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2013年2月15日 (金)

フィリピン・バギオでクラシック音楽: バギオ音楽祭 in キャンプ・ジョンヘイ

バギオ音楽祭が2月14日から17日までの4日間開催されるって情報をFACEBOOKで知ったんです。

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FACEBOOKには 「クラシック」と書いてあったんで、「バギオでクラシック?」と ちょっと不思議に思ったんです。

バギオでクラシック音楽をまともに聴いた記憶は一度だけ。

バギオ大聖堂でクリスマス・シーズンに開かれた音楽会で、マニラから来た オーケストラの演奏でした。

・・・そういうのが聴けるのかなあ~~、と半信半疑で行ってみました。

でも・・・・

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開始時間の4pmになっても、こんな感じで、舞台の上には オーケストラどころか、弦楽四重奏なんかをやるような 椅子もない・・・

「なんじゃ、これは?」

と思ったんです。

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私の頭の中には 蜘蛛の巣が 張りました・・・・

・・・って、なんのこっちゃ、ですけど。

ここは、元米軍基地・保養所であった、キャンプ・ジョンヘイの中にある

「ベル・アンフィ・シアター」(ベルさんの野外円形劇場」って名前の

野外音楽堂みたいなところなんです。

J. フランクリン ベル という、フィリピンがアメリカの植民地であった時代の総督の名前だそうです。

詳しい話は、下記のサイトでチェックしてください。

http://www.backpackingphilippines.com/2009/09/bell-house-camp-john-hay-baguio-history.html

それで、こういうすり鉢状の円形劇場になっているわけです。

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まさに、森の中の劇場という雰囲気。 悪くない。

・・・でも、話が戻りますけど・・・・

開場の時間が過ぎても、オーケストラのメンバーらしき人たちが誰もいない・・・

スピーカーやライトや機材は 他ではあまり見ない程に 揃えてあるんですけど。

そして、

司会の話が始まり、「すぐに始まります」とアナウンスがあったんです。

すると、

4人の おじさん、おばさん、(失礼)が舞台の後ろの方で、発声練習みたいなことを始めたんです。

スピーカーからは、音階を少しずつ上げたり、下げたりする練習の為の ピアノの音が流れて・・・・

こんなの初めて見た。

おそらく、日本だったら、お客の前で、こんな発声練習なんて見せたりはしないでしょうね。

「ありゃりゃりゃ・・・」

と、正直思いました。

「これは、期待できないな・・・・」

そして、開演。

「カラオケ」 が始まりました。

立派な演奏がCDからスピーカーを通して、会場に響き渡ります。

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このおっさん・・・

いい声していました。

カラオケだし、

期待していなかったんですけど、 すばらしい歌声でした。

私は音楽の知識はないんですけど、素晴らしい歌い手だってことぐらいは分ります。

聴いていて飽きない、ってのが私の評価基準なんですけどね。(笑)

私の隣に座った、アメリカ人の知人が教えてくれました。

「これは歌劇ファントムの中の歌だよ。」

「ここで歌う人たちは、どっかのグループの人たちなんですか?」

「いやいや、それぞれ独立したプロの歌手なんだよ。」

「バギオの人たち?」

「バギオの人もいるし、マニラから来ている人もいるね。」

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二人目は、この女性。

「この人、大丈夫かな・・・・」

と思うほどに、一曲目の声は安定していなくて、

ちょっと上手な素人さんが精いっぱいに歌っている、って感じでした。

しかし、

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その、私の気分が下降線を辿りつつあったところを、救ってくれたのが、このお姉さん。

いい声でした。

多分、歌劇の中にでてくる「アリア」なんでしょうね。

一応 看板には ARIAS って書いてあるから。

・・・でも、なんで、こういう音楽祭には 「プログラム」がないんだろうなあ・・・

歌い手は、誰々さんで、こういう歌劇の中のこういう曲を歌いますよ、って配ってくれりゃあいいのにね。

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4番手は、このお兄さん。

ミュージカルの曲だったみたいです。

なかなかの熱唱ではあったんですが、ちょっと私の趣味からは外れていたかなあ~~って感じでした。

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・・でも、こういう場所で、

大きなスピーカーで、

クラシック音楽を聴くだけでも 気持ちがいいですしね。

特に、1番手と3番手の歌声は 、 聴きに来てよかった、って思いましたしね。

観客が60~70人くらいしか居なかったのが、ちょっと寂しいなと思いましたけど、こういうイベントが増えて、もっとバギオ市民に認知されるようになるといいな、と感じました。

・・・

それに、たまたま会場で アメリカ人の知人にも会って、

久々にいろいろと話も出来たし。

 

この後、彼のレストランに行って、バレンタイン・デイの フィリピンの若者カップルの生態を観察することもできたし(笑い)、面白かったなあ。

「犬も歩けば棒に当たる」 の一日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

philippine baguio city camp john hay bell amphitheater baguio music festival 2013 university of baguio arias

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2013年2月13日 (水)

フィリピン・バギオの三角停止板・・・・ マニラじゃあ何を使ってるの?

