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2018年9月29日 (土)

マニラ.... サン・アグスティン教会 謎の壁画 そして 絵画「長崎のマグダレナ」

今年の日比友好月間イベントで、天草四郎をテーマにして
展示をやったりしたんですけど、いろいろと来年のテーマを
模索している中で 謎の壁画の写真に出会いまして・・・・・
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これなんですけどね。 「聖霊天草に降る」と書いてあって、
マニラのセント・オーガスチン寺(サン・アグスティン教会)の壁画だって
書いてあるんです。
20170624_3481cb
これは、1958年に出版された本らしいんですが、
天草の某博物館の館長さんから情報をいただいたんです。
それで、6月に聖アグスティン教会の博物館を訪ねて、
このコピーを見せて、博物館のガイドさんと館長さんにも見て
もらったんですけど、「こういう壁画は見たことがない」という返事
だったんです。
。。
それで、たまたまマニラに派遣されていた日本語パートナーの
女性から こんな本をいただきまして・・・・
Scan_img_20180627_0004
これは英訳されたバージョンでして、
元は日本語で書かれた本なんです。
Scan_img_20180627_0007
元々の原本は 長崎の出島にある「長崎の教会群インフォメーション
センター」と長崎純心大学の教授が出版したものなんですねえ。
で、この本の中にも こんな写真があったんです。
Scan_img_20180627_0005
・・・で、この壁画のタイトルが
Beautus of the third Dominicans (ドミニコ会の第三会員の福者??)
となっているんです。
第三会員ってなんじゃろか? と調べたところ、
日本語で言うところの「在家信者」みたいな意味らしいんです。
で、この中に「長崎のマグダレナ」が殉教した、「大村のマリナ」も
殉教した、なんてことが解説文にあるんです。
頭が混乱してきたんで、さらに別の情報から こんな本を
ちらりと読んでみたんです・・・・・
Photo
この本には、「聖ドミニコ会 第三会員」というタイトルで
同じ壁画のことが掲載されているんですねえ。
Photo_2
「ドミニコ会の愛と受難」ってほんなんです。
おそらくキリスト教関係の人が書いた本なんでしょうね。
だから、上の英語版の内容と同じタイトルになっている。
ところが、こんな本もあるんです・・・・
天草四郎時貞、真実の預言者
418jabzumjl_sx341_bo1204203200_
・・・
この本は 上の謎の壁画についてユニークな研究と取材をやった本
のようなんですが、・・・・
この本は第一部で、第二部にマニラでの取材を含めて
謎解きを出版しますよ~~~、って書いてあるんです。
ところがどっこい、その第二部が出版されていない。
で、この本のことについて書いてあるサイトがありました。

「私は上記の壁画、すなわちマニラセントオーガスチス聖堂の壁画であることを

 

今倉真理著 「天草四郎時貞、真実の預言者」によって知った。」

と書いてあって、聖アグスティン教会の壁画であったらしいとは

分かるのですが、その謎解きの第二部が結局出版されていない。

出版社にも問合せようとしたんですけどね、倒産していました。

そして、この本の著者の関係者と思われる人に某図書館を通じて

コンタクトしようと試みたんですが、「住所に尋ね当たらない」

ってことで、辿り着けず。

それにしても、このサイトにあるこの情報はなんだ・・・

助野健太郎著 「島原の乱」に紹介されている

 

島原一揆犠牲者に対する聖霊降臨の図

..

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・・・・

ここでもうひとつのタイトル名称が出て来たんです。

..

002

島原なのか、天草なのか・・・・第三会員なのか・・・・

。。

謎を抱えたまま、もう一度 マニラのイントラムロスの中にある
世界遺産の 聖アグスティン教会に 調べに行ったんです。
今回は、上にある日本側の書籍に掲載されている写真や
文章をコピーして、博物館の館長宛てに手紙にして、調査依頼を
しました。。。。返事があるかどうかは???? ですけど。
ついでに、現在の博物館の展示の中に 日本がらみのものが
ないかと探し回りました。
066
これが サン・アグスティン教会です。
扉の奥が教会・礼拝堂で、右側に博物館の入口があります。
教会の方の扉は、毎日5pmのミサの時しか開かないそうです。
なので、博物館に入って、教会の内部を見ることになります。
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日本関係の絵画が掛けられているのは、こちらの階段です。
05_124
この階段にある絵画についての、個別のタイトルや解説はなくて、
上の表示があるだけなんです・・・・
05_075a
。。。
で、博物館の職員の女性(たぶん学芸員みたいな人)に尋ねたところ、
この絵は 「長崎のマグダレナ」を描いたものだとのお話でした。
以下の絵画については、詳しいことは分からないということだったので、
タイトルや内容が分かれば教えて欲しいとお願いしてきました。
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これは、おそらく徳川幕府によって処刑される直前と見えます・・・・
05_072
・・
こちらを向いているのは 誰なんでしょう。
それにしても、日本の戦国時代に日本人の服装としてはやや違和感が
ありますね・・・
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これに至っては、日本とは思えない感じです・・・・
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。。。
う~~~~ん。
これは、もう 日本と言うには苦しい絵画ですね。
01_076
・・・
17世紀の日本の禁教令の当時は、特に長崎には2万人前後の
信者がいたそうですから、「長崎のマグダレナ」などの絵画があると
いうことは、おそらく長崎での殉教に関連する絵画なのだろうと思います。
最初にアップした壁画とされる絵については、
その絵のタッチなどから、もしかしたら日本人の絵師によるものでは
ないかとも言われているようです。
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この絵などは、一般的な宗教画でしょうから、どこのどんな出来事を
書いたものか分かりません・・・・
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さて、階段以外に日本関連の展示物を探してみますと、
こちらの部屋に こんなものが大切に展示されていました。
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・・
これは、日本で描かれたことを日本の上智大学教授が認めたものだそうです。
・・・
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別の部屋には、日本の磁器が展示されています。
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。。
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、、
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。。。19世紀後半に花瓶として使われたという日本の磁器の写真。
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博物館は、庭園を囲む回廊があって、このような絵画などが
展示されています。
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・・
さあ、ここが博物館側から入ることができる教会の礼拝堂です。
こちらの動画で、内部の様子をご覧ください。
。。
、。
05_128
。。
さあ、ちょっと 教会の前にある パンを作っているレストラン・カフェで
休憩しましょう。
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・・・
どうも教会関係者が経営しているベーカリー・レストラン・カフェみたいな
感じです。
お店のお客の中には シスターたちもいました。
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いい感じのレストラン・カフェです。
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じゃあ、おそ~~~~い朝食を いっただっきま~~~す。
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。。
。。
。。
。。
。。
 
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