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2014年11月20日 (木)

続・日本語教師も 唖然、そして 大笑い・・・教室は騒然!! ラブ・レター事件

続編です・・・・・・・

日本語教室の女子生徒が持っている電子辞書で love letter をひいてみた
ところ 「よばいぶみ」という日本語が出たという事件・・・

確認のために生徒の電子辞書を見せてもらったところ:

Tala_001

確かに 婚文(よばいぶみ)という言葉が表示されました・・・
なんと これが一番最初に出てくる言葉・・・

このページからさらに この他の訳語を見る為に次のページに進むとこの
とおり:

Tala_003

この2ページ目には 他の辞書にもあるようなラブ・レターに相当する
言葉が表示されました・・・

玉章というのは見たことがありませんが・・・

しかし、なぜこの電子辞書では、最初に「婚文」というふる~~い言葉が
一番最初に表示されるのか・・・

どこが出しているどんなソフト、メーカーはと見ていくと:

Tala_006_2


上記のように
「Tanos website から 日本語能力試験の語彙を使っている・・」
とあり、 「KanjiviGからのデータを使っている・・」ともあります・・
そして、「タク クドウの著作権」なる表示も見えます・・・

日本語能力試験に「婚文」(よばいぶみ)などという 普通の日本人なら
知らない、使わないような古語が使われるわけもなく、
実に不可思議・・・・

それは、それとして・・・

夜這い」から連想したものとして、「妻問い婚」があったので、
「よばい」という言葉と「婚い文」という言葉のどちらが古いのかが気になり
ちょっと調べてみました・・・

ヒントになるものがありました・・・「ヨバヒ」という言葉です・・

原始日本の妻問婚

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%BB%E5%95%8F%E5%A9%9A
日本に置いて妻問婚は、飛鳥・奈良時代に先立つ古墳時代に一般的であったと
考えられている[1]。妻と夫はそれぞれの氏族で居住し、妻の財産は妻方の氏族が、
夫の財産は夫方の氏族が管理した。

求婚は「ヨバヒ」といい、女が許せばその場で結婚が成立した。ヨバヒには戸口など
から女を呼ぶだけといった形から、歌の贈答を経るものもあったらしい。族長クラスに
なると媒が入ることもあったが、基本的には本人同士が気に入るかどうかであった。
結婚が成立した後、女がオヤ(族長)に告げ、認められれば公式の婚姻となる[2]。

=== これから察するに、元々の古代の日本では 求婚することを「ヨバヒ」と
     呼んでいたようですね・・・
     おそらく、漢字が入ってきた時に その音に「夜這い」を当てたのでしょう・・
     そして、結婚を意味するところから 「婚」を使い、
     結婚を求める手紙を 「婚い文」 「婚文」と転じたのじゃないか?

     おそらく古代日本では、文を書くこともなかったでしょうし、
     「夜に這って女のもとに入った」というのが実態を表したでしょうから・・

思わぬ女生徒の発見から、古語を教えてもらい、そして、日本語の変遷の
背景となっている日本の歴史を垣間見ることができました・・・

外国人に日本語を教えていると、思わぬ発見があって 実に楽しいものです・・

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