先日、タクシーでケノン・ロードを登っていた時のことなんです。

タクシーが徐行して、ノロノロと濃紺のバンを追い越したんですけどね。

そのバンは道路の真ん中で停止していたんです。

おそらくエンジンが動かなくなったんでしょう・・・

・・・で、 普通、日本だったら、あの赤い三角形のやつを、車の手前に置きますよね。

なんて呼ぶんですか?

・・・・・

はい、三角停止板って言うんですね。

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http://search.rakuten.co.jp/search/mall/-/%E4%B8%89%E8%A7%92%E5%81%9C%E6%AD%A2%E6%9D%BF-507907/f.1-p.1-s.5-sf.0-st.A-v.2

500円から3,000円くらいまで・・・いろいろあります。

それで、何を言いたいかっていうと、

そのバンの前に置いてあったのは、松の枝なんです。

50センチくらいかな。

松の枝です。

バギオですから。

バギオは 松の都市とも呼ばれるくらい、松の木が多いんですね。

こういう場合は、近くにある、いろんな植物を目立つように置くのが一般的みたいなんです。

例えば、バナナの葉っぱみたいに大きいやつとかね。

バナナの皮じゃあないっすよ。

・・・・・

それで、考えたんです。

エコだなあ~~~、ってね。

日本の三角停止板っていうのは、プラスチックでできているんですか?

腐らないし、燃えないんでしょ?

それにお金もかかるしね。

こういうのって、木製じゃダメなんですかね?

今どきだと高過ぎますか?

でも、そんなに使うもんでもないっすよね。

夜だと見えないから危険?

木製で蛍光塗料とか塗れませんか・・・

・・・・・・

そもそも、木材がない?

林業をもっと盛んにしたらどうですかね?

再生エネルギーとか言っていますけど、本当に再生なんですかね?

ちょっと脱線ですけど・・・・

林業ってのが、一番再生可能な材料じゃないっすか?

石炭だって、石油だって、考えてみりゃあ再生エネルギーですよね、

たまたま人間の時間感覚に合わないだけで、

地球のサイクルから言えば、再生しているわけで・・・

フィリピンって 再生可能サイクルを上手く使っているんですね~~。

・・・・・

でも、マニラだと道端に松の木とかないし、バナナの葉っぱもなさそうだし、

何を使っているんだろう・・・・

段ボールとか 置いているんかな?

 

 

 

 

 

 

 

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2013年2月11日 (月)

誰が主語になっているのか めっちゃ分りにくいニュース・・・・ 日本語試験付き?

おば“元交際相手”自殺か 19歳男性殺害

この動画のニュースをまず聞いてくださいな。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20130211-00000024-nnn-soci

一回聞いただけで、誰が何をどうしたってことが すぐに理解できました?

(アナウンサーが 途中で とちっているのは考慮に入れません。笑)

下にこのニュースの文章が書いてあるんですけどね、

これを一回読んで すっと理解できますか?

日本テレビ系(NNN) 2月11日(月)15時53分配信

 長野・飯田市の住宅で19歳の男性が遺体で見つかった殺人事件で、男性のおばをストーカーしていた30歳代の元交際相手とみられる男性が死亡しているのが発見された。練炭自殺とみられている。

 この事件は9日午後、飯田市の30歳代の女性が元交際相手に暴行を受けて警察に保護され、自宅に戻ると、おい・鹿島田淳さん(19)が死亡していたもの。死因は頭部打撲による頭蓋内損傷で、頭を中心に複数の刺し傷があった。

 10日午前、現場から12キロ離れた長野・泰阜村の林道で地元の猟師が元交際相手の車両を発見し、車内で元交際相手とみられる男性が足元に練炭を置いて死亡していた。

 警察は殺人事件と断定して、鹿島田さんの死亡と元交際相手の関連を調べている。

<<では、日本語の試験をしましょう>>

クエッション 1: いったい誰が死んだのか・・・

クエッション 2: 誰が誰を殺したのか・・・

クエッション 3: 誰が誰と交際していたのか・・・

クエッション 4: 19歳の男が死んでいるのを発見したのは誰か。

クエッション 5: この新聞記事には 全部で何人が出て来ているか

クエッション 6: 名前が分っている人は誰で、その交際相手はだれか・・・

この新聞記事は 十分に日本語の試験問題にできますねえ。(笑)

・・・ お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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バギオ ラーメン紀行 : 230ペソのカフェのラーメンは ?

