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2018年5月 5日 (土)

バギオ市にもオーケストラの時代が・・?  日本のアニメ・ソング コンサート

10年前にはオーケストラなんてバギオ市には一切関係ないという雰囲気でした。
年に一回ぐらいはクリスマスの時期に バギオ大聖堂で マニラのフィリピン大学のオーケストラなんかが演奏会をやるのがせいぜいという感じで。
201852_slu
それが、このポスターですよ。
2018年5月2日に 日本のアニメ・ソングなどを演奏するコンサートをやるって言うじゃないですか。
セントルイス大学なんですけどね。
ポスターがちょっと可愛いですね。
五月二日と書きたかったんでしょうけど、五月2 になっちゃってます。
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ここは、セントルイス大学のCCAという劇場です。
CCA= 文化及びアート・センターの略です。
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実は、このコンサート。 
FACEBOOKで宣伝の情報が廻ってきた時に読んだら、
コスプレの衣装で来て下さい。
コスプレじゃなくてもいいですけど・・・・と書いてあったんです。
もっとコスプレーヤーがたくさん来ているのかなと思ったら、
見渡したところ 二名だけでした。
白い頭の子と その隣の セーラー服の子 です。
 
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最初に 国歌斉唱なんですけど、この大学はカトリック系の大学なんで、
国歌の前に キリストのお話がアニメと歌で出て来ました。
今どきなんですねえ。
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・・・・ さて、 いよいよ開演です。
最初の曲は、 フィリピンでは もう伝説ともなった名曲。
「ボルテス V」 でした。
凄い人気だったんですねえ。
・・・・
なにせ、マルコス大統領の時代に放送禁止になったそうですからね。
・・・・
国民が団結して大統領に対して反乱を起こすことを恐れた・・・という話らしい。
・・・・
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・・・・
知らない曲の方が多かったんですけど、 アニメやゲームなどの曲が 10曲ぐらい演奏されました。
・・・
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・・・・
中には アメリカのアニメの曲もありましたが、ほとんどが日本の曲です。
・・・
ステージの飾りつけも かなり日本を意識した 折り鶴の飾りつけ。
・・・
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・・・・
そして、 この先生の机。
・・・・
言葉が分からないんで、はっきりとは分からないんですけど、
幕が開いたときに、この演奏者の学生たちが、日本の学校の教室の光景をイメージした演出を披露したんです。
・・・・
要するに、学校の休み時間に 学生たちが自由気ままに 紙ひこうきを飛ばしたりして遊んでいるような光景ですね。
・・・・・
そして、授業時間が始まって、背広を着て、バッグも抱えた先生が 教室に入って来る・・・というような雰囲気でした。
・・・
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・・・
これは、ナルト・メドレー です。
・・・
 
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・・・
これは ATTACK ON TITAN 。。。。
「進撃の巨人」 ですね。
・・・・
バギオの映画館で観ましたからねえ。
・・・・
オーケストラの演奏ですか?
・・・・
クオリティーは まだまだ という感じですかね。
・・・
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・・・
これは なんだか分からなかったんですけど・・・
・・・・
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・・・
こんな お嬢さんたちのコーラスもありました。
・・・・
本当は ステージの左側に ソロのお嬢さんが歌っていたんですけど、
写真が手振れで 没になりました。
・・・・
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・・・・
演奏の方は、この子だけが ソロを披露しました。
・・・
 
顔が随分 大人びた顔。
・・・
このオーケストラの中には 何人か高校生が混ざっているという紹介がありました。
・・・
数年後のオーケストラが どれほど上手になっているか、楽しみです。
・・・
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・・・
最後に近くなったところで、やっと出てきました。
・・・
「ドラえもん」
・・・
会場からは 演奏に合わせて 歌う声が広がりました。
・・・・
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・・・
白状しますとね、 バッグの中に ピカチューの着ぐるみを入れて、持って行ったんです。
・・・
コスプレ歓迎という触れ込みだったんで、コスプレの連中がたくさん来ているかなと思って・・・それに、防寒着も兼ねて・・・・
・・・
でも、二人しか居ませんでしたからねえ。
流石に いくら羞恥心のない爺さんと言っても・・・
・・・
できれば、ここに動画をアップしたかったんですが、
このココログには、残念ながら その機能がなさそうなんで・・・
・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2018年4月30日 (月)

助詞「が」と「の」の危険な関係? 日本語教師は狂いそう・・・

 

 

 

私の故郷、長崎県の佐世保では 

「赤ちゃんねとるけん 静かにしとってね。」 

あるいは 「赤ちゃんねとらすけん、静かにしとってくんしゃいね。」

などと言うんです。

(故郷を離れて50年ですから、絶対かって言われると・・・)

