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2015年6月22日 (月)

フィリピン・バギオ市に住む日本人、そして退職者の韓国人との比較

たまたま、ある大学の方からの紹介で、アメリカの大学から
研究の為にフィリピンに来た大学院生のインタビューを受けた。
大学院生と言っても、一度職に就いて再度博士課程に戻った
女性なのでおそらく30代だろうと思う。

彼女の研究の対象は フィリピンに於ける 韓国人退職者と
日本人退職者の比較
ということだった。

その前提の情報として、私の記憶にあるバギオ市の日本人在住者、
少なくとも長期滞在者を思い出しながら足し算をしてみた。
(この数字は2015年前期ごろの数字だが、
 私が知らない人も5~10家族はいるかもしれない)

1.バギオ在住の日本人家族数 = 29家族(86名)
2.上記の内 退職者の数   = 14家族
  (退職者は60歳以上とした)
3.29家族の内 国際結婚の家族 = 18家族
4.上記国際結婚の内の退職者の数 =  9家族
5.上記29家族の内ビジネス・定職者 = 16家族
6.上記退職者の内ビジネス・定職者  =  1家族

・・・という結果が出た。
日本大使館の方に数年前に伺ったバギオ市周辺の
在留届をした日本人は150名ぐらいだとの話だったので
おそらく大きな違いはないかもしれない。

ただし、この在留届というものは、フィリピン生まれ、フィリピン
育ち、日本語は話せず、日本に行ったこともない日本国籍の
人も入っているし、長期滞在の日本人であっても在留届を
出していない人もいるので注意が必要だ。

大学院生が一番興味を示していたのは、韓国人退職者は
フィリピンでビジネスをすることに大変熱心だが、
日本人退職者は何故ビジネスをやらないのかという点だった。

私自身も以前から、何故 バギオの韓国人はビジネスに忙しい
んだろうと思っていた。
おそらく若い人たちなのだろうと思っていたが、大学院生の
話によれば、60歳を過ぎた退職者でも まずビジネスをやる
と言うのだった。

いろいろと話を聞いていると、おおよそ日本人と韓国人の
ビジネスに対する考え方が違っていることが分かってきた。

ー 日本人退職者はほとんどがサラリーマンであった。
ー 韓国人退職者は自営業者だった人が多い。

ー 日本人退職者は 年金でそこそこの生活が出来る。
ー 韓国人退職者は 年金だけでは生活が難しい。

ー 日本人の場合、日本で商売をやっていたら、わざわざ
  海外に出ようとは思わない。
ー 韓国人は 政府も海外へ出ることを推奨しているし、
  お金を稼ぐことについては国内も海外もない。

ー 日本人は退職後にビジネスでリスクを取ることを好まない。
ー 韓国人は退職後でも ビジネスで金を殖やそうとする。

ー 日本人は自分で始めたお店だったら愛着をもって継続する。
ー 韓国人は お店などビジネスを転売することで利益を得る。

バギオ在住の日本人在住者は 上のように家族を含めても
90人程度であるが、韓国人は7千人ぐらいだとのことだった。
ただ、何年か前に読んだ新聞では、1万人とか2万人とかいう
数字が書いてあった。
ちなみに、バギオ市の人口は 公称で30万人以上である。
実際には登録されていない住民を含めると40~50万人では
ないかとも言われている。

韓国人の場合、フィリピンでお金を稼いだら、韓国に帰るという
人が多いそうだ。
高齢になってからの医療や介護施設を考えてのことらしい。

日本人はどうだろうか。
日本国内の現状を考えると、日本に帰ったからといって、
費用も考え合わせると 最先端だが高すぎるとか、
介護施設には長蛇の列で介護要員も足りないときている。

最近は日本政府が、高齢者は東京や大阪などの大都市から
田舎へ移住しろと言っている
らしい。

田舎へ移住するんだったら、フィリピンも同じようなもんである。
ただし、最近の円安で フィリピンもなかなか厳しいが・・・

最近は 日本では高齢者の孤独死なども多い。
フィリピンなら 人知れず孤独に死ぬということはなさそうだ。
なんせ人だけはてんこ盛りにいる。

しかし、日本人高齢者が英語も話せなくて一人でフィリピンに
住むには いろいろと難しい問題も出てくる。

身近なフィリピン人に迷惑をかけずに生き、そして死ぬという
ことを考えておくことも必要なことだと思う。

・・・・

たまたま、外務省から以下のような統計が発表されました:

海外在留邦人数調査統計

 (Annual Report of Statistics on Japanese Nationals Overseas)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/tokei/hojin/

下のリンクが平成27年度版(平成26年(2014年)10月1日現在)です。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000086465.pdf

これを見ると、日系企業のフィリピンへの進出がかなり増加しているようです。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000086464.pdf

平成27年度版(26年時点)の在留邦人の数は、
フィリピン 18,870人となっています。

又、その内の永住者は 5,098人です。

尚、在フィリピンの日本国大使館がまとめた在留邦人数については、こちら:

(ただし、平成23年10月13日に掲載されたデータ)

http://www.ph.emb-japan.go.jp/pressandspeech/osirase/2011/101411.htm

フィリピンは、1万8,202人 (前年比5.82%増) で13番目に在留邦人が多い国 となっています。」

マニラ首都圏は、1万227人 (前年比0.40%増) で17番目に在留邦人が多い都市 となっています。マニラ首都圏の 前年と前々年の順位は いずれも 19番目 です。 」

マニラ総領事館は、1万4,469人 (フィリピン全体の79.49%、前年比2.04ポイント減) で全223領事公館中25番目 (前年も25番目)、 セブ出張駐在官事務所は2,421人 (同13.30%、前年比0.01ポイント増) で73番目 (前年は72番目)、 ダバオ出張駐在官事務所は1,312人 (同7.21%、前年比0.63ポイント増) で89番目 (前年は93番目) に在留邦人が多い公館 となっています。」

・・・・

ところで、フィリピン側でのデータはどうなっているのかを探してみますと、下のサイトが見つかりました。

フィリピン政府の統計局の 2010年の数字です。

http://web0.psa.gov.ph/content/foreign-citizens-philippines-results-2010-census

これを見ますと、フィリピンに住んでいる外国人の人口は、総数で

177,400人となっています。

その内 日本人は 12,000人です。

1位は、アメリカの30,000人、2位は 中国 29,000人、3位が日本、

4位は インド、 5位は カナダ・・・なんですね。

あれれ・・・・あんなに多い韓国人の数字がないのは 何故???

地域別の外国人数で バギオ市を含むCAR(山岳地域)は 2,700人ですね。

これは日本でいうところの国勢調査 センサスの数字なんですけど、どういうデータ取りをしているんでしょうか?

・・・・

別のフィリピン退職庁関係のデータを探しだしました。

こちらのサイトには 韓国人の特別退職者ビザ所有者についてこんなことが書いてあります。

http://myphilippinelife.com/philippines-retirement-visa-srrv/

THE SRRV IS POPULAR WITH? The PRA reports issuing 27,000 SRRVs to citizens of 107 countries.  It may surprise you to learn that Chinese nationals comprised 38% of those who enrolled in 2011. Koreans were 27%, Japanese 10% and North Americans 6.5%.

つまり、特別退職者ビザは 107カ国 27,000人の外国人に発行されていて、中国人 38%、 韓国人 27%、 日本人 10%、 北アメリカ人 6.5%・・と書いてあるんですね。

ってことは、センサスのデータと違って、少なくとも 27,000人の27%=7,290人の韓国人がフィリピンにいるはず・・・なんですけどねえ・・・

おかしいなあ~~~~

 

 

 

 

 

 

 

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