2012年の11月にバギオのレガルダ・ロードに開店したという このお洒落なカフェなんですけどね。

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雰囲気はなかなかで、ちょっとビールや、夜遅くまでハード・リカーを飲むにはいい感じのカフェなんです。

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お店のスタッフも いい感じです。

メニューは 一通り やっているんですが、その中に 200ペソ以上の値段のついたラーメンってのがあったんです。

ラーメン屋といえば ほとんど韓国からのインスタント・ラーメンなんで、もうちっとましなラーメンはないんか? って思っていたんです。

注文してみました。 ビーフ・ラーメン 230ペソ。

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(写真の上は バッファローチキン。 別料金です。)

おおおおおお! 牛肉がしっかり載っている。 それに玉子も丸ごと・・・

まあ、そんなんで感動しちゃあいけないんですけどね、

なにせ、インスタント・ラーメンにお湯を注いだだけっていうようなラーメンの後に、これを見たら感動しまっせ。(笑)

それに、230ペソですからね。

これくらいのトッピングがなきゃあ それこそ詐欺ってもんですが・・・

牛肉は、フィリピンの牛肉が固くて食べられないっていう常識を打ち破る それなりの柔らかさ。 合格です。

麺はどうか・・・

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インスタントじゃあなく、生めんであることは評価したいんですが、

残念なことに「コシ」が無い・・・・

茹で具合は 悪くはないんですけどねえ。

じゃあ、スープは どうか・・・

う~~~ん、最初は 微妙な味で コクが無いような感じ・・・

しかし、スプーンに何杯か飲んでみると、味がじわっと出てくる感じ。

「おねえちゃん、このスープは なにでダシをとってんの?」

「ちょっと 聞いてきます。」

「ビーフと 昆布 だそうです。 いかがでしたか?」

・・・しばし、沈黙。

「そうねえ、日本のラーメンの味とは結構違いがあるからなあ・・・」

お姉ちゃんの顔は、ちょっぴり残念そうな表情。

なんと言っていいのか分りませんが、

牛肉のダシを かろうじて 昆布が補っているような味なんですね。

しかし、それよりも残念なのは、

麺にコシがなくて、スープとの調和が ミスマッチみたいな 全体の雰囲気でした。

牛で出汁を取るというのも 私には初耳だったんですが、

こちらのサイトでみると、日本でも珍しいみたいですね。

http://kudamatu.net/gourmet/ramen/kudamatu_ramen_1.html

山口県下松市(くだまつし)は全国でも数少ない牛骨醤油ラーメン、通称「下松ラーメン」のお店がたくさんある街です。

まあ、この下松ラーメンには及ばないでしょうが、ちょっと微妙な味のラーメンに挑戦してみたいかたは、バギオで試してみてはいかがでしょうね。

下松の皆さん、バギオにお出でのチャンスがあったら、比べてみてください。

・・・・

もしかして、この下松の牛骨醤油ラーメンを見習って、このカフェのラーメンも醤油を足したらいいかもしれないな・・・

ところで、ここのラーメンは ビーフ・ラーメン以外に チキン・ラーメンもありますよ。

 

 

 

 

 

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フィリピンのコミック、漫画作家、ファンが バギオに大集合 !!

2013年2月9日、バギオ市にフィリピンのコミック作家やファン、そしてマスコミが集合しました。

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KOMIKON BAGUIO 2013 という漫画のコンベンションです。

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入り口には 誰でも落書きのコーナー。

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様々な漫画コミックが並べられていました。 

少年ジャンプ」の英語版も・・・

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るろうに剣心」などのポスター類も販売。

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自作のコミックなどがたくさん並べられていました。

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来賓席には フィリピンの著名なコミック作家などが。

スピーチと Q&Aが 繰り広げられました。

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会場は 熱気むんむん。

フィリピンの漫画産業への期待が膨らんでいるようです。

・・・・・

ところで、下記は 主催者からのイベント後のメッセージです。

FACEBOOKから転載させていただきました。

Bag-iw Art Society would like to thank everyone who participated in Komikon Baguio : Sirko ng Komiks.

