カテゴリー「映画・テレビ」の記事

2017年8月11日 (金)

2017日本映画祭 in Baguio  12本 全部観るぞ~~~ 

2017年の日本映画祭が始まりました。

チラシ配りのボランティアをやってんですけどね 本当は

今年の目標は 4日間 12本の映画を全部観ることです。

http://janl.exblog.jp/237134278/

 

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1日目 8月10日木曜日:

1. 「バクマン」

   タガログ語の吹き替え版で 英語字幕だったので

   眠くなってしまいました。

   でも 結構日本の漫画製作の舞台裏を垣間見る感じで

   フィリピンの若者には面白かったんじゃないかと思います。

   映像もなかなか勉強になる作りなんじゃないかな?

   ちなみに 私は 時々寝ちゃいました。 あはは

 

2. 「永い言い訳」

   これはかなり深刻っていうか重いテーマでした。

   でも 変な幼馴染とその子供たちとのやり取りがある種の救いを

   もたらしてくれたような感じだったかな。

   自分の連れ合いを突然無くしたら 自分はどういう心境に

   なるんだろうと考えさせる作品。

   ちょっとフィルムの長さが気になったけど。

 

3. 「殿 利息でござる!」

   仙台藩で実際にあったというお話。

   今日の3本の中では 映画館の観衆であるフィリピン人の皆さんの

   反応が一番良かったと思う。

   終わった時の拍手が一番大きかった。

   これはフィルムの長さを感じさせない展開が良かった。

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初日は 3本とも 6~7割の席が埋まりました。

木曜日ですからねえ。

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さて二日目の8月11日・金曜日。

チラシ配り・・頑張ってます。

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昼間っから ハイスクール生たちの姿が目立ちました。

特定の学校ということでもなく・・・・

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4. 「ちはやふる 上の句」

これは地元の人たちにも知名度が高かったのでしょうか。

ほぼ満席状態。

遅く入るともう良い席は残っていません。

この映画は良かった。

絶対 第二部(下の句)を観ようという気にさせます。

ちなみに 日曜日の4:30pmからです。

地味な題材なのに 迫力のある映像に驚かされます。

 

5. 「家族はつらいよ」

これはファミリー・コメディー。

熟年夫婦っていうか高齢者夫婦の離婚騒動。

結末は 幸せな気持ちにさせてくれます。

・・・といいながら 私は 観客の笑い声に何度も起こされました。

壊れた椅子しか残っていなくて 座り心地はめっちゃ悪いのに

後半はすっかり寝てました。

その熟睡を何度も破るほどの面白い映画・・・だったようです。

 

6. 「偽りの隣人」

これは最後まで眠れませんでした。

スリリングな サスペンスな サイコ・ドラマ。

突っ込みどころは満載なドラマなんですが それでも引き込まれました。

会場の反応がものすごく 寝ている場合じゃなかった・・・かな?

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二日目は 本当に「満員御礼」でした。

土日は上演1時間前ぐらいに並んでおかないと良い席はとれません。

もしかしたら立ち見になりそうな勢いです。

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8月13日 日曜日  3日目に突入

 

7. 「あん」

どらやきの餡のお話。

思っていた内容とはかなり違って 作品にどんどん引き込まれました。

訳ありのどらやき屋の主人と 謎のお婆ちゃんのお話。

内容はかなり重い話に展開し 表現がなかなかポエティック。

お婆ちゃんの病気の医学的部分をもう少し深く分かりやすく知りたかった。

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8. 「築地ワンダーランド」

すみません。寝ちゃいました。

なんと言うのか・・・NHKのドキュメンタリー番組を観ているような

感じで リラックスしちゃったんですかねえ。

開演時には ほぼ満席ぐらいまで入っていたお客さんが

どうも退屈してみたいで 三分の二ぐらいにまで途中退場で減って

しまいました。

特に 子供たちが退屈したみたい。

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コスプレの三人娘・・・頑張ってます。

 

9. 「湯を沸かすほどの熱い愛」

めっちゃ複雑な家族が銭湯を営むお話。

家族関係を地図にしてほしいくらいな・・・

これは 本日の3本の中での 一番星。

会場も 正真正銘の満員御礼となりました。

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開演時刻を過ぎて入ったお客さんは たぶん座れなかったんじゃないかと思います。

