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2016年1月 1日 (金)

2015-2016年 「ゆく年・くる年」 in Baguio City, Philippines

フィリピン・バギオ市に永住を始めて11回目の大晦日と元旦。

・・・まあ、相変わらずということなんですけど・・・・

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我が下宿の 大家さん一族が集まりまして・・・

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こんな感じの 大晦日大宴会になるんです・・・

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そして 何をやるかっていうと・・・

左側の暗がりで 腰をかがめている男の人がいますね・・・

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・・・はい。 花火です。

まあ、耳の鼓膜が破れそうな音がします・・・・

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焦点が合わない写真ってのも たまには いい感じ・・・

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・・・真ん中で椅子に座っているのが この一族のお婆ちゃん。

足腰は少し弱ってきているものの、一日中動き回り、口も一日中回転しているお婆ちゃん。

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はい、これは 爆竹です。

これが さらに 鼓膜破りの大音響。 時間も長いんです。

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耳をふさいでいるのが 分かりますか?

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・・・こんなところで こんなにデカイ花火をぶっぱなしていいのか?

って言うぐらいの花火の打ち上げ・・・・

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・・・日本だったら、まず普通には売ってもいないでしょうけど、 警察や消防が駆けつけてくるでしょうね。

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種類もいろいろやっていましたけど・・・これは小さい方ですね。

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この一族は、名門のお金持ちなんで、こういう派手なこともできるんですね。

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大きな花火になると、火の粉がばらばら落ちて来て 危ないったらないんです。

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そんなことは ま~~ったく 「ノー・プロブレム」 ってのが やっぱ フィリピンです。

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そして、年が明けて、それぞれにご挨拶をしたら・・・これ・・・

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深夜のお夜食・・・

まあ、日本で言うならば、「年越し蕎麦」みたいな感じなんでしょうかね?

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いただきま~~~す !!

・・・・

さて、一方。

私は もちろん 紅白歌合戦を テレビで見ていたんですけど、

大晦日の11pmごろから 上のような 花火大会になったわけなんです。

そして、

年が明けても、大家族の歓談は続いて、

私が3時間ばかり寝て、起きてきた時までやっていました。

・・・・・・

元旦の5AM、私は 初日の出を拝みに行くことに。

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本当は サント・トーマス山(2000メートル級)に行きたかったんですが、環境保護の問題が年末に大きくなってしまい、山に登る道路が閉鎖されてしまったんです。

それで、観光スポットとして有名な マインズ・ビュー・パークへ行くことに。

そこに、いつの間にか出来ていたのが、このセブンイレブン。

「おでん」の鍋があったんですけどねえ・・・

残念ながら、早過ぎちゃって、準備の前でした。

食べたかったなあ・・・・

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5:45amぐらいの Mines View Park 前の道路。

公式の日の出は 6:25amとなっていたんです。

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・・・ですが、展望台に行くと、空はかなり明るくなりつつありまして・・・・

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・・・しかし、山々には ごらんの通りの 雲がかかり・・・・・

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なんだか、だんだん 嫌な雲行きに・・・・

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カメラマンも心配そう・・・

日本人の声も 数名聞こえていました・・・・

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雲の切れ目に 明るい窓が 開きはじめ・・・・

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やっと お日様の光が 漏れ始めました・・・・

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待ちかねた人たちから 「おお~~~」との声が湧き上がり・・・・・

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連写で バチバチとったら この1枚だけに 真ん丸な太陽が映ってくれていました。

ほんの1秒くらいの瞬間の出来事。

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・・・そして、その後は、もう一度 雲の中にお隠れになり・・・

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その後、しばらくして、すっかり雲の上にお日様が上りました。

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7AMちょっと前の お土産商店街。

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セブンイレブンのおでんに未練を残しながら、家路につきました。

・・・・

おっとっと・・・・

写真をとることばかりを気にしていたんで、

お日様が出た時に 手を合わせるのを うっかり忘れてしまった・・・

なんてこった・・・

でも、1秒だったから 無理だったかなあ・・・・

・・・と自己弁護。

明けましておめでとうございます。

今年も このブログを 宜しくお願い申し上げます。

させ・たもつ @ バギオ

 

