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2019年4月20日 (土)

世界文化遺産・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産を巡る旅 - その4   佐世保の黒島

 

(一部の写真が、cocologのソフトの変更で 勝手に入れ替わっているものがあります。

 変な写真が表示されている場合がありますので、ご容赦ください。)

 

世界文化遺産・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産を巡る旅 

- その4 佐世保の黒島

World Cultural Heritage : Hidden Christian
Sites in the Nagasaki and Amakusa Region

http://kirishitan.jp/en

 

 

2018年から2019年にかけて廻った隠れキリシタン

・潜伏キリシタンゆかりの地を見ていただきましょう。

 

その4はパックツアーで上五島を巡った後、

離団して 一人旅となりました。

佐世保市の世界遺産、「黒島の集落」を訪ねます。

 

これは 2018年11月1日から9日間をかけて

長崎の世界遺産に関する資料を集めて廻ったツアーで、

この佐世保の黒島は4日目です。

 

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この黒島に教会があるんですが・・・

 

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この映画 「坂道のアポロン」の舞台にもなっているんです。 

ちなみに、この映画に、我が実家の映像がちらりと出ていました。

 

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黒島天主堂です。 

 

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さて、朝ごはんはこれです。 

 

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船に乗るために 相浦桟橋まで バスで移動。

 

 

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眼下には 佐世保重工業の造船所のクレーンなどが見えます。

 

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佐世保の相浦には 自衛隊の基地があります。

もちろん米軍の基地も。

 

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平戸と書いてあるんですが、この日は、この船が黒島にいく船でした。 

 

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通常は、こちらのサイトにあるように、

相浦―高島―黒島 のルートです。

http://kuroshimakanko.com/access/

 

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相浦港を出る時には、こんな釣り人の姿も見えました。 

 

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こちらには こんな漁師が・・・・

 

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素晴らし過ぎる快晴の空。

 

 

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黒島の観光センターに到着。

あらかじめ予約していた、ガイドさんと電動自転車を

お願いして、帰りの船に間に合うように効率よく

廻ります。 

 

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これは、佐世保市の教育委員会を通じて、観光センターに

お願いしていた資料なんですが、

ここに以下のようなことが書かれています。

 

1587年: 秀吉禁教令を出す。

       平戸藩家老・・・大村にのがれ、黒島に移る。

1815年~1820年: 黒島に外海地方と生月島より移住。

1864年: 大浦天主堂で信徒発見。

1865年: 黒島に600人の信徒がいる事を告げる。

 

これから判断すると、禁教令の後、全国から九州へ、そして長崎へ、

さらに長崎の外海地区や平戸へ、外海から五島へ、そしてついには

この佐世保の黒島へとキリシタンが移り住んだことが分かります。

 

こんな歴史があったことなど、佐世保出身の私は

全く知りませんでした。

 

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そして、今現在の黒島の人たちのルーツは上のように

明らかにされています。

 

こちらのサイトでもっと詳しく: 

 

「潜伏キリシタンが移り住んだ離島」

https://www.onestory-media.jp/post/?id=1825

江戸時代、平戸藩の領地だった黒島は、軍馬の飼育を主とする島

でしたが、平戸藩から移住してきた人々が開墾を進め、人が住める島

へと発展しました。

1815年ごろには佐世保と大村湾の間にある針尾島、平戸の生月島、

長崎市北部の外海などから多くの潜伏キリシタンが移り住んだそうです。

 

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観光センターの招き猫ちゃん・・・ 

 

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「本村集落」

この公園の鉄棒の辺りで、絵踏みが行われていたのだ

そうです。

 

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隠れキリシタンの時代に この曹洞宗のお寺が

表面上の祈りの場になっていたそうです。

 

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そして、この寺で祀られていたマリア観音像。

しかし、今は、この観音像がどこにいったか分からない

のだそうです。

 

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そして、このお寺の庭には、なぜかバナナの木がありました。

もしかしたら、フィリピンとの関係がなにかあるのではないか。

・・・しかし、どこから来たものかは不明だとのことでした。

 

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ガイドさんと一緒に島内を廻っていたら、こんなところで

お年寄りたちのピクニックをやっていました。

 

皆さん キリシタンだとのことでしたが、

「外海から来た方々はいらっしゃいませんか?」

との問いかけには 残念ながら返事はありませんでした。

 

