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2018年2月 5日 (月)

「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」を読む - その1

 

「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」

矢部宏治著 集英社インターナショナル

 

 

私は基本的にノンポリでして、

一応選挙にはちゃんと行くんですけど、

その時々の風見鶏で完全無欠の浮動票なんです。

政治的な信念なんてありません。

なので、過去を振り返ると、右は自民党から、左は共産党まで

浮気しまくりでした。

 

まあ、そんな私なんでありますが、東日本大震災以降、原発に

関してだけは、なんて無責任な日本なんだとうと思ったわけです。

そして、無責任と言えば・・・ってことで、沖縄のことが

妙に気になり始めた。

 

そんなところに目に飛び込んできたのがこの本のタイトルだった

ってわけです。

001

 

私は一応高校時代に日本史は授業をうけたんですが、

全くの苦手科目でして、 それも政治的な歴史なんて

さらさら興味はなかったんです。

 

フィリピンに住むようになって、第二次世界大戦中の

日本兵や在留邦人がフィリピンで50万人以上犠牲になったとか、

フィリピン人はその二倍以上の犠牲があったという話を聞き、

六十を超える歳になって バギオ周辺の歴史をちょこちょこと

調べるようになり、フィリピンの大学で使われている

フィリピンの歴史教科書などもちびちびと読むようになりました。

 

そんな今日この頃、日本の姿が 外から見ているとなんとなく

変な国に見えて来たわけです。

 

一時期は経済大国として世界第二位ともなった日本が、

なんでアメリカの植民地みたいなままで 戦後70年も

やってきたんだろうか。

なんで、わけの分からん解釈で憲法を捻じ曲げて来たんだろうか。

なんで、沖縄いじめばかりをやって、日本政府は少しも自由民主の

世界の旗手であるはずのアメリカと対等にやりあえないのだろうか。

あれだけの国家的被害と将来にわたる不安を抱えたまんま、

今後増えるであろう地震、津波、火山の自然災害列島の中で

よくまあ原発再開なんてことが出来るものだと呆れかえって

いるんです。

 

要するに、政治的な右も左も関係なく、日本って不思議な、

理不尽な、訳の分からん国だなあ~と思いながら この本を読んでみました。

 

・・・で、読後感の結論を最初に書いてしまいますと、

 

この本は日本の高校生すべてに歴史の授業の副読本として

しっかり読ませるべきものだ・・・ということです。

 

なぜかって言うと、私を含めて、今にも死にそうな老体や

既に政治的な旧来のやり方に汚染されちまった大人どもには

変革は期待できないと思うからです。

 

では、この本の中で、フィリピンに住んでいる日本人として

一番印象に残ったこの一節を まず掲げておきましょう。

 

「「オモテ側の役者」である安倍首相をいくら批判しても、

この大きな流れを食い止めることはできません。

長年リベラル派が闘ってきたように「憲法には指一本ふれるな」

と言って食い止めることも、もうできない。

唯一、状況を反転させる方法は、憲法にきちんと

「日本は最低限の防衛力をもつこと」を書き、同時に

「今後、国内に外国軍基地をおかないこと」を明記すること。

つまり「フィリピンモデル」です。」

 

 

=== その2 に続きます ===

 

 

 

 

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