Thank you to our sponsors: Qualisigns, Mt. Cloud Bookshop, GMS, Bon Appetea, Com-plex, South Drive Baguio Manor and Quantum.

Thank you to our speakers: Manix Abrera, Mel Casipit , Emil Flores, Stephen Segovia, Randy Valiente.

Thank you to Komikon Inc. We are very thankful for your support and guidance.

Thank you to our exhibitors: FLIII|NHWC, Rob Cham, QBCCC, Norby Ela, Meganon comics, Gio Paredes, Emina Club, Andoyman, Moar books, Chain Mason, FUM magazine, Justin Marzan, Lorraine Borrillo, Hot Blooded Artists Anonymous, Pinoykon, Flipgeeks, Glasshouse comics, Comic odyssey, Wewilldoodle, Rra shop, Mobytoons

Thank You to the building administrators and maintenance staff of CAP Bldg.

Thank you to our enthusiastic runners.

Most of all, thank you to every fanboy/girl, otakus, comics enthusiasts, art appreciators and to everyone who were able to join us in the fun!!!

Stay tuned for more fun filled events with Bag-iw Art Society. Just click on the link below and like the page =)

http://www.facebook.com/BagIwArtSociety?fref=ts

Bag-Iw Art Society
A recently created art group here in the City of Pines. With the mixture of literary, illustration, ...

尚、このBag-Iw Art Society は、フィリピン大学バギオ校などのOBと現役生で組織されている団体で、毎年7月の日比友好月間などの折には、バギオの北ルソン日本人会と協力してコミック・アート作品の展示などに協力していただいています。

こういうコンベンションを見るにつけ、漫画の力の凄さをひしひしと感じますねえ。

恐れ入りました。

 

 

 








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2013年2月10日 (日)

NHK週刊ニュース深読み ー AKB峯岸みなみの丸刈り謝罪

NHKの週刊ニュース深読みをたまたま見たんですが、http://www.nhk.or.jp/fukayomi/backnumber/130209.html

「丸刈りでおわび!?
ニッポンの"謝罪"どう考える?」

っていう題材でした。

2月10日にYOUTUBEをチェックしてみたら、

ということになっていましたが、私も削除される前にニュースサイトからのリンクで しっかりみました。
今は こういうその後のコメントの類がたくさんアップされています。
「なんで こんなことやってんだろう・・・」
というのが第一印象で、芸能界だから 話題作りだろう・・などとしか思いませんでした。
 
 
NHKでも こんな話題をわざわざ「深読み」で取り上げるかどうか議論があったそうです。
・・が、海外の多くの国のマスコミまでが 様々な報道をしたということで、この「不可思議な日本」を考える材料として取り上げることを決めたようです。
それが、「謝罪の仕方」が日本では どうも変なんじゃないかってことになったわけですね。
 
 
このNHKの番組の中で、なんといっても興味深かったのは、ゲスト出演していた
大谷麻美さん(京都女子大学文学部准教授) の研究内容でした。
その学術的な研究内容については、こちらで:
 
 
その前に、この大谷教授の解説について、「浅い」とコメントしていた別の教授のサイトがありました。 ここにいろいろと番組での内容も書いてありますので、番組の雰囲気はこちらでご覧ください。
ただし、私はこの山岸教授の論は、そもそもが大谷教授の研究対象とはかけ離れていますから、いささかこじつけが過ぎるんじゃないかという気がしますけど。
 
 
さて、大谷教授の研究の内容をNHKでまとめたものはどんなもんだったかっていいますと:
上記の大谷教授の科学研究サイトから引用します。
「具体的には、英語の謝罪談話には、謝罪者が相手に負わせた損害や迷惑を回復しようとする癸話が多く見られた。しかし、謝罪の定型的な発話は必ずしも多く現れず、その重要性は日本語で期待されるほどではなかった。フォローアップインタビューでも、英語話者は、謝罪の定型表現の多用はしちじらしいと考え、負わせた損害や迷惑毒回復することで責任を果たすことを重要とみなしていた。これは、日本語の謝罪が相手に損害を被らせたことを認める行為である点とは大きく異なり、両言語の謝罪という行為にずれが見られることが明らかとなった。」
 
