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2014年6月23日 (月)

「日本人の脳」角田忠信著- 8 Japanese Language Brain vs Western Language Brain

 

 

角田忠信著「日本人の脳」を読みながら、自分の脳の中を整理しています・・

I have been reading a book written by Prof. Tadanobu Tsunoda.

 

 

インターネットで、この本の関係のサイトがないかと探してみました

ところ、内容を要約したサイトがありました:

 

ここで見つけたのは、日本語の脳が

「母音、泣き声、笑い声、嘆きの声、虫と動物の声、波音、風音、

雨音、水音、そして日本の楽器音を左脳(言語脳)で処理する」

という部分です・・・

 

 

The Japanese Language Brain

 By Masaomi Ise

http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/file/jog240e.html

 

Left Brain, Right Brain

But Prof. Tsunoda found a difference in the location where the sound of

 insects is processed. His experiments revealed that while Westerners

process insect sounds together with machinery and noise sounds in the

 music sphere, Japanese capture insect sounds in their language sphere,

meaning that Japanese hear insect sounds as "insect voices." 

 

Using this method and many different types of sounds to find the difference

between the left and right brains, it was shown that Japanese and

Westerners alike heard music, machinery and noise sounds in the right brain

and language sounds in the left brain, but Japanese heard vowels sounds,

 crying, laughing and sighing, the cries of insects and animals, waves, wind,

rain, running water and Japanese musical instruments in the left brain, the

same as language, while Westerners heard these sounds in the right brain

together with music and noise.

 

 

「日本人の脳の働きと音楽」

 

p90

(吉田秀和氏の評論の一部)

西洋音楽をきいている時は、それが良い音楽で良い演奏であればあるほど、

途中で人間の声がきこえてきても、ひどく邪魔になるものだ.・・・

だがこの軽井沢の野鳥の叫びがこんなに邪魔になるとは、私には予想外

だった. 

日本の音楽、邦楽は虫の声にこんなに乱されるだろうか?

 

 

p92

発振器から出る1000ヘルツの純音とか雑音などの機械音は、

当然音楽脳で処理されるが、こういう機械音であっても、被験者

に、ラジオのニュースをきかせて、言葉に注意を向けさせた状態

で優位性を測ると、この場合には言語脳優位に逆転してしまう

ことがわかった.

 

=== つまり、音楽脳(右脳)で聴いている時に、言語の音が

    同時に入ってくると、言語脳(左脳)に切り替わって

    しまうってことですね・・・

    だから、西洋音楽を静かに聴いている時に人の声や

    虫の声が聞こえてくると 邪魔になるという話です・・・

    もちろんこれは日本人の場合です・・・

    日本人というより日本語を母語とする人ですね.

 

p93

被験者に実験中に、本を読ませるという負荷を加えた場合にも、

純音は言語脳で処理されることも確かめられた.

 

言語脳と音楽脳とが、言葉と音楽などを別々に処理している

わけではなく、言語脳の方に一緒にとりこまれて処理される

という、「言語情報優先の原則」のあることを確かめたわけ

である.

 

p94

・・・言語活動をしている際には、西欧人といえども、母音、子音

の区別なく、左の言語脳が主に働き、・・・東西の差はみられない

ことになる.

 

・・・脳の音の受容メカニズムの差が、特に顕著に現れるのは

言語活動をしていない、無意識のぼんやりした状態とか、

非言語活動をしているとき、音でいえば・・・例えば器楽曲を

聴いている時などに限られることになる.

 

p95

我々日本人にとっては、どんな、ささやきも、咳払いもご法度

である. 音楽脳で注意を集中して器楽曲をきいている際に、

野鳥の声が入ると、われわれ日本人の脳にとっては、言語音に

近い野鳥の声は器楽曲より優位であるから、その瞬間、専門家

といえども、音楽処理は言語脳処理へと移動してしまうのである.

 

指揮者が指揮棒をあげ、演奏に入る直前のしわぶき一つせぬ

緊張した一瞬の静寂、演奏中の静けさは、確かに誉められる

だけのことはあるように思う・・・実は器楽曲の鑑賞については

人声や社会音が絶対に介在してはならないという、日本人の脳の

メカニズムからみた必要最小の条件を満たすために・・・

 

 

==== だから、特に日本人の場合は、完璧な音楽ホールじゃ

     ないと西洋音楽を聴けないってことになるんですね.

     西欧人の場合は、いわゆる雑音も音楽と同じ脳で

     処理されるから問題ないわけです・・・

 

 

p97

言語や論理からの逃避としての音楽の意味を・・・・

・・この目的に合った音楽は、音楽脳で受容される器楽曲が望ましく、

歌曲はそぐわないと考えられる.

疲れた言語脳を癒すには、・・・器楽曲を聴くことが有効であろう.

 

 

p98

日本人の言語脳は言語以外に情緒音も分担しているが、このことが

人間関係において、日本人を必要以上に疲労させているのでは

あるまいか.

 

・・・日本人が朝から電車の中で眠ったり、目を閉じているのを

評して、日本人は慢性的ビタミンB1の欠乏症と判断・・・

我々は別に不思議にも思わないのだが、西欧人にとっては甚だ

無気味なものであるらしい・・・・

 

 

=== う~~ん、なるほど、そうですか・・・

    私もさんざん電車の中で眠っていましたが、もしかしたら

    左脳を使いすぎる日本人特有の症候群だったのかも

    しれませんね・・・

    それを癒すには、邪魔な音が一切入ってこない専用の

    部屋で西洋の器楽曲を聴いて癒すしかないわけですか・・・

    部屋は無理だからなあ・・・ヘッドホーンでもいいのかな?

 

 

=== その9へ続く ===

 

 

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