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2017年9月17日 (日)

旭日旗が・・・日本人がギョッとした ファッションショー in Baguio City

日本人の皆さん・・・・

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これを見たら どんな心持ちになりますか?

この会場にいた日本人は ほとんどが「ギョッ」としたんです。

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じゃあ・・・これはどうでしょう。

まあ 日本人のデザイナーは ここまでダイレクトには作らないでしょうけど

これなら大人しいってことでしょうか?

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これはそもそも何かっていうと・・・・

フィリピン・バギオ市で開催された 「伝統的な日本の着物ショー」のひとコマなんです。

着物ショーと連携して 地元のフィリピン人のデザイナーたちが 様々に日本のイメージとフィリピンのイメージを融合させて このようなファッション・ショーをやったわけです。

では ちょっと目先を変えて こんな動画をご覧いただきましょうか。

「“日本の歴史をもっと知りたくなった” 海外アーティスト作の9分間動画がネットで話題に」
https://newsphere.jp/entertainment/20160205-3/

history of japan   
https://www.youtube.com/watch?v=Mh5LY4Mz15o

この動画にあるように 日本を表現する旗としては 上の写真の旭日旗なわけですね。

で・・ちょっとお勉強してみますと。

wikipedia 旭日旗
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%AD%E6%97%A5%E6%97%97

1870年大日本帝国陸軍陸軍御国旗軍旗)として初めて使用され、1889年大日本帝国海軍の軍艦旗としても採用された。現在は、陸上自衛隊で自衛隊旗、海上自衛隊で自衛艦旗として旭日旗が使用されている。」

「大韓民国では旭日旗は近年まで批判の対象とされていなかったが、2011年1月のサッカー日韓戦で日本人を侮蔑するパフォーマンスを行った韓国代表の奇誠庸が人種差別にあたるという批判に対して「観客席にあった旭日旗への報復のために行った」(実際に観客席に旭日旗は掲げられていなかっ)と言い訳をしたことを契機に、韓国世論は旭日旗に問題があり、国際社会から追放するべきと主張するようになった。」

・・・そうですか 2011年から そんなことになっちまったわけですか。

それはそれとして・・・・韓国のそういう反応とは関係なく・・・

日本人が この会場でギョッとしたのは この旗が戦争をイメージさせるということがあるからなんでしょうね。

日本人はそういう感じを抱いている・・・

そこへ このファッション・ショーの 大胆なデザイン。

このギャップは何なんだ!?

ご存じのとおり フィリピンは アメリカと日本の植民地争奪争いの戦場になって 110万人とも言われる犠牲者が出た国なんです。(日本人は50万人ぐらい)

バギオ市から山奥では 追い詰められた日本軍が残虐な行為もした。

そういう国であるならば それこそ韓国以上に この旗に反発があっても不思議じゃないんですけどねえ・・・・

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これは 毎年バギオ市で開催されている 「コスプレ・七夕祭」の会場での光景です。

旭日旗が  出店の飾りとして 堂々と使われているんですねえ。

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そこで 日本語教室の生徒さんたちに 尋ねてみたんです。

「この旭日旗を見て どう思う?」

この生徒の中には 日系人団体のスタッフもいるんですけど・・・

「私も びっくりしました・・・」 

という意見でした。

日系人の場合は 戦中・戦後と様々な苦難の境遇に追い込まれた人たちですからね。

しかし・・そうじゃない生徒たちは・・・

「ライジング・サン (太陽が昇る)のイメージだから フツーじゃないですか?」

・・・

確かに 上のWIKIPEDIAにもあるように この太陽のイメージは 万国共通なイメージでもあるわけですね。

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これは 9月1日に毎年実施されている 「バギオ・デイ・パレード」でのスナップです。

このバギオの歴史を物語るパレードでは 必ず第二次世界大戦を象徴するものとして 日本の旭日旗が登場します。

(参加者の笑顔がほっとさせてくれます・・・)

行事の中で記憶は引き継がれているんです。

・・・・・・

じゃあ・・・韓国とフィリピンでの このギャップは 何が原因なのか・・・

2011年に それまでは意識されなかった 大日本帝国陸軍・海軍の悪夢が ひとりのサッカー選手の言葉で蘇ったってことになるのでしょうか。

やはり その根底には 教育の影響も大きいのでしょうね。

随分前に こんな記事を書いたことがあります:

兵役を終えた ある韓国人のつぶやき
http://baguio.cocolog-nifty.com/nihongo/2012/10/post-a016.html

「私の質問に、ちょっと躊躇いながらも、その男性は答えた。

「若い人たちは、反日教育を受けていますからね・・・」

日本との関係において、近代史を十分すぎるほどに教育されていると
いうことである。」

・・・そういう背景もあって 一人の発言が拡がりを持ったということなのでしょう。

一方 海の向こうの大国では こんな騒動が発生。

「トランプ氏、南軍英雄像の撤去批判 「次はワシントンか」」http://www.asahi.com/articles/ASK8L1W6BK8LUHBI008.html

奴隷制存続を主張して南北戦争戦った南部連合の英雄像撤去の動きが出ていることをツイートで批判した。撤去には批判的な意見も多いため・・・」

・・・この動きに関しては アメリカでの世論調査は 確か6割近くが「撤去をするほどでもないだろう」という意見のようです。

しかし 背景には人種差別が絡んでいるから問題は深刻ですね。

それも 同じ国内での 建国にまつわる基盤に関わりますからね。

・・・・

翻って日本のことを考えると

朝日新聞はエライですね。

その旗を降ろそうとはしていないようだから・・・・ ジャンジャン!!

(お粗末なオチで申し訳ない・・・)

私自身は 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎し」 というのは嫌いです。

・・・ですが・・・

戦争中には様々な私などには想像もできないような経験をした人が

いるのは事実であって そういう人たちには トラウマというか

いわゆるPTSD心的外傷後ストレス障害を患っている人もいると

思いますから そういう人たちには心を寄せるべきだと思います。

昔読んだ記事で 「日本の太鼓の音や下駄の音で戦争時代の経験を

思い出してしまう」 という人たちもいるそうですからね・・・

しかし・・・

政治的・外交的な部分で「坊主憎けりゃ・・」を利用するのは 私は嫌いです。

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FABとは ファッション・アバンギャルド・バギオだそうです。

前衛的なファッションが 旭日旗を 「ライジング・サン」のポジティブな表現として使ったようです。

 

 

 

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