るさと 今のフィリピンの勢いを感じます。

日本にこんな元気があるのかなあ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本文化を フィリピン・バギオで・・・・ コスプレは好きですか??

なんてったって フィリピンは 下のサイトでご覧のとおり、 日本を追い越して世界一のコスプレ王国なんだそうでして・・・

http://globature.com/jp/interest/ranking_20130206.html

フィリピンの軽井沢とも呼ばれ、夏の首都とも呼ばれる高原避暑地バギオでも 日本文化を愛する若者が増えているようなんでございます。

そこで、2013年4月20日にバギオ市で開かれた コスプレ・コンテストに潜入・・・・

C061

3年ほど前から バギオでもコスプレグループがあるらしいとの話があり・・・

C063_2

7月の日比友好月間に その生息を確認したわけで・・・

C069_2

元々、本家日本のコスプレには、何だかオタクという言葉に付きまとう・・・

C071_2

若干暗めのイメージが 私にもあったわけなんですが・・・

C074_2

そして、美少女趣味とか、ロリコン趣味なんぞも 日本では イメージがからまっているような・・・

C081

しかし、フィリピン人の国民性が そうさせるのか・・・・

C107_4

まあ、実に明るくて、健康的な雰囲気の フィリピン・コスプレではあるわけなんです・・・

C120

バギオの場合は、大学生やそのOB・OG連中が その日本趣味をリードしているみたいなんですねえ・・・ バギオの某大学では クラブ活動として公認されていたりして・・・

C124

まあ、最近の漫画、アニメは、かなり過激なエロっぽいものもあるようですが・・・

C130

日本のような エログロは、 フィリピンのセクシーという言葉が 褒め言葉でもあるように・・・

C132

明るい笑いに飲み込まれているようで ありまして・・・・

C141

スケベ親父も 深みに嵌らずに 健康的に楽しめるってなもんであるんですなあ・・・

C148

外国のこういう若者たちが、浴衣だ、袴だ、新選組だ、なんてことを語っていると・・・

C149

こりゃあ大変だ、少しは 日本の文化なるものを 意識的に勉強しなければ・・なんてことを 考えざるをえないってことになっちまうんで・・・

C151

細かい違いに拘って、こりゃ違うだろうなんてことを感覚的に思っていたら、実は日本人のてめえの方が 勘違いしていた・・・なんてことにもなりかねねえってことでござんすよ。

C163

いずれにしても、 有難てえことじゃござんせんか・・・

C169

我が故国の文化を こんな異国で、それも山岳地帯の山の上で 好きでいてくれる 若い人たちがいるってえのは・・・

C237

まっこと 自分の国の文化を 大切にしてくれる人たちに 感謝のいったりきたりで ござんすよ。

では、最後にちょっとだけ、動画で雰囲気だけでも・・・

https://www.facebook.com/hidenobu.oguni?ref=tn_tnmn#!/photo.php?v=4911214266908&set=vb.1494664380&type=2&theater

Photo_poster_by_gomen_pnky_cafe_5_o

 

Photo_poster_by_gomen_pnky_cafe

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MAID 2 TRAVEL PNKY CAFE  GOMEN  PHILIPPINE  BAGUIO CITY  CULTURAL JAPANESE DAY  BANZAI  MAID AND BUTLER CAFE  APRIL 20 & 21, 2013 COSPLAY YUKATA NITSUNE MANGA COMICS

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年4月14日 - 2013年4月20日 | トップページ | 2013年4月28日 - 2013年5月4日 »