 






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2015年12月30日 (水)

なぜか 晦日に 「広島スタイルお好み焼き」 作り方教室

12月30日・・・晦日だと言うのに、広島流のお好み焼き教室がありました。

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たまたま下宿の近くの英語学校でのイベントだったもんで、ちょっと広島流お好み焼きの作り方を見たくて、参加してみました。

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講師は 広島からやってきた男性。

プレゼンテーションもしっかり準備してありました。

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自己紹介の後、 広島という町のご紹介。

平和公園と宮島の写真が。

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そして、なんと、「お好み焼きの歴史」。 凄い。

この1950年から・・というところの絵。

これは正に、私が小学校に通っていたころの図ですね。

学校帰りの途中に、トタンぶきの小汚い小さな「お好み焼き」のお店があって、小学生や中学生がたむろっていました。

そこのお店のお姉さんの素晴らしい手さばきに見とれながら、とっても美味しく出来上がるお好み焼きに魅了されたものです。

中に入っているものと言えば、今から考えればお粗末なもので、生地、キャベツどっさり、天かす、そしてお肉はなくて蒲鉾。 

「これは広島流なのよ・・・」

というお姉さんの話に聞き入っていたものです。

ぎゅうぎゅうと 何度も具を上から押して、平べったく伸ばして、ソースを塗り、削り節と青海苔をかけて終了。

それはそれは美味しいお好み焼きだったんです。

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そして、講師の話は、大阪流と広島流の違いに入りました。

大阪では一度食べたことがあるので、何が違うのか ちょっと興味があったんです。

大阪は最初に混ぜ混ぜしてしまう。 広島はひとつひとつを載せていく。

・・・ってことらしいです。

その点では、私が小学校の時に食べたのは、確かに広島流ってことですね。

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さて、そろそろ 実演に入ります。

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私は もう 腹ペコです。

フィリピン人の参加者の皆さんも 興味津津で説明を聞いていました。

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まずは 専用の粉(ここではたこ焼き用でした)を解いて延ばします。

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キャベツをどっさりのせ。 ネギも載せます。

本当ならここで天かすやらモヤシを入れるみたいですが、これはなんでしょうね?

聞き逃してしまいました。

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皆さん 立ち上がって、しっかり覗きこんでいます。

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そして、その横で 焼きそばが 始まりました。

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そして、その焼きそばの真ん中に 生卵を落とす・・・

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次に、焼き具合を確かめてから、・・・・・さあ、ここがポイントです。

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「えい、やあ~~」っと、焼きそばの上に 合体!!

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そして、 ぺんぺんぺん・・・と形を整えます。

私が小学生の時に食べた たぶん10円ぐらいのお好み焼きは、ここで 徹底的に平べったくなるまで 押すんです。 

そうすると大きく伸びて、ボリュームがあるように 見えるしね。

でも、そのお店のお姉さんは、「延ばしてしっかり焼くと美味しくなるのよ・・・」

などと言っていたような記憶があります。

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そして、この講師の方が いろいろ工夫してやっと味が出せたという「お好みソース」。

たっぷり塗ります。

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もちろん、 削り節をたっぷり、マヨネーズもたっぷり。

マヨネーズは やっぱり キューピー だそうです。 笑

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最後は、 これがなくては 達磨に眼がないようなもんです・・青海苔ですね。

こんなに大きな袋に入っている青海苔なんて 見たことないよ・・・ってな感じの大きな袋でした。

ちなみに、こちらのサイトでは、広島流と 関西流のふたつの作り方を紹介してあります。

http://www.okoken.net/cooking/index.html

ここで紹介した広島流とは 若干違うところがありますが・・・

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さて、実演が進んでいる その裏では、キッチンで女性たちが 大量生産をしていました。

どうもお疲れ様でした。

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こういう材料がありまして・・・・

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そして、みんなで 「いただきま~~~す!!」

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どうも、御馳走様でした・・・

なんだか 懐かしい味を いただいたようで、美味しいひとときでした。

 

