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2017年8月19日 (土)

バギオ七夕祭8 での展示作品 : フィリピンの若い人たちの日本のイメージ

毎年8月に日比友好イベントの一環として「バギオ七夕祭」の展示ってのをやっているんです。

基本的には 毎年テーマを決めて あとは地元の若いアーティストあるいはその卵たちに すべてをお願いしているんです。

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今年は メイン・テーマを「さむらい七夕祭」と決めて サブ・タイトルは

「伊達政宗と高山右近の戦国時代」ってことで 上の年表みたいなのだけ

日本人サイドで作ったんです。

ポイントは キリスト教を通じて 日本とフィリピンの間でどのような交流

があったかってところに焦点を当ててみたんです。

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今年のポスターコンテストの優勝作品はこれだったんですけど

日本人の目で見ると この甲冑姿は 日本のSAMURAIとは違うよなあ~~

って印象でした。

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ちなみに 他の応募作品はこれです。

毎年のコンテストで感じるのは 「これは中国風だな」ってことですね。

上のポスターは どっちかって言うと やや遊牧民風かな・・とか思うんですけど。

ちなみに 去年のポスターは・・・・

2016_tanabata_poster_raw_entry_art_

こんな感じで かなりいい線をいっていたんです。

地元の人に訊くと これを描いたのは「プロ」のアーティストだって言うんです。

なるほどな・・・でした。

・・・でも まあ それはそれとして

毎年ポスターコンテストをやっている意味は

フィリピンの若いアーティスト志望の人たちに

日本とフィリピン(地元山岳民族など)のコラボ作品を作ってもらえると

面白いかなと思っているんです。

・・・・

で  今年の展示のメインの部分には 昨年バチカンから「福者」の称号を

認められた 高山右近をクローズアップしたわけです。

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高山右近っていうと だいたい日本のどこでも このような立像があるんですね。

いくつあるんだか知りませんけど。

で ほぼ同じようなものが マニラにもあるんです。

右近は 大名の地位を捨てて マニラに亡命?して マニラで熱病のために倒れたそうなんです。

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・・・・で 写真を渡して作ってもらったのがこれです。

作ってくれたのは フィリピン大学バギオ校美術学部卒の女性。

いやいや 全くもって 驚きました。

期待以上の出来だったんで アーティストってのは凄いもんだなあと

思ったことでした。

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この石盤のようなものにもびっくり。

まさに石に彫られたような見た目が素晴らしい。

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・・・で 戦国時代の雰囲気を出すために 竹をたくさん使って 旗もお願いしたんです。

文字を書いてくれたのは 流石に日本人の方ですけどね。

・・・さらにびっくりだったのは これです・・・

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これには 唸ってしまいました。

そして これぞ 日本とフィリピンのコラボレーションかなあと

じわじわっと嬉しさが込み上げて来たんです。

別に 竹で鳥居を作ってくれと頼んだわけじゃないんですよ。

去年までは ・・・・

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・・・これでした。

3~4年 塗りなおしたりして使って来たんですけどね さすがにヨレヨレになっちゃった。

日本の本物の鳥居と比べちゃいけないですね。

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これは 「高山右近」の肖像ですね。

フィリピン大学バギオ校美術学部現役生のサークル SVA(ソサイアティー・オブ・ビジュアル・アート)のメンバーの作品です。

そのSVAサークルの展示も毎年お願いしているんです。

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これも高山右近みたいなんですけど・・・

・・ インターネットで原画みたいなのを見つけたんですかねえ。

おそらく こちらのサイトのようなところで探し出したんでしょう。

http://www.asahi.com/articles/ASK2745L8K27PTFC004.html

インターネットが 世界をかなり狭くしてるようです。

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これはかなりの大作なんですけど・・・・どうですかね?

雰囲気的には どっちかっていうと中国風?

まあフィリピンの人たちは アメリカ映画をよく観ているし

その中でも 日本は中国のイメージですもんね。

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こちらの作品も SVAの人たちが描いた作品なんですけど

いろいろと日本のイメージを考えてくれた工夫が見て取れます。

右上の塔なんかは 明らかに古代中国の仏教遺跡の雰囲気ですね。

左上の龍も中国風な感じ。

もっとも私の龍のイメージは 麒麟麦酒ですけど・・・

来年 また どんな コラボレーションが出来るか 楽しみです。

 

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2017年8月17日 (木)

大統領令で バギオの老舗バーが・・・・一方のカフェは?

4日間の日本映画祭が終わった8月13日。
3本目の上映を終わり 10時半を廻っている。
映画館の前でチラシ配りを手伝ってくれたコスプレの女の子たちとも
さよならして 一人で祝盃を挙げに バギオ市内の老舗のバーへ。

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このバーは アーティストやマスコミ関係者が集まるという
交流の場所でもあった。
その名も「ルーマーズ」(噂話)。

昨年までは 日本映画祭を一緒に盛り上げてくれた男二人と
共に 上映された作品の批評などを語り合った場所でもあったん
ですがねえ・・・

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一人は日本に一時帰国中 もう一人の地元の男は過去に上映館で
あった小さな映画館が無くなってしまい失業。

バーに入ってカウンターに座り「煙草は吸える?」とカウンターの
中のお姉さんに訊くと 「ダメなんです あちらでどうぞ・・・」。

店の奥をみると 印ばかりの仕切りの向こう側に喫煙コーナーがある。

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カウンターから店の中を眺め廻す。

以前は この時刻には いつも80席ばかりの客席はぎっしりで
賑わっていたのに なんと私を入れても9人しかいない。

禁煙の大統領令の煽りをまともに受けている。

カウンターに座っている4人ほどの客は 代わり番こに
喫煙コーナーへ往ったり来たり・・・・

以前はお客の喧騒で ウエイターの動きなどには眼も向かなかった
ものが 今日はウエイターの動きが妙に気になる。

と言っても お客がいないわけだから ウエイターもすることがない。

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ジョニ黒のコークハイで 一人乾杯。

つまみが晩御飯代わり。

がらんとした店内に シェイクを作るミキサーの音だけが
むなしく響き渡る。

この老舗バーは 持ちこたえることができるんだろうか・・

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一方で この大統領令を逆手にとっているカフェがあった。

急遽 広い店内の真ん中にガラスで仕切りを設置。
ドアがあるわけでもなく どう見たって 煙は行き来自由な
仕切り。

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大統領令以降 もう数回このカフェに行ってみたが
以前よりも明らかにお客が急増している。

ランチタイムからすでに喫煙席が満席なのだ。
一方 禁煙席はがらがら・・・

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いずれ日本でも こんな状態になるのでしょうか。

 

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