 

 

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古いキリシタン墓地がありました。

 

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明治という文字が見えます。

 

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おしゃれなカフェがありました。

こちらの経営者もキリシタンで、兄弟が神父だとの話でした。

いただいたのは、懐かしのナポリタン・スパゲティー。

 

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映画「坂道のアポロン」の大きな横断幕があって、

カフェの中には漫画も全巻揃っていました。

 

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さあ、いよいよ、本丸である 黒島天主堂です。

1897年に建設が始まったと書いてありまして、

明治期の煉瓦造教会堂としては、規模が大きく完成度が高い

ことから、その後の教会堂建設の模範となり、全国的にも

貴重な存在である・・・とのことです。

 

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この教会は上の解説にもありましたが、まさに威風堂々という

雰囲気の教会でした。 

 

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よくもまあ、こんなに小さな島で、このように大きな

教会が建てられたものだと感心します。 

 

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しかし、ガイドさんによれば、これだけのものを

維持管理していくのは並大抵のことではないそうです。

 

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内部の撮影は出来ないので、絵葉書でご覧ください。

 

 

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こちらはポスターです。

 

あちこちの教会を見て廻りましたが、

故郷の教会という贔屓目も込みで、

大浦天主堂よりも この黒島天主堂の方が

美しいと感じました。

 

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キリシタンの島ではありますが、ここは軍港佐世保の

入口にあたる要衝でもあるんですね。

 

 

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相浦桟橋にもどりました。

懐かしいナタデココの飲み物が売ってありました。

 

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私も一人ぐらし・・・です。

 

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日本最西端の駅

 

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佐世保駅にある ちゃんぽんのお店。

 

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あちこちで「ちゃんぽん」を食べ歩いていますが、

ここのが一番旨いよなあ。

行く度に満席のことが多いお店です。

 

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 「名産・九十九島カキ」を使用して・・・

というのが旨さの秘密かなあ・・・

 

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・・・で、このちゃんぽん屋さんで発見したのがこれ。

こんなところにもこんなマリア様の神棚が・・・・ 

 

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な、な、なんと・・・

佐世保駅は 「ICカードが使えない」

さすが、最西端の駅だ・・・?

 

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しかし、私には これさえあれば百人力・・・

ビタミンCを補給。

 

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シーサイド・ライナーで 佐世保から長崎へ直行。

 

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長崎にとうちゃこ。

長崎は 世界新三大夜景になったそうな。 

 

これで 長崎ツアー4日目が終了です。

我が故郷で大発見がありました。

満足です。

 

 

― その5 - に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コメント


オオワタシさん?

黒島の教会は 個人的には大浦天主堂より凄かった。
そりゃ見にいかんばたい。

あそこのちゃんぽんが一番て思うとばってん、どがんじゃろか?

お富さんはもうなかっちゃろ?

市バスが西肥になったっちゃろ?
本数が整理さるっちゃろね。


投稿: Sase Tamotsu | 2019年4月22日 (月) 01時58分

グニちゃん!

上五島に行ったことのあるばってん黒島はまだ。
佐世保の近くなんで一度はと思うとります。

駅ちかくのチャンポン!大昔は地下道のお富さんのラーメンか
ここかいつも迷っておりました。そうそう西肥バスっていうかあそこに近いところにある店のちゃんぽんも美味しか!

 市バスの3月でのうなったって知っとう?

投稿: オオワタシ | 2019年4月21日 (日) 13時37分


golden high さん、
本当に生まれて初めての黒島で
こんなに立派な教会があったのかと
びっくりしました。
同期会の散策としていいですよ、電動自転車があるから。
でもお宿はないな・・・・

>golden high itsukoさん
>
>目からウロコ!佐世保に生まれて、知らないこと、多過ぎ!
>
>古稀の同期会は黒島散策コースは、どうかいな?
>
>勉強しました。小国君、ありがとうございます!

投稿: Sase Tamotsu | 2019年4月21日 (日) 11時49分

目からウロコ!佐世保に生まれて、知らないこと、多過ぎ!

古稀の同期会は黒島散策コースは、どうかいな?

勉強しました。小国君、ありがとうございます!

投稿: golden high itsuko | 2019年4月21日 (日) 10時10分

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