   




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忘年会で議論 - 何故フィリピンは 女性の社会進出が世界で5位なのか・・

先日 「年末にちょっと真面目に 海外から日本を眺めてみると・・」ってことで、フィリピンの女性の社会進出が世界5位だとか、幸福度指数が高いというようなことを書いたんです。

http://baguio.cocolog-nifty.com/nihongo/2015/12/post-10cf.html

・・・で、たまたま、フィリピン人の若い二人と、日本人二人の4人で 忘年会をやる機会があったので、下のような質問をしてみたんです。

20151229_chi_macarino_and_alex

1.「何故、フィリピンは大統領も含め、会社の管理職も含め、社会進出が進んでいるのか」

2.「何故、フィリピンは 大学での女子学生の比率が高いのか」

3.「選択的夫婦別姓は、フィリピンではどうなっているのか」

4.「フィリピンの歴史教育の中で、日本による占領時代、日本への原爆投下などは どのように教えられているか」

などなど・・・・

まず 1.と2.ですけど・・・

要するに 「男は頼りにならない」 ってことらしいです。

男に家庭のお金の管理を任せてしまうと つまらないものに使ってしまうので、妻が管理を任されるケースが多い。

家族で小さなビジネス、例えば サリサリ・ストアのようなお店、をやる場合でも、妻が経営をやらないと失敗する。

それを面白く解説しているサイトが見つかりました:

http://www.ganas.or.jp/20140918cebugender/

男女格差がほとんどないフィリピンではあるけれど、その背景には困ったことがあるんです、ってことです。

http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/Overseas_report/1201_suzuki.html

こちらのサイトの分析では、男女格差を少なくしている背景には 経済格差があるという視点で書いてあります。

また、女子大生が多いことについても:

「確かにフィリピンでは女性の活躍が目立つ。官界やビジネス界には女性の管理職が当然のごとく存在するし、政界も同様で、すでに女性大統領も過去に二人輩出した。本稿を目にした読者でフィリピンを訪問したことがある人は、誰もがそのような印象を持つのではないだろうか。実際、教育水準も女性のほうが高い。2007年人口センサスによれば、学士以上の学位取得者全体のうち、半分を超える56%は女性なのだそうだ。」

そして、下のサイトでは・・・・

http://www.support-in-philippines.com/philippines_woman.html

フィリピン人女性は高学歴であり、男性労働者の大卒が5人に1人なのに比べ、女性労働者の大卒は3人に1人との調査結果がある。さらにフィリピンでは少々の出費で家政婦が雇えることから、小さな子供がいても安心して仕事に集中できる。フィリピン女性が社会進出をしやすい環境が整っているのである。」

女性の大学卒が多く仕事をしているということ・・・

そして、それを支えている、子守やヘルパーがいるということですね。

さらに、下のサイトでは、経済の側面から、日本と比較しながらの分析をしています:

http://singapore.foreland-realty.com/1755.html

「そもそも日本は、先進国のなかでは女性の就業率が低い。しかも、約6割の女性が出産を機に退職している。いまだに、女性を男性同様に扱わず、補完労働力としてしか見ていないのだ。さらに、給与面からも冷遇されている。男性と同じ働きをしても、男性の約8割の給与しか支払わない会社が圧倒的に多い。この結果、経済協力開発機構(OECD)が発表した「雇用アウトルック2013」によれば、日本の女性の25~54歳の平均就業率は、加盟国中24位と低い。OECD加盟国は34カ国だから、日本は「女性差別国家」と言うしかない。」