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助詞の「が」と「の」の関係を、学習者にどう教えるのがいいか、

その違いだけを解説するのではなく、使い方になんらかの規則性が

あるのか、どう使い分けたらいいのか・・を考えていた時に頭に

浮かんだ文章です。

昨夜は、これを考えていて、ベッドの中でなかなか眠れませんでした。

 

上記の例で言えば、標準的には

「赤ちゃん寝ているから、静かにしておいてね。」

と言う事になるのですが、助詞の「が」が方言では「の」になってしまっている

 

ちょっと並べてみましょう: (接続助詞~~からの文)

「赤ちゃん寝ているから、静かにしておいてね。」〇 標準語

「赤ちゃんが寝とるけん、静かにしとってね。」  △ 佐世保弁

「赤ちゃんの寝ているから、静かにしておいてね。」× 標準語

「赤ちゃん寝とるけん、静かにしとってね。」  〇 佐世保弁

 

・・・つまり、接続助詞の文の場合は、標準語では助詞「が」だけ

佐世保弁では 「が」をあまり使わないんです。

少なくとも「の」を使うのがより自然なんです。

 

では、次の場合は、どうか。(名詞句~~所の文)

「赤ちゃん寝ている所は、隣の部屋のベッドですよ。」〇 標準語

「赤ちゃんがねとっとは、となりん部屋のベッドばい。」△ 佐世保弁

「赤ちゃん寝ている所は、隣の部屋のベッドですよ。」〇 標準語

「赤ちゃんねとっとは,となりん部屋のベッドばい。」〇 佐世保弁

 

・・・つまり、名詞句の文の場合は、標準語では「が」と「の」

どちらでもOKなんですが、佐世保弁は、助詞「の」の方が優勢

 

さて、下の例は、どっちも使いそうですよね?

 

彼女持っているバッグは私の母持っていた物に似ていた。〇

彼女持っているバッグは私の母持っていた物に似ていた。〇

 

社長言っていることが分からんでもないけど、

          無茶通らないこともあるよね。〇

社長言っていることが分からんでもないけど、

          無茶通らないこともあるよね。〇

 

では、次はどうでしょうか?

 

彼女持っているから、あれは彼女のお母さんのバッグだね。〇

彼女の持っているから、あれは彼女のお母さんのバッグだね。×

 

社長言っているから、しょうがないね。〇

社長の言っているから、しょうがないね。×

 

何が言いたいかといいますと、

「彼女が持っているバッグ」のような名詞句の中では

助詞の「が」も「の」も使える

 

しかし、「彼女が持っているから」のような名詞句ではない文では

助詞の「の」は使えない・・・ってこと・・かな?

(上記の場合は、理由・原因を表す接続助詞「から」の句の中ですね。)

(標準語の場合の話です・・・)

 

そして、さらにさらに、ここでビックリなのは、

我が故郷 長崎県佐世保市あたりの方言では

 

「彼女持っとらすけん、ありゃあん人のお母さんのバッグやろね。」

「社長言いよらすけん、しかたんなかたいね。」

などと言えたりするんですねえ・・・不思議ですねえ・・・

名詞句じゃないのに、この場合も、あまり「が」は使わない。

(福岡や熊本あたりでも、「の」を使うことがあるらしい・・・)

 

====

 

では、ちょっと国語辞典で確認してみましょうか。

 

ふる~~い三省堂の国語辞典によれば:

― 文の中の節に使ったとき、主語をあらわす

 「友達の来る日」

 

小学館の日本語新辞典によれば:

― 文の一部になっている句の中の主語を示す

 「坂の多い町だ」「雨の降る日」「歌の上手な子」

 「父のおこるのももっともだ」

 「顔色の悪いのが気になる」

 

・・・これらの辞典に書かれている例文はいずれも

助詞「の」を「が」に置き換えても大丈夫ですね。

そして、例文はすべて名詞句になっていますね。

~~日、~~町、~~日、~~子、~~の(=こと)

 

結論としては、標準語においては、

上記の例文のように名詞句となっている場合は、

日、町、子、事という名詞を~~の文が修飾していて、

その主語を表す助詞としては「が」と「の」のどちらでも

使えるってことになりそうです。

 

一方で、

「社長言っているから、しょうがないね。」のように

名詞句ではなく「~~から」のような接続助詞などの場合は、

主語を表す「が」は「の」にはならない・・ってことのようです。

 