 
つまり、もっと番組の中での具体的な話でいいますと:
場面設定としては
友達Bの家でパソコンを使わせてもらっているAさんが、飲んでいたコーヒーをパソコンの上にこぼしてしまい、パソコンが故障し使えなくなってしまった。
 
このBさんに迷惑をかけたAさんが どのように謝罪をするか、という反応をみているわけです。 実際に「あなたならどうする」というインタビューなどをやったようです。
 
日本人の場合:  
ただひたすらに 「こめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」と謝る。
 
アメリカ人の場合:
「このパソコンはいくらだったの?」
「このパソコンはあなたにとって特別なものですか?」
「このパソコンに保険はかけているの?」
というような質問をする。 
日本人のように「ごめんなさい」などとは言わない。
という番組内での発表でした。
 
 
つまり、日本人の場合には、とりあえず「ごめんなさい、ごめんなさい」などとやられると、 被害者のBさんの方が 逆に「大丈夫、このパソコンは古いから もうそろそろ買い替えようかと思っていたの・・・」などと 言い出して、実に心情的なやりとりになってしまう
 
一方、アメリカ人の場合には、謝るということよりも、やっちゃったもんはしょうがないから、次にどうするんだという 問題解決型の対応になる、っていうことだそうです。
 
・・・・ちなみに、私は、、日本人ですが、アメリカ人型の人間です。
 
そして、番組の中での「何故そういう違いがでるのか」の部分ですが、
これは大谷先生の研究とは別に、
日本人はいわゆる単一民族的な島国で、村落の中で調和を保っていないと生活ができなくなるので、調和を保っていくために心情的に謝るのではないか、というような結論だったかなと思います。
 
 
 
・・・そこで、私は思い出したんです。
フィリピンには 「ごめんなさい」とか「ありがとう」とかいう言葉がないって話なんです。
こういう言葉に該当するフィリピン語はなくて、最近の若い人たちは英語で教育をされているから SORRY とか サンキューとか言っているだけなんだって・・・
 
このサイトにある本「Oh、マイ・フィリピン」の18章にある「フィリピン人は謝らない?」なんです。
 
この本に書いてある理由は:
「日本人は何故かすぐに SORRYと言ってしまう。
このSORRYはフィリピンの人たちにはとても奇異に聞こえるらしい。
・・・・
タガログ語での謝り方を聞いたところ、フィリピン語には
SORRYやごめんなさいに直接置き換わる言葉はない、と言うのだ。
・・・・
本当に謝罪をすべき状況の時にはどうするのか?
と聞くと、黙って首をうなだれるか、本当に済まないという表情をする
とか、その気持ちを身体で表現するのだ、と言う。
・・・
例えば、何かの借りを返すためにその相手に食事を作ってあげたり、
なにかの仕事を手伝ったり
するらしい。」
 
 
この件を身近にいるフィリピン人大学生に話してみたところ、
SORRYと同じ意味の言葉がタガログ語にもある。
「パオマンヒン」という単語がそれに該当するというのですが、それでも、学校で使うような本などにたまに出てくることはあるが、日常生活の中で使うことは「まず、無い」という説明でした。
 
 
そして、この本の中で、大学教授であったタガログ語の教師と著者とのあいだで推測した理由は 以下の通りとされている:
ー もともとフィリピンにはバランガイと呼ばれる地縁血縁のごく近い親戚一族で成り立った共同体がほとんどであり、身内ばかりの間にそんな言葉は不要であった。
ー 家長の権威は絶対的であり、何か間違いなどをして謝るような場合であっても、ゴメンナサイや何かの言い訳をするような余地はなく、絶対服従であった。
ー 感謝や謝罪の気持ちは、言葉ではなく行動で示すことを当然とする文化。
 
 
 
・・・ さらに、インターネットで検索してみると、フィリピン人が謝らないという理由には 以下のようなサイトもひっかかってきました:
フィリピン人が謝らない理由
「もしミスや間違いを起こした場合は理由の如何によらず即殺されてしまつた状態にあつたとか?」
・・・この射殺されてしまう、と言う話は、学校の歴史の授業の中でもたまに先生が説明したりするそうです。(私の身近にいる現役大学生の話)
・・・これら以外にも いろいろと理由は考えられるのでしょうね。
 
 
大谷教授の研究は非常に興味深いものがありますが、 じゃあ何故そういうことになるのかってことになると、それぞれの国の文化、歴史、国民性、民族の多様性などなど、様々な要因が絡んでくるってことになるのでしょう。
 
さらなる研究成果が発表されることを期待します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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