・・・・

つまりは、男はだらしない、頼りにならない、お金の管理ができないから、女性たちが 大学へ進み、家庭を養う地位になる・・・ってことみたいです。

忘年会の話の中でも、「フィリピンでは女性の公認会計士が多い」という外国人からの驚きのコメントがあったと聞きました。

ちなみに、私の下宿の大家さん(女性)も、公認会計士で、時々 マニラの中規模の会社に 会計の指導に通っています。

・・・・・

次に、 3.の「選択的夫婦別姓」の件ですが、

残念なことに、日本では、国連からも「女性差別だ」と勧告を受けているにも関わらず、「今の法律は合憲だ」として、国会に下駄を預けてしまいました。

そこで、フィリピンじゃあ どうなってんの ってことなんですが、

忘年会の中で聞いたことは 次のような話でした。

ー 結婚した夫婦は、どちらの側の姓を使っても良い。

ー 夫婦で 姓が異なることもある。

ー もし両方の親の姓を使いたい場合には、例えば、

   夫が ロハス で、 妻が カリニョ だったとすると、

   ロハスーカリニョ などのように 「ハイフン」で両方の姓を繋いで

   使うこともできる。

ー 子供には、夫の姓でも 妻の姓でも 任意につけることができる。

   例えば、長男には ロハスという姓、二男には カリニョという姓。

   これには 家系を継がせるという意味があるそうです。

・・・・ ところで、日本では 選択的夫婦別姓について、なにか誤解をしている人が多いようで、感情的に 「家族の絆が壊れる」というような理由をあげる人たちがいますが、 フィリピンのこのような制度が現実に行われている国と比較すると、 フィリピンの大家族、親戚まで含めた絆の強さと 日本の核家族化で少子化 という現実は どう説明できるのかいな・・・と思ってしまうんです。

・・・・・・・・・・・・

さてさて、最後の 4. 日本軍による占領時代のことを どのように教えられているかって話なんですが・・・

もちろん、学校教育の中で 教科書を通じて 先生から教えてもらうということが基本にはあるんですが、

「歴史上の事柄に関して、生徒と先生、生徒同士などでの議論をする」

「お爺ちゃんやお婆ちゃんから 体験した話を 家族団欒の中で聞く」

などという返事が出てきました。

この二つの点は、日本では なかなか無いことではないかと思います。

まず、私が知る限り、歴史上、特に戦争時代のことについて 「議論」をすることなど 一切なかったし、教科書に第二次大戦の記述があっても、先生の授業は だいたい その前のページで 「時間切れ」で終わってしまう。

お爺ちゃんやお婆ちゃんが家族団欒の中で 戦争中の話をするということは、まず多くの日本の家庭では なかったんじゃないでしょうか。

つまり、日本では 「戦争のことは タブー」 であった、今でも そうだ、ってことじゃないかと思うんです。

フィリピンの人たちは、教科書が アメリカによってコントロールされていることを十分に分かっているようです。

原爆についても質問してみたんですが、これについては ほとんど授業や家庭の中での話も無いようで、はっきりした返事は出てきませんでした。

 

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2015年12月29日 (火)

フィリピン・バギオ市の年末の贅沢は シーズンの サガダの 「柿」 ?

12月中旬、ケノン道路沿いの キャンプ7 の野菜・お土産市場で たまたま見つけたのが これでした・・・

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・・・数年前から バギオの市場に 柿が売られていることは知っていたんです。

そして、Baguio City Market バギオの中央市場に足を運んで、探したこともありました。

でも、その時 発見できたのは、 小さくて、熟しすぎて、一見 汚いな・・って感じだったので、買う気にもなれなかったんです。

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・・でも、今回のこれは、 11月の一時帰国中に、フィリピンでは食べられないから、しっかり食べておこうと 日本で一所懸命に食べた 富有柿と そっくりじゃないですか。

もちろん、即購入。

キャンプ7のお店で 1キロ150ペソでした。 (6個ぐらい)

・・・・

柿については、随分前に話を聞いたことがありまして、

戦前にバギオ周辺に住んでいた日本人が、この地に日本から持ち込んだということなんです。

そのことは、マニラ新聞のサイトでも 日本人移民の歴史を辿る中で紹介されています。

第5回 ・ 戦地に残った家族と柿

http://www.manila-shimbun.com/award/60/award130039.html

「ベンゲット州バギオ市周辺には柿(かき)の木があり、その実は「KAKI」と呼ばれている。百年前、ベンゲット道路(別名ケノン道路)建設に従事した日本人移民が持ち込んだとされ、最低気温が十五度を切る十月から十一月にかけて小ぶりな実をつける。 」

