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2016年2月 8日 (月)

「正常色覚」が本当に有利なのか : 我が生涯の悔恨 50年前の失敗

たまたまFACEBOOKで見かけた、こんな記事に私は吸い込まれました。

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正常色覚」が本当に有利なのか・・・

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/16/012700001/020500007/?P=5

「ここで、なにか涼やかな風が吹いたように感じた。「2色型や明確な変異3色型」というのは、今の医学の言葉では「色覚異常」とされる。しかし河村さんの研究の上に立って見渡すと、実はヒトの集団が持っているのは「異常」ではなく、「多型」なのだ。 」

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それは、私が中学校3年生の時だったと思う。

健康診断の定期的な検査が学校で実施され、生徒でもできる検査は生徒に任された。

多分 学級委員の一人だったからだと思うが、私もその担当の一人となった。

私は、その当時のいわゆる「色盲検査」を任された。

何をやるかっていうと、例の絵本のような検査の本を パラパラとめくって、色覚が正常か異常かを判断するというものだった。

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検査には、次から次に生徒たちがやってくる。

それを、次から次に ページをめくっては、判断する。

早い話が、退屈な役割だった。

そこに、その後輩が現れた。

もちろん、後輩といっても、初めてみる後輩だった。

同じように、絵本をパラパラとめくる。

この後輩は 他の生徒とは 答えが違っていた・・・

「あっ、分からないの? 異常だね・・・」

私は、興奮した・・・喜んだ・・・退屈さが、好奇心に変わったからだ。

子供というのは 残酷である。 (自分のことですが)

その後輩は 色をなして説明をしようとした・・・

「分かっているんです。 お医者さんにちゃんと診てもらって・・・」

私に そんなことが分かる訳もなかった。

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しかし、その事が、それからずっと、私の頭から離れることはなかった。

なにかちょっとした事があると、

私自身が恥ずかしい思いをしたりすると、

そのことが ふっと頭に蘇るのだ。

悪いことをしちゃったな・・・

という悔恨である。

ひとの心を傷つけてしまったな・・・

という後悔である。

====

ひとは、この眼で、他の人たちと同じような光景が見えていると思い込んでいる。

しかし、そうではないらしい、と言う事が いろいろと分かってきた。

専門家たちがスピーチを行う TEDSという番組で観たのだが、

世の中には、言語で物事を考えるのではなく、映像でものを思考する人たちもいるのだという。

世界の見え方は、みな同じという事ではないのだ。

意見が違うというのとは異なる。

見え方自体に 個体差があるということだ。

考え方自体にも 個体差がある。

====

ひとは、自分が理解する仕方でしか、他の人たちを理解することが出来ない。

いくら議論を交わしても、分かりあえないことがある。

それは、元々 世界の認知の仕方が異なるところに 理由があるらしい。

神様が 元々 人類の言葉がひとつだったのを お互いに理解しあえないように 多言語にしたという 聖書の物語がある。

それは、どうも、言語の問題だけではなかったようだ。

しかし、がっかりすることも なさそうだ。

この「色覚」の研究者は、 いわゆる「色覚異常」が 人類の生き残りに有利なのだとも考えているらしい。

===

あの時の 「後輩」君・・・

もし あの時のことを覚えていたら、許してください。

あなたは、「異常」なのではない。

あなたは、人類の中で選ばれた「特別」な人たちのひとりなんです。

 

 

 

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2016年2月 7日 (日)

天皇皇后両陛下のフィリピンご訪問 - 宿泊されたホテルの様子

54年振りにフィリピンを公式訪問された天皇皇后両陛下。

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遅ればせながら、在留日本人・日系人に御接見された、その宿泊されたホテルの様子を写真に撮りましたので、アップします。

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ホテルは ソフィテル・フィリピン・プラザというマニラ湾に面したところにありまして、建物を見る限り なんだかフツーな感じ。

さぞかし厳重な警備体制が敷かれているんだろうと思っていたら、玄関でのチェックも極々普通・・・

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海に面したカフェの雰囲気は なかなかグッド・・・・

観光客、滞在者も、いつも通り・・・という雰囲気。

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雀たちも、いつもの通り・・・

・・と言っても、私は初めてなんだけど。

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天秤棒を担いだおっさんが フツーに カフェ・レストランに出入りしている・・・

カフェのお兄ちゃんに、

「日本の天皇陛下がこのホテルに宿泊しているの知ってる?」

と聞いてみたところ・・・

「知りません。」

との返事。

「あのタホー売りのオジサン、ホテルに出入りしているけど、警備はどうなってんの?」

「ああ、あれは、ホテルの従業員ですよ。」

・・・・・

いやはや、単なる外部の物売りかと思ったら、従業員だった。

確かに、そう言われてみれば、物売りにしては、伝統的な衣装を身につけている。

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2時間弱の待ち時間。

雰囲気の良いプール周辺の庭をぶらぶら・・・・

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アートな お昼寝スポットもあり・・・・

そして・・・・海を眺めると・・・なにやら 怪しげな小舟が・・・・

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・・・なるほど・・・・国家警察かフィリピン国軍か・・・・

警備しているようでした。

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聞くところによれば、アメリカのオバマ大統領がフィリピンを訪問した折には、このホテルは全館 アメリカ政府が借りきっていたとのこと・・・

警備の面では、一番 やりやすい立地なのでしょう。

・・・もしかして、あの天秤棒のオッサンも 警備の人だったりして?

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この建物の中で 両陛下の御接見がありました。

そして、このベンチに、挙動不審の日本人男性が二人。

聞くと、「昔から、美智子妃のおっかけ」だったとか。

日本の関係者の中では、かなり秘密にされていたようですが、

フィリピン側では しっかり日程と会場が公表されていたらしく・・・・

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ここが その「御接見」の受付会場。

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受付待ちの三十数名の皆さんの中に、新聞やテレビでも報道された、フィリピン日系人会連合会の元会長および元日本国名誉総領事である カルロス寺岡様や、マニラ日本人会連合会の家田会長 ご夫妻の姿もありました。

両陛下のお出ましは、この前の予定が30分ほど遅れたとの話で、「御接見」は正午過ぎに行われました。

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これは、御接見会場内で参加者に下された 宮内庁からの御「下賜品」(かしひん)。

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その御接見が終わった後、接見会場から、レストランを抜け、エレベーター・ホールでは、フィリピン全土から集まった日系人の皆さんが日の丸を振って大歓迎。

ここでも両陛下はお一人おひとりと言葉を交わしていらっしゃいました。

私は、多くの警備の人に囲まれた中には入れず・・・

近くでの撮影も許されず・・・ 

ちなみに、上の写真の左下に写っているのは、自民党高村副総裁のようです。

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正面玄関の前には、両陛下の御用車と思われるものが並んでいました。

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しかし、それにしても、連日の 超過密なスケジュールで 朝から夜まで、ご高齢にも関わらず 日比友好の為に お一人お一人に声を掛けられ、時間を割かれた 両陛下に、本当に頭の下がる思いでした。

 

 

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