しか~~し、一部の方言においては

「社長言いよらすけん、しかたんなかね。」のように

「の」に置き換えられてしまうこともある・・ようです。

 

そして、こんな文章が見つかりました:

ある本の「古語と方言」という章の中に本居宣長の文章がありまして。

「すべて田舎には、いにしえ残れること多し。

肥後ノ国人きたるがいふことを聞けば・・・」

ここでも「の」が主格を表しているようです。

ってことは、もしかしたら 佐世保弁の「の」は この辺りにルーツが

あるのかもしれません。

今後のお楽しみが出来ました。

・・・ああ、やっと個人的には すっきりしました。

 

 

いろいろとFACEBOOKなどで情報をくださった皆さん、

有難うございました。

なにか、別の言い回しで「が」と「の」の使い方に面白い

発見がありましたら、ご連絡ください。

 

 

ところで、こちらのサイトに こんな論文がありました:

熊本方言における「が」と「の」の使い分けに関し て

https://tohoku.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common...

要 旨
本稿は、熊本方言に見られる主格「が」と「の」の使い分けに関して、語順との
関係から考察し、 「が」と「の」の分布を明らかにしたものである。従来、 「が」
と「の」の使い分けは、意味的違いに基づくものであるとされてきたが、熊本方
言における「が」と「の」の使い分けは、 「が」名詞句と「の」名詞句の構造上の
位置の相違を反映したものでもあることを示した。また、方言研究の重要性に関
しても論じている。

標準語では、 (I)に示されるように、主格を表す格標識として「が」が使われる。
それに対し、熊本方言や佐賀方言を含む肥筑方言では、 (2)に示されるように、標
準語の「が」に対して「が」または「の」のいずれかの使用が可能である。
しかしながら、常に標準語の「が」が肥筑方言において「の」に置き換えられ
るわけではない。 (3)のように、他動詞の主語は「の」に置き換えると非文法的な
文になる。

 

・・・ここでは、さらに深い研究がされています。

興味をお持ちの方はどうぞ。

 

 

こちらのサイトでは 我が長崎弁について述べています。

 

~長崎の方言における「の」の使い方~ 」

http://myfavoritenagasaki.blogspot.com/2015/01/blog-post_12.html

長崎弁では、先ほど紹介したものとは異なる用法があるのです。では、一体どう使われるかというと…
 
A:「あれ?テーブル上に置いとったケーキいっちょん見当たらん!」
 
B:「あ~、さっき兄ちゃん食べよったばい!」

後者の「の」主語に付く助詞(主格助詞)として使われるのです。これは、標準語における「が」に相当します。

 

・・・・これは、私が気になった内容とほぼ同じ話です。

 

 

 

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2018年4月29日 (日)

可能形「れる」「られる」の教え方はどれがいいのか? 動詞の活用の教え方

 

 

一応日本語教師なんで、教えるたびに ふと「どう教えたらいいかな?」

ってなことを考えるんです。

 

動詞の活用ってのがありますよね。これがなかなか骨でして。

日本語教育の教授法に関する本も何冊か読んだんですけど、

網羅的にすっきりとまとめたものはなかなか見つからない。

 

日本人だったら、いわゆる国文法なるものを覚えさせられるまでもなく

この動詞はこう使うってのが、あまり意識しなくても使えるわけです。

 

ところが、一から覚えなくちゃいけない日本語初級者にとってみれば

どの動詞をどう活用するかってのは なかなか難しい。

 

国文法の活用ってのは、日本語ができる日本人が「へえ~~、そうなのか」

ぐらいに勉強するものなんですが、それを元に作文をするわけでもない。

もうしゃべっているわけだから・・・

 

でも、外国人は動詞を使って作文をしたり、しゃべる場合には

どう使うかをある程度のルールを覚えて使うしかないわけですね。

 

その為に、国文法とは別に 日本語の文法なるものがあるんですねえ。

私はいろいろと教授法を学ぶ中で、文法とは呼ばずに 使う上での

規則性ということで学んだんですけど・・

 

それで、動詞の分類ってのがあるわけです。

教え方は、日本語学校や教授法によって異なるんですねえ。

やっかいと言えば厄介です。

 

それで、以前から気になっていたんで、ここらでちょっと

動詞の活用の教え方にはどんなのがあるのかを整理してみようと思います。

インターネットは便利ですねえ。

いろんな教え方を引用しながら整理してみます。

 

ここでは、いわゆる「ら」抜き言葉をどう教えるかというのがきっかけ

なんで、その点を気にしながら考えていきます。 動詞の可能形です。

つまり、どの動詞が「られる」で、どの動詞が「れる」かってこと。

 

