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2016年5月 7日 (土)

フィリピン・「バギオ市を創った人々」に選ばれた日本人・日系人

今日、たまたま、Hill Stationというカフェ・レストランで バギオ・シネマテークのマネジャーと話をしていたところ、こんな本を紹介してもらいました。

(本は レストランが所有しているもので、限定版として発行されたもののようです。)

 

この「ビルダーズ・オヴ・バギオ」(バギオ市を建設した人々)という本は、

フィリピン・バギオ市の市制100年記念に発行されたもので、

1909年ー2009年の100年を振り返って、その貢献者を掲載してあります。

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このバギオ市の開発は、1905年に開通したベンゲット道路(現在のケノン・ロード)によって、アメリカによる計画都市の建設にはずみがつきました。

このベンゲット道路の建設工事に携わった日本人たちが、その後のバギオ市建設にも関わっていったのです。

詳しくは、こちらのサイトでどうぞ:

http://janl.exblog.jp/7076729

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鹿児島出身の浜田氏 と 広島出身の大久保氏

バギオ市における草分けの日本人

(写真の上でクリックをすれば、拡大して読むことができます。)

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オセオ浜田氏

バギオ・ミッドランド新聞の経営者

詳しくはこちらで:

http://janl.exblog.jp/17888942/

 

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シナイ浜田氏

ルソン島北部地域一帯で最も信頼されている新聞 バギオ・ミッドランド新聞の創設者。

小説家でもあったようで、「Tanabata's Wife」(たなばたの妻)という短編がフィリピンの学校でも教材として教えられいたそうです。

詳しくはこちらで:

http://baguio.cocolog-nifty.com/nihongo/2013/01/post-a2b3.html

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早川ヒデオ氏

戦前のバギオ市の目抜き通りセッション通りで「ジャパニーズ・バザール」を経営し、当時の日本人会(バギオ日本人会、その後 北部ルソン日本人会)の会長でもあった。

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カルロス寺岡氏

元日本国名誉総領事

元フィリピン日系人会連合会会長

北ルソン比日基金理事長

北ルソン日本人会相談役

・・・いつもお世話になっている方です。

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古屋正之助氏

戦前の「ジャパニーズ・バザール」にあった写真館「パイン・スタジオ」の写真部長。

その後、バラトック鉱山で写真館を経営。

当時の大統領などともアーティストとして交流があった方です。

その息子さんである 古屋英之助様には、バギオの歴史などについて、いろいろとご教授いただいております。

古屋様ご家族のことについては、こちらのサイトで詳しく掲載されています:

http://www.manila-shimbun.com/navi_manila/navi_pdf/vol3/navi0309.pdf

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フィリピン、ルソン島北部山岳地帯の日系人の母ともされる シスター海野

このシスター海野の尽力なくしては、フィリピンの日系人の生活向上はなかったことでしょう。

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北ルソン比日友交協会や北ルソン比日基金(アボン)の創設をつうじて、戦後の厳しい反日感情の中を 山奥でひっそりと生き延びてきた日系人を救いだした方です。

詳しいことは、こちらのサイトをご覧ください:

http://janl.exblog.jp/14295516

 

シスター海野に関する書籍は、こちらで:
         

      
    
 

 

バギオの虹―シスター海野とフィリピン日系人の一〇〇年

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%82%AE%E3%82%AA%E3%81%AE%E8%99%B9%E2%80%95%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%B5%B7%E9%87%8E%E3%81%A8%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E6%97%A5%E7%B3%BB%E4%BA%BA%E3%81%AE%E4%B8%80%E3%80%87%E3%80%87%E5%B9%B4-%E9%B4%A8%E9%87%8E-%E5%AE%88/dp/4901053183

以上、貴重な本を発見しましたので、皆様にお裾分けします。

私も、今から読みます・・・・

・・・・・・

尚、「バギオの歴史探訪」シリーズというものが、北ルソン日本人会のサイトで掲載されていますので、御案内まで。

http://janl.exblog.jp/13504807/

ところで、これらの情報に基づいて、「戦前のバギオ市のイラスト・マップ」が出来ないものかと、今 いろいろと情報収集をしているところです。

バギオの多くの方々から、様々な情報をいただいているところです。

ちゃんと出来るかどうか、やや心配ですが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

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2016年5月 6日 (金)

日本語研修の生徒たちが フィリピン料理の作り方をプレゼン

日本語能力試験のN4レベルを復習している生徒たちに 「フィリピン料理」の作り方について発表をするように宿題を出しまして。

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・・とりあえず、模擬試験の3回目をやった後に、プレゼンをしてもらうことに・・・

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3名の生徒たち、それぞれに 異なる料理について発表するようにしました。

