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2014年6月24日 (火)

「日本人の脳」角田忠信著- 10  ザビエルが言った「日本語は悪魔の言葉」

 

 

角田忠信著「日本人の脳」を読みながら、自分の脳の中を整理しています・・

 

 

話はちょっと本のことから飛んでしまうのですが、日本語がらみ

で面白いものを見つけました.

 

たまたまインターネットでニュース関係を読んでいたところ、

こんな記事がありまして、その中に「日本語は悪魔の言葉」という

フレーズが出てきました.

 

米国は集団的自衛権行使容認をどう見ているのか

安倍政権の「暴走」に懸念も

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140623/267307/?P=2

「かって日本で布教活動をしていたカトリック教宣教師は、日本語を『悪魔の言葉』(Devil's own language)と呼んだことがあるが、当たらずとも遠からじだ。今回の集団的自衛権を巡る論議はそれに似たところがある。まさに『神学論争的なところ』がなきにしもあらずだ」

 

=== この悪魔の言葉というのがどういう意味で使われているのか、

    それが気になったんです.

    この日経の記事の中では、「神学論争的」あるいは、

   「煮え切らない議論」、つまりは「禅問答」みたいなところが

    日本語の特徴だというような意味合いのようです・・・

 

=== さらに、この悪魔の言葉をキーワードにして検索したところ

    こんなページが見つかりました.

 

Is the Japanese language the Devil's Tongue?

http://riosloggers-riodan.blogspot.com/2014_01_01_archive.html

世界で一番有名なアメリカの週刊誌タイムに掲載された日本語特集の記事に、 日本語は「悪魔の言葉だ」と、はっきりと書かれていました。確かに、日本語には、不規則で理解しにくく、ルールが矛盾しているのでは、と思われる部分が沢山有ります。日本語が母国語でない人々がそれをマスターするのは、極めて難しい事の様に思えます。

 

日本語は幅が広く奥ゆかしく、論理的というより、むしろ情緒的な言葉ですので、頭脳というよりは、心の奥深くに届く点が、素晴らしいと思います。

 

=== これは、言語として学ぶという立場で日本語はマスターするのが

    難しい言語だという趣旨で使われているようです.

    ただ、ここには「論理的というより、情緒的な言葉」といい、

    「頭脳というよりは、心の奥深く」という日本語の特徴も

    述べられています.

 

 

 

Teaching “the Devil's Own Tongue”:

The Challenges of Offering Japanese in a College Environment

http://infohost.nmt.edu/~armiller/japanese/devilstongue.htm

LEGEND has it that Saint Francis Xavier, who arrived in Japan in 1549 and immediately dubbed the Japanese “the finest people we have yet encountered” (Boxer 37), left several years later a frustrated and discouraged missionary and blamed his lack of proselytizing success in part on the Japanese language, which, the legend says, he reviled as “the devil's own tongue.”

 

=== このサイトでは、日本語を教える立場からの話が書いてあります.

 

 

 

Briton Hadden, Henry Robinson Luce

Time Inc., 1983

http://books.google.co.jp/books?id=jxofAQAAMAAJ&q=Saint+Francis+Xavier%E3%80%80devil+own+tongue++japaneselanguage&dq=Saint+Francis+Xavier%E3%80%80devil+own+tongue++japaneselanguage&hl=ja&sa=X&ei=K_ioU8XDDoGCogTa1YGoAg&ved=0CDoQ6AEwBA

 

The Devil's Tongue Misunderstandings can create both obstacles and insulation The World's Biggest Newspaper ... The "devil's language" is the description generally attributed to St. Francis Xavier. the 16th century Jesuit missionary. ... To cross that barrier, translators and interpreters are more necessary but less effective, since the Japanese language not only is ... because priests had trouble transcribing kanji, they invented another set of phonetic symbols all their own (katakana).

 

=== そして、ここには本の見出し的な極一部ですが、

    ザビエルが日本語について そもそもどういうことを話したのかが

    ちょっとだけ垣間見える記事がありました・・・

    しかし、全体としてどのようなことを言ったのかは分かりません.

 

 

日本の宣教を問う

http://www.geocities.jp/tillich37/sasaki.japanesemission.html

西欧のものはほとんどなんでも優れていると思えた、少数派の日本人だったわけです。したがって彼らは、「日本の文化は福音の敵だ、悪魔の砦だ」という宣教師たちに、容易に共感できたのです。彼らは欧米宣教師たちにも増して、日本文化の敵対者となりました。キリスト教書店に行くと、その類の書籍が並んできます。

 

日本人に大切なのは善か悪かではありません。真実か虚偽かでもありません。白か黒かではないのです。そのようなものすべてをやさしく覆う「和」なのです。日本人の社会生活を支配しているのは、この「和」の精神です。

 

実は、日本人の神意識の曖昧さは、以前から日本の宣教の妨げとなってきたといわれているのですが、確かにそのとおりであるといわざるを得ません。「神」とは本来の日本語の「カミ」に漢字の「神」をあてたもので、本来の日本語の「カミ」はたんに「上」という意味しか持っていなかったと言われています。

 

最近の調査によると、選ぶならばキリスト教と答えた日本人は25%ほどに減っています。それでも、25%もあるのです。ところが実際のクリスチャン人口は25%の100分の1にも満たないのが現状です。理由は、「キリスト教は悪くはない。実際良いところがたくさんある。しかし今、自分にそれは必要ない」からです。また、「クリスチャンになると、周囲の人たちと穏やかに過ごすことが出来なくなる」からです。

 

=== こちらは、キリスト教関係者のサイトのようですが、

    日本でのキリスト教の布教がなぜうまく行かなかったのかが

    述べられていて、「日本の文化は福音の敵だ、悪魔の砦だ」

    という部分が柱になっていて、ザビエルと日本語については

    長文の中から見つけ出すことはできませんでしたが、

    日本文化そのものが障壁になっていることが書かれています.

 

 

今読んでいる「日本人の脳」の内容とは、直接結びつく内容を

捜し出すのは大変ですが、なんとなく根底の部分で

ザビエルが日本での布教の難しさを感じたことと、日本語の特殊性

が、「自然の音」を「神々の声」として聴いてしまう日本人の

左脳の働きが西欧人とは異なっているということが、

「カミ」というものに対する考えというか、思いというか、

そういう情緒的な部分、非論理的な部分が、ザビエルの困難さの

奥底にあったんじゃないかな・・・などと思ってしまうわけです.

(この文章、支離滅裂ですが・・・分かりますよね? 笑)

 

 

=== その11に続く ===

 

 

 

 

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