そして、私にとって、教えやすいか、教えにくいかを考えてみます。

 

 

(1) ローマ字で教える

 

まず、「書く」「書ける」と「食べる」「食べられる」の可能形の例

http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/ja/gmod/contents/explanation/074.html

 

グループ1の動詞は辞書形からuをとって-eruをつけます。

例:かく(kaku) kak- + -eru → kakeru かける

 

グループ2の動詞は辞書形からruをとって-rareruをつけます。

例:たべる(taberu) tabe- + -rareru → taberareru たべられる

 

 

http://www.nkc.u-tokyo.ac.jp/study_info/study_info01_02_j.html

辞書形の最後の3つのアルファベットが-eru-iruならばタイプII

そうでなければタイプIというルールです。

 

たとえば「okiru(起きる)」〈get upwake up〉や「neru(寝る)」

go to bed, sleep〉はタイプII、「hanasu(話す)」〈speak〉や

kiku(聞く)」〈listenhear〉はタイプIです。

 

こうして識別した上で、それぞれのタイプのルールに応じて変化させれば

いいわけです。

(「辞書形の最後の3つのアルファベットが-iru-eruなのに、

タイプIであるもの」が存在する、ということなのですが、日本語全体では

結構あるものの、初級の動詞の中ではごくわずかで「帰るreturn・入るenter

走るrun・切るcut・知るknow」の5語、もう少し多めに見ても10語程度です。)

 

=== この教え方は、動詞を3つのグループに分けているので

    易しそうではあるんですが、ローマ字を使って教えるという

    のが私の主義に反するんで、乗り気になれません。

    実は、私は日本語入門コースのオリエンテーションで

    まず二つのことを宣言するんです。

1.  日本語の文法は上級になってから、日本の大学で勉強せよ。

2.  ローマ字は日本語ではない。

・・・なんてことを言っちゃうもんだから、ローマ字は使いません。

 

    ローマ字は国によって発音が違うので、ひらがなやカタカナの音

    をローマ字で表示するのはちと面倒なことがあるからです。

    ただし、ワープロを使うほどのレベルの日本語学習者であれば、

    ローマ字変換を覚えなくてはいけないので、その点では

    あながち全否定ということではないんですけどねえ・・・

 

    それに、3つのグループで教えると、少ないとはいえ、例外が結構

あるし、グループ1の中も結局さらに分類しなくちゃいけないし。 

 

(2)「つ・る・う」「ぬ・ぶ・む」「く・ぐ」「す」「□る」「る」のひらがな

表記の辞書形のグループ分けで教える

 

「つ・・う」: 使う-使おう-使える (-おう は -える)G1 使って

   滑る-滑ろう-滑れる (-ろう は -れる)G1 滑って

   練る-練ろう-練れる (-ろう は -れる)G1 練って

   切る-切ろう-切れる (-ろう は -れる)G1 切って

 

「ぬ・ぶ・む」: 飲む-飲もう-飲める (-もう は -める)G1 飲んで

 

「く・ぐ」: 書く-書こう-書ける (-こう は -ける)G1 書いて

 

「す」:   話す-話そう-話せる (―そう は -せる)G1 話して

 

□る」:食べる-食べよう-食べられる(-よう は -られる)G2 食べ

 

」:   寝る-寝よう-寝られる(-よう は -られる)G2 寝

       着る-着よう-着られる(-よう は -られる)G2 着

 

「する」  する - しよう - される   サ変  して   G3

「来る」  くる - こよう - こられる  カ変  来て   G3

「行く」  いく - いこう - いける   五段  行って

 

http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/ja/gmod/contents/card/043.html

東京外大でも この分類を採用しているが、「行く」については述べていない。

(「〇く」の「て形」を「〇いて」としているが、「行く」は「行って」となる。)

 

上の例示した語彙をみればわかるように、「て形」が「」になるもの

可能形が「られる」になるってことですね。

あるいは、意志形が「よう」になるものは可能形が「られる」となる

とするのが一発でいけそうです。

(「する」「来る」「行く」と「ある」「いる」は例外ですけど・・)

 

=== 私が使っているのは この分類方法なんです。

    一応東京外大もこれを使っているようですけど、何故か

    上記のように「行く」については例外扱いをしていません。

    日本語初心者が覚えるには、辞書形の最後の文字で分類が

    出来るので、使いやすいと思います。

 

    ただし、辞書形の最後の文字が「る」となる動詞が3つの

    グループにまたがるので、そこの判別がネックですね。

    「切る」と「着る」みたいに同音異義語が異なるグループなんで、

    漢字を覚えないとどうにもなりませんからねえ。

    なんで日本語はこんな面倒なことになっちまったんでしょうかねえ。

 