・・・と書いてあります。

ここでは 「小ぶり」な実とありますから、私が数年前に市場でみたのは この小ぶりな柿だったのかもしれません。

さらに、次のページには:

http://www.manila-shimbun.com/award/60/award130046.html

「町にはもう一つ、「日本人伝説」が残っている。徳太郎さんたちが教会敷地内に建てたという寄宿舎とその周囲に群生する数十本の柿(かき)の大木。そして、街角のあちらこちらで自生する柿の木々。これらも「日本人の持ち込んだカキ」として今に伝わっている。」

バギオ市からさらに数時間の山奥にあるサガダの町に柿が植えられたとなっています。

・・・

私が買った この大粒の富有柿に見える柿は、お店の人によれば サガダの柿 だということでした。

このサガダの柿が 我が下宿の近くのキャンプ7のお店では、1キロ150ペソ (およそ400円ぐらい)で、ほぼ6個買えました。

・・・それが 12月中旬の話だったんですが。

今日、12月29日に 大家さんの台所に行くと、この柿が3~4キロ置いてあったんです。

「明日 お婆ちゃんのターラックの家で 親戚が集まるから、サラダを準備しているのよ。」

「こんなにたくさん、どこで買ったんですか?」

「バギオ・シティー・マーケットに行ったら、マニラからの観光客なんかが なが~い列を作って 果物屋に並んでいるし、 1キロ200ペソもするから、キャンプ7に戻ってきて買ったのよ・・・」

キャンプ7のお店では、1キロ160ペソだったそうな。

クリスマスから年末の休みの時期には、マニラなどから観光客がドット・コムでバギオにやってくるので、市内の渋滞はめちゃくちゃで、移動すらままならない。

その大挙してバギオに登って来た観光客が 新鮮高原野菜・果物のメッカであるバギオで マニラに帰る時に 車にわんさか積んで行くんですねえ。 いわゆる流行りの「爆買い」ですな。

それで、バギオ・シティー・マーケットには 長蛇の列ができて、値段も急上昇ってわけです。

・・・

なにはともあれ、日本の立派な柿が フィリピンで食べられるという贅沢は バギオだけの特権ですね。

====

・・と、書いてから翌日、キャンプ7の野菜市場を眺めて歩いていたら、

なんと、珍しく ポリ袋にきちんと入れられた柿が目に入ってきました。

袋には 韓国語と中国語での表示があります。

お店の人に 「これいくら?」 って聞いたところ、

「5個入りで 180ペソですよ」

「これって どこから来たの?」

「韓国です。 ここにハングルで書いてあるでしょ」

ってことでした。

大きさは 先に買った サガダ産とほぼ同じ大きさ。

ちょっと迷ったんですが、ポリ袋の色が 赤い色で、柿自体の色がどんなんだか分からない。

買うのをやめました。

あははは

 

 

 

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2015年12月27日 (日)

年末にちょっと真面目に 海外から日本を眺めてみると・・・

最近というか、年末になると、なんだか日本のことが心配になっちゃうんです。

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テレビなんかでも 1年を振り返って、いろいろとやりますからね。

日本の場合、GDPとか経済指標を中心に 「もっと日本人は頑張らなくっちゃ」っていうような雰囲気があるような気がするんですけど、ここでは、フィリピンと比べて、別の角度から見た日本をみてみましょうか。

まず、あなたに質問:

「あなたは 今 幸せですか?」

・・・145カ国中・・・・・

日本は 92位、 フィリピン は 43位・・・なんです。

これは以下のような考え方で アンケートをとったランキングなんです。

http://www.co-media.jp/article/12870

その5つの項目というのは、

目的:自分がやっていることと、これからの目標に対していい兆しが見えるか
社会:他人といい関係を持てているか
経済:経済に対するストレスは少なく、保障は高いといえるか
コミュニティ:住んでいるところが好きであるか
健康:健康であるか

主な、気になる国の順位を並べてみると:

パナマ    1位
スイス    4位
メキシコ  10位
アメリカ  23位
スエーデン 26位
ドイツ   28位

オーストラリア 40位
フィリピン   43位
イギリス    44位

台湾    59位
インド   70位
イタリア  85位

日本    92位
イラン   95位

英文での元データは こちらのサイトにあります:

Philippines Ranks Higher Than The United Kingdom, Singapore And Japan In Latest Global Well-Being Index

http://www.wheninmanila.com/philippines-ranks-higher-than-the-united-kingdom-singapore-and-japan-in-latest-global-well-being-index/

要するに、主観的な幸福度では、日本人よりも フィリピン人の方が 幸せと感じているんですね。

・・・・ じゃあ、経済的な指標を中心とした幸福度を見てみましょうか・・・

国連がやった数字をもとにした いわゆる「客観的」な幸福度ですね。

158ヶ国中・・・・・

日本は 46位で、フィリピンは 90位です。

http://ishes.org/happy_news/2015/hpy_id001732.html

「報告書によると、幸福度スコアが高かったのは、スイス(10点中7.587点)、アイスランド(7.561点)、デンマーク(7.527点)、ノルウェー(7.522点)、カナダ(7.427点)の5カ国でした。最低スコアはアフリカのトーゴ(2.839点)でした。なお、米国は158カ国中15位(7.119点)、日本は46位(5.987点)でした。

報告書では「一人当たりGDP」「健康寿命」「頼ることができる人の存在」「人生の選択での自由度」「汚職のなさ」「寛大さ」という6つの要素」

・・・・という基準で評価しているんです。

上に書いた幸福度とは ちょうど 日本とフィリピンが逆の順位になっていますね。

「一人当たりGDP」「健康寿命」という客観的数値が効いているみたいです。

 

・・・ちなみに、「一人当たりGDP」は、2014年のデータだと、

日本が27位で、フィリピンは130位ですもんね。 (187カ国中)

http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html

世界の平均寿命ランキング

日本は2位、フィリピンは 124位、ですもんねえ・・・

http://ecodb.net/ranking/wb_le00in.html

ところが・・・こんな現実があるんですね・・・

健康寿命が真実を示す~日本は寝たきり年数ワースト1位!?」

http://健康寿命.net/health/japan/

これを見ると、日本人が寝たきりになってしまう前の段階までの寿命でいうと:

男 70.4歳、女 73.6歳・・・なんです。

なんと10年間ぐらい寝たきりになっちゃってる。

http://top10.sakura.ne.jp/WHO-WHOSIS-000002R.html

こちらのサイトのデータでみると、

健康寿命は、

日本が 75歳、 フィリピンは 60歳 になっていますね。

フィリピンの場合に 「寝たきり」だとか「介護難民」だとかいう話はあまり出てこないんですけど、大家族だから 家庭内でひっそりと介護をしているんでしょうかねえ・・・

 

・・・・ ですから、日本人は 客観的にみると幸福そうに見えるんだけれど、

主観的には あまり幸せとは感じていないって話になりそうです。

・・・・ 最近日本は、「一億総活躍」だの、「女性が輝く」などと騒いでいるんですけど、

その点で フィリピンと日本を比べてみると・・・・

世界男女間格差ランキング2013 

日本は主要国最低の105位

http://sekaitabi.com/genderequality2013.html

「アジアで唯一上位、男女間格差の低い国フィリピン」...

1位:アイスランド
2位:フィンランド
3位:ノルウェー
4位:スウェーデン
5位:フィリピン

中国:69位
インドネシア:95位
インド:101位

日本:105位
韓国:111位

・・・・日本は 完璧に負けていますね。。。フィリピンから学ばないといけません。

おまけに、日本の民主主義国家としての自由度はどうなんだ? と見てみると。

報道の自由度: 日本は61位 (180カ国中) 

http://ecodb.net/ranking/pfi.html

どうも、日本は これよりも低下していくらしいですね・・・・
とても先進国、自由民主国、一等国では ないな。

 

フィンランド 1位
カナダ    8位
ドイツ   12位
ガーナ   22位
オーストラリア 25位
イギリス  34位
南アフリカ 39位
アメリカ  49位
台湾    51位

韓国    60位
日本    61位
フィリピン141位
ロシア  152位
中国   176位
北朝鮮  179位

・・・フィリピンはかなり低いんですが、日本も威張れませんね。

========

こういうデータを見ていて、海外にいる私に 日本がどう見えるかっていうと、

あまり報道の自由度のない、

思い込んでいる程には自由民主主義的でもない国で、

教育や仕事の中で 大きなストレスを抱えながら、

精神的に病んで、それでも 

過剰に働きながら、

男女の平等も世界の最低レベルで、

少子化におののき、高齢化に疲れ、

幸せを感じている国民も少ない・・・

・・・・・・

ついでに、最近の話題から もうひとつ。

http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/02/miyamoto-ariana_n_6991310.html

ミス・ユニバース2015 日本代表 宮本エリアナさん。

なんで、ここでわざわざ取り上げるかなんですけど。

我がふるさと 長崎県佐世保市の出身だからなんですねえ。

そして、このエリアナさんが、いろいろと叩かれました。

純粋な日本人じゃない、とかなんとか・・・

そういう人には 是非 自分のDNA鑑定をやって欲しいですね。

純粋な日本人ってなんですかね?

そこで、地元ひいきもあって、日本人って なんでこんなに心が狭いんだろうな~~って思ったわけですよ。

「あなたは 何人ですか?」

って聞かれたら あなたはおそらく 「日本人だよ」って答えるでしょうね。

「その根拠はなんなんだ?」

って聞かれたら、どう答えますか?

普通は 「国籍が日本だから」 でしょうね。

あるいは、

「日本で生まれて、日本で育ったからだよ」 ですかね?

それなら エリアナさんも同じですよね。

「日本語をしゃべって、日本のことを 普通によく知っているから」 ですかね?

本当に日本のことを知っていますか?

私も最近 不安になるんですけどね・・・

一応日本語教師をしているんですけど、知らないことが多すぎる。

最近日本に帰化した、日本文学の翻訳者である ドナルド・キーン さんの本を読んだんですけど・・・驚きました。

日本の最高峰の文学者や小説家などと同じレベル、あるいはそれ以上の研究者ですね。

日本の古典についての造詣も並はずれです。

この ドナルド・キーンさんも 日本国籍ですから、日本人なんですね。

じゃあ、あなたが、私が、日本人だという証明はどこにあるのか・・・

まあ、いい加減なものです。

さて、そこで、フィリピン代表を見ていただきましょうか・・・・

http://news.livedoor.com/article/detail/11001065/

これは、例の 表彰を間違っちゃったって おお騒動の記事ですね。

http://jp.reuters.com/article/miss-universe-idJPKBN0U40HY20151221

フィリピン代表のピア・ウォルツバックさん

「ドイツ系フィリピン人のウォルツバックさんはドイツのシュトゥットガルト生まれで、フィリピン南部カガヤン・デ・オロ育ち。女優やモデルとして活躍している。」

・・・・

フィリピン代表は ドイツ系ですよ。

それもドイツで生まれている。

そういう人が フィリピン代表になって 世界大会で優勝している。

「なんか文句あるの??」

って話です。

フィリピンに植民地根性があるとするならば、

日本はやっぱり島国根性ですかねえ。

・・・おっと、申し遅れました・・・

「日本代表の長崎県佐世保市出身、宮本エリアナさん(21)が6位タイの成績を収めた。」

http://www.asahi.com/articles/ASHDQ32YLHDQTIPE002.html

80カ国集まって 6位ですよ、6位・・・笑

・・・ ちなみに言っておきますが、私は個人的には、こういうミスコンはあまり好きじゃあないんです。 世界大会に出てくるようなスマートな女性は 私の好みのタイプじゃないもんですからね・・・あははは

・・・・・

ということになりそうなんです。

なんと悲観的なんでしょうねえ・・・・

私は本来 楽観的な あっぱらぱ~~な人間なんですがね・・・

こういうのを「憂国」って言うんですか?

 

 

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