さ~~て いよいよ明日は 最終日の日曜日。

「ちはやふる」の第二部が楽しみです。

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・・・で 四日目。

10. 「心が叫びたがってるんだ」

アニメです。

しかし内容はすこぶる重いテーマ。

特に大人にとって考えさせる厳しいテーマです。

正直 あまり期待していなかったんですが これは素晴らしいアニメです。

満員の会場は 最後の劇中劇であるミュージカルの盛り上がりも

手伝って 大喝さいになりました。

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11. 「ちはやふる 下の句」

「ちはやふる」の第二部。

上の句の映像と音の衝撃が大きかった為か ややぼけた印象でした。

カルタ・クイーンもせっかく出てきたんだから 第一部よりも

艶やかな映像の中にさらに緊張感のある音を期待してしまいました。

しかしそれを差し引いても 潔い結末は爽やかな余韻を残しました。

これもまた 満員御礼で 場内は賑やかでした。

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12. 「モヒカン故郷に帰る」

あらすじや予告を観た時の予想とはかなり違っていました。

それは 良い方向への意外性でした。

全体的な印象としては 「寅さん」的 ほのぼのさ。

父の死という場面があるにも関わらず 幸せな心持にさせてくれました。

最終日の7:30pmからの上映でしたが

会場は最前列付近に空席があったものの 「ほぼ満席」。

・・・・・・

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今年の12作品。 いずれも素晴らしい映画で 全部を観る目標も

達成して 幸福感に満たされました。

・・と言っても ほぼぐっすり寝ていた映画もありますけどね。

ご近所さん いびきで邪魔しませんでしたかねえ・・・

もしいびきが響き渡っていたら それは私のせいではありません。

満席でやっと座れた椅子が 壊れていたからです。

へへへへ

 

 

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2017年7月 1日 (土)

AI人工知能が占い師にとって代わる? 平和な世界もロボット政治家にお任せ??

NHKスペシャル 「人工知能:天使か悪魔か2017」を
再放送で観ました。

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将棋界や囲碁界も大変みたいですが、それどころじゃなさそうですね。

まず心配なのはやっぱり AIの思考はブラックボックスという
点でしょうか?

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「一つの銀河系にしか住んでいない感じ」というのは上手い表現ですね。

AIの制作者ですら、AIがどういう思考をしているのかが
分からない・・・って言っていましたね。

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人類に新たな銀河が見えてくるのでしょうか・・・

AIタクシーは分かりやすい例でしたけど、
再犯予測のリストなんてのはどうなんでしょうかねえ。

アメリカの裁判所では判断材料のひとつに使っているそうですが、
その中で裁判官らしき人が 「合理的な資料だ・・・」みたいな
ことを言っていました。

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法律、国防・・・・

某国の某大臣なんかは AIに置き換えて欲しいですね。

しかし、合理的って何でしょうね?

AIが何故ブラックボックスかというと、結果は出すけど
その理由の説明は無いそうですからね。

何をもって「合理的」とするのか・・・・
結果が当たっていれば、それが合理的ということなのか?

ちなみに、国語辞典で調べてみますと:

ごうり‐てき〔ガフリ‐〕【合理的】 の意味
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/75459/meaning/m0u/
1 道理や論理にかなっているさま。「合理的な自然界の法則」
2 むだなく能率的であるさま。「合理的な処置」

・・・これで見ると、1の「道理や論理にかなっている」という
その内容を誰が判断するのかって話ですね。
AIは説明をしてくれないブラックボックスだということになると
1の意味では合理的とはいい難い。

しかし、2の意味では「むだなく能率的」ということですから、
それは面倒くさい説明を省いて結論だけを出すAIはまさしく
合理的と言えるのでしょうね。

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中身がブラックボックスだという話だったら
街角の占い師と同じってことになりませんか
まあ、でも、占い師の場合は、手相を見たりとか、一応それなりの
手続きはしますけどね。

いずれAIの前で、お祓いとか儀式をやるようになるかもしれないです。
AI教の登場ですね。

退職者の予測というのは、日本語教師の立場で見ても
なかなか興味深いものでした。

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ただ単に 本人が書いた文章の意味を捉えて、その中に退職に
結びつくような本人の気持ちが隠されているかという人間の
判断とはまったく違って、
AIの場合は、その文章の単語の並び方、文章の構成要素などから、
他のデータと結びつけながら退職しそうかどうかを判定するって
言うんですねえ。

文の意味論というものを離れて、文の構成要素などから
多くのデータの中で その人がどのような傾向にあるかを見ている
ような話でした。

つまり、マスデータ、ビッグデータといわれる多くの情報の中で
その本人がどのような傾向をもっている人間であるかを
文章の共通項を手掛かりにして引っぱり出しているというような
感じでしょうか。

文章の意味論からは導き出せない本人の心を、文章の構成要素
などと結びつける形で判断しているって話ですよね。

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ロボット政治家の話に到っては、こりゃあもう人類の存続を
賭けた開発競争になりそうな予感がしますね。

どんな教師データがAIに与えられるかで、素晴らしくも
恐ろしくもなりそうな気がします。

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確かに、ロボット開発者が言うように、本当の民主主義
出来るかもしれないし、AIの教育の仕方によっては
とんでもない世界になりそうな気もします。

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AIが何を食べるかで AIの体質が決まりそうですね。
「医食同源」は AIに当てはまりそうです。

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いみじくもロボットが答えたように、
最終的な決断は人間です」つまり「人間次第」ってことで
ブーメランが飛んでくるわけですけど・・・

 

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2016年12月20日 (火)

新海誠 「君の名は」(Your Name): 三葉はどうやって町長である父親を納