 

(3) 下一段・五段活用などの動詞の分類で教える (国文法方式)

 

未然形―連用形―終止形―連体形―仮定形―命令形

(つまり、日本語文法での「て形」や「意志形」がない

 

●五段活用(文語では四段活用)

・活用の法則性:

活用語尾が「a・i・u・u・e・e」と、「aiue」音で変化

 

書かない-書きます-書く-書く時-書けば-書け-(書こう)書いて

行かない-行きます-行く-行く時-行けば-行け-(行こう)行って

(「行く」は国文法では五段活用に入っているが、「て」形では違ってくる。)

 

●上一段活用

・「きる(着る)」、「みる(見る)」、「にる(似る・煮る)」、
    「いる(射る)」

着ない-着ます-着る-着る時-着れば-着れ―(着よう)

 

●下一段活用

・「見える」「得る(える)」「捨てる」「寝る」「食べる」「入れる」

えない-えます-える-える時-えれば-えろ-(えよう)

寝る-寝ます-寝る-寝る時-寝れば-寝ろ-(寝よう)

 

●カ行変格活用

・「来る」だけ

こない-きます-くる-くる時-くれば-こい-(こよう)

 

●サ行変格活用

・「する」だけ

しない-します-する-する時-すれば-しろ-(しよう)

 

●ナ行変格活用

古い文語の「死ぬ」「往(去)ぬ」の2語だけ

 

●ラ行変格活用

古い文語の「あり」「をり」「はべり」「いますがり」の4語だけ

 

●上二段活用

・活用の法則性:活用語尾が「i・i・u・uる・uれ・iよ」と、

「i・u」音で変化

(「起く」「恋ふ」など古い文語

 

●下二段活用

・活用の法則性:活用語尾が「e・e・u・uる・uれ・eよ」と、

「u・e」音で変化

(「消ゆ」「与ふ」など古い文語、口語は「得る」ぐらいしかない。)

えない-えます-うる-うる時-うれば-えよ-(えよう)

 

=== この国文法の活用分類は、古い文語を基本にして分類されて

    いるような感じなので、日本語学習者にとっては理解

    しにくいし、作文などで動詞を使って書いていくには

    使いにくいですね。

 

    上にも書いたように、日本語文法でいう「て形」や「意志形」

    が分類するときの形に入っていないのが困ります。

    元々国文法と日本語の文法は発想が異なりますからねえ。

    結論的には、外国人に日本語を教える時には役に立たない

    って話です。

 

(4) 3つのグループで教える

 

日本語学校では動詞を3つのグループに分けています。

日本人が習った文法用語/学習者に教える文法用語

五段活用動詞/動詞Ⅰグループ

上一段活用動詞/動詞Ⅱグループ 

下一段活用動詞/動詞Ⅱグループ

カ行変格活用動詞 「来る」/動詞グループ

サ行変格活用動詞 「する」/動詞グループ

「行く」については どうするの??

 

☆辞書形が「る」で終わっていなければ1グループ

☆「る」で終わっている動詞は、「て形」にしたとき小さい「っ」が出てくれば1グループです。------

 

=== これは グループ分けとしては(1)と同じです。

    国文法での分類をベースに 日本語文法でのグループ分けを

    しています。

    日本語学習者が使う国語辞典であっても、動詞の分類は

    国文法での分類表示、例えば(動他五)みたいな書き方なので、

    辞書の使い方に慣れていればいいかもしれないですね。

 

    「☆「る」で終わっている動詞は、「て形」にしたとき小さい「っ」

が出てくれば1グループです。」と書いてあるんですが、

学習者にとってみれば、どの動詞が「て形」にするときに

「って」となるのかが分からないんだから、そこが

困るんですよねえ・・・・

 

つまり、「切る」が辞書で(動他五)って書いてあれば、て形が

「切って」になることが読み取れるということ。 分かる順序が

逆だもの。

日本人の視点からじゃなくて、日本語初心者の外国人の

視点で 作文で動詞を使う時のことを考えて欲しいなあ。

 

=== ってことでですね、結局 わたくし的には

    慣れ親しんだ 上記(2)のやり方をもっと洗練していく

    しかないのかなあ~~ということになります。

    ただし、他のやり方も 上級段階でどう教えるかということを

考えれば、学習者のそれまでの勉強の仕方を踏まえて

工夫するのが良さそうです。

 

以上、あちこちからのコピペで 私なりにまとめてみました。

間違いがありましたら、ご教授ください。

 

 

 

 

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