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最初の発表は 「トロン」 という おやつみたいなもの。

バナナ、ジャックフルーツ、ジャガイモを 春巻きみたいにして、それを油で揚げるというもの。

街中の路上なんかでも売られているようです。

「ラッパー」と書いてあるのは、春巻きなどの「皮」のことです。

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出来上がりは こんな感じ。

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二番手は、「ピニクピカン」という シンプルな鶏料理。

聞くところによれば、この「ピニクピカン」には、「Kill me softly」などという意味があるんだとか。

なんでか~~って言うと、

生きている鶏を棒で叩いて、内出血を起こさせ、肉をソフトに、美味しくするんだということらしい・・・

この料理は、バギオ市からさらに山奥に入った山岳地帯などで、様々な儀礼にも供えられるもののようです。

ってわけで、これを料理するってことは、かなり神聖なもののようです。

・・・

この鶏丸ごと1羽を ささっと描いている学生に、ちょっと感動しました。

日頃から、鶏やら豚やら山羊などを、目の前で解体し、お祝い事や葬式、さらにお祭りなどで、一緒に食べている人たちだからこそ、羽をむしられた裸の鶏や、内臓の部位などを、ちょちょいのちょいで描けるんでしょうねえ。

おそらく、一般の日本人、特に若い人たちには、描けない絵ではないかと思います。

この料理は 至極シンプルな料理ですが、およそ1時間ほどは煮込むそうです。

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はい、最後に控えしは、大変ポピュラーな 「ピナクベット」 です。

私も 下宿で 結構頻繁に食べています。

野菜がいろいろ摂れるので、健康には良さそうですね。

一番下に書いてあるのは、「バグネット」という豚肉と、

「エビのアラマン」という 小海老の塩漬け だそうです。

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この3名は、6月に日本に留学することが決まっているので、

出来る限り 本人たちが話したいことを発言できる機会を増やそうと工夫しているところです。

しかし、一方では、日本語能力試験対策も必要なので、バランスが難しいんですよねえ。

プレゼンテーションの方が楽しいんだけど・・・

 




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2016年5月 2日 (月)

バギオ市はあっちこっちで道路工事。 大渋滞の、そのタクシーの中で流れたこの一曲。

一応 日本語教師なんで、季節労働ですけど、今は毎日 月ー金は 出勤なんです。

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ジプニーは乗換が大変なんで、往復タクシーなんです。

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今は夏真っ盛りってこともあって、高原避暑地のバギオ市は、渋滞が日常化しているんですけど、ここんところ 私が通勤する ケノン道路でも 大渋滞が頻繁に起こるんです。

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なんでかって言うと・・・私の通勤路だけでも、3か所で道路拡幅工事をやっているんです。

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前を走るのは、5月9日の総選挙を控えて、町中で賑やかな候補者の宣伝カー。

噂によれば、この時期に道路工事をやるのは、国会議員の戦略ではないかと・・・

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「俺を再選しなかったら、この工事は中断だぞ!」

・・っていう選挙民に対する脅しだっていう冗談話があるとか、ないとか・・・

====

さて、この大渋滞に巻き込まれて うとうとしていたら、

流れてきたのが この曲・・・

https://www.youtube.com/watch?v=Pf3aVWL0HBI

な~~んか、懐かしい曲だなあ・・・って思ったんです。

タガログ語なんで 最初はわかんなかったんですが、

しばらく聴いていたら 台詞を思いだしました・・

「グ~バイデイ・・・・・」

誰だったかな・・作曲は、歌手は・・・

https://www.youtube.com/watch?v=9N48dO2311w

これでした・・・

来生たかお の 「グッバイ・デイ」

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タクシーの 運ちゃんに尋ねたんです、

「このラジオ局は どこなの?」

「いいや、これは USBメモリーだよ。」

「おお、それは、あなたのコレクションってことか。いいコレクションだねえ。」

この曲の後に掛ったのは、

サイモンとガーファンクル

そして、その後は、カントリー・ソング・・だった。

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こちらでも 拡幅工事中。

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私の 最大の関心事は、この松の大木が どうなっちゃうのか・・・なんです。

今回の工事で切られなかったにしても、いずれ枯れてしまうのか・・・・

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開発が 整然と進むのは地元の人たちにとっても歓迎なんでしょうが、

計画的に、バギオの避暑地としての良さが いつまでも残されることを望みたい。

・・・・・

The Sound of Silence (Original Version from 1964)   

https://www.youtube.com/watch?v=4zLfCnGVeL4

「グッバイ・デイ」 や 「サウンド・オブ・サイレンス」 のように、

いつまでも 人の心に残る町 美しい避暑地であって欲しい

 

 









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