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2016年6月26日 (日)

最悪な午前中と 最高の夕方: クラシック・ギタリスト Sachiko Miyashita コンサート

金曜日のことです。

今は、日本語教師養成講座をやっているんですけど、

それは月・火・水の午後だけなんです。

たまたま、来週は在外投票なんやらで マニラに行くことになったんで、

その振り替え授業を 金曜日の朝にしたんです。

習慣っていうか、慣れは怖いですねえ~~。

日比友好月間の諸々の準備で、頭の中が一杯だったんです。

・・・で、金曜日というのは頭の中にあったのに、すっかり午後だと思い込んでいたんです。

朝10時を過ぎた頃、携帯にメールあり。

ひげも剃らずに 家を飛び出し、1時間遅れでの授業。

幸運にも、午後1時までは 大丈夫ってことで、2時間の授業を無事に終了。

ぐったり疲れて、下宿に戻り、夕方のクラシック・ギター・コンサートに備えて昼寝。

Img_4225

コンサートの会場は コーディリエラ大学の講堂。

一応 日比国交正常化60周年もお祝いしてのイベントということになっていたんですが、たまたまこの大学の創立70周年だってことで、ダブルのお祝いということになっていました。

舞台の設えも いつもとは違って しっかり作ってありました。

メインは、日本人 クラシック・ギタリストの 宮下祥子(さちこ)さん

聞くところによれば、日本の女性クラシック・ギタリストの中ではトップクラスの方だとか。

私は、オーケストラは好きなんですが、ソロの楽器にはほとんど馴染みがなく、あまり期待もしていなかったんです。

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大学側が仕切ってオープニングのお祈り、フィリピン国歌、日本の「君が代」と続き、その後に大学の賛歌なるものが 大学のコーラス部を中心に歌われました。

この大学の賛歌が なかなかのもの。 ちょっと宗教音楽みたいで立派だった。

主催者やら共催団体の紹介の後に、支援団体なんかの紹介もあったんですけど、たまたま北ルソン日本人会ってことで最低限の寄付をしていたもんだから、私の名前まで呼ばれてしまって、後ろを振り向いて軽く手を振りました。

(どうも、これは、司会者が 数年前から日本映画祭なんかで知り合いだったもんで、わざわざ名前まで出してくれたんじゃないかと思いますが・・・)

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その後、このコーラス部のパフォーマンスがあったんですけど、

これが感動ものでした。

琴線に触れる・・って言うんですかねえ

その素晴らしいハーモニーに 聴き入ってしまって、涙が出そうでした。

私の場合は、オーケストラで バイオリンなどが唸る(表現がいまいち)ようなところで、気持ちが昂ぶって感動することがあるんですけど、 人間の声っていうのは それを上回る素晴らしさがありますね。

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コーラス部とのコラボで、マニラからのフィリピン人女性声楽家も歌ったんですが、その高音が透き通っていてなかなかでした。

(ちなみに、後で聞いた話では、この声楽家の女性がバギオ出身だということで、今回のバギオ公演が決まったのだと聞きました。)

でも、やっぱ私の場合は、ソロよりもコーラスですかねえ・・・

言葉は分かりませんからね。

音のハーモニーなんですね。

それでも 感動して涙が出そうになった。

さて、いよいよ メインの登場です。

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結論から言うと、「凄かった」 です。

クラシック・ギターが こんなに素晴らしいものだというのは知りませんでした

これも涙が溢れるのを我慢するのが大変でした。

隣に座っていた女性も 目の周りが赤く見えました。

・・・・・・・

バギオ公演でも演奏された「羽衣伝説」 沖縄の昔話が元だそうです:

https://www.youtube.com/watch?v=4Y8KicphEfo

・・・・

何に感動したのか・・・なんとも表現のしようがないんですが・・・

「琴線に触れる」とはよくも言ったもんです。

私の「ギター線」に触れちゃったんですね。

ギターという楽器との 真剣勝負という雰囲気に圧倒されました。

電気を通していないクラシック・ギターで、こんなにも凄い音が出せるものかという感じ。

Img_3425

====

これで、悪夢の午前中から 至福の夕方に 急旋回をしたのでありました。

こんなにハッピーな時間というのは そうそうありませんからね・・・

そのまま下宿に帰るのももったいない・・ってことで、

晩御飯を兼ねて、近くの ライブ・ハウスへ・・・・

Img_4244

8時を過ぎていたんですが、まだライブはやっていなくて、

取りあえずは晩御飯。

9時ちょっと前くらいから 「ベン・ヘー」とか言うグループの演奏がスタート。

Img_4252

結構年配みたいなメンバーも・・・

電気配線の中での ボリュームの大きな演奏です。

最初は ローカル曲・・・そして英語の曲・・・・

クラシックから いきなり5人編成のエレキ・バンドですからねえ・・

この落差・・・

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ギターが3本・・・手元が気になって、比べちゃいけないけど、比べちゃった。

まあ、素人の言う事ですから いい加減な話ですけど、

あのクラシックのギタリストは この3本を1本でやっていたな・・

ってな感慨がありました。

ドラムとジョンベ(太鼓)を含めて この5人分を 宮下さんは1人でやっていたんじゃないか・・・ってな感じ。

それに、このエレキ・バンドは、マニラで聞いたバンドなんかよりは、かなり抑えた音量だったんですけど、歌もやっぱり基本は「シャウト」なんですね。

ハーモニーというよりも リズムだなあ・・と感じたんです。

でも、まあ、飲み屋でのバンド演奏ですからね。

お客さんとの言葉のやり取りも仕事の一部。

「じゃあ、もう一曲 練習ね・・・あはは」

と言いながらの演奏でした。

でも、でも、そこで出てきたのが サイモンとガーファンクルの懐かしの一曲

https://www.youtube.com/watch?v=9C1BCAgu2I8

ミセス・ロビンソン

・・・これだけで、すべて水に流しました。

Img_4279

そして、ハッピーな儘で 下宿に帰ることができました。

いや~~、いい一日だったなあ・・・・

=====

CDは amazonでも買えるようです:

https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%AE%E4%B8%8B%E7%A5%A5%E5%AD%90%E3%80%88%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%BE%E3%80%89-%E5%AE%AE%E4%B8%8B%E7%A5%A5%E5%AD%90/dp/B00U6VCGO6/ref=sr_1_5?s=music&ie=UTF8&qid=1466934111&sr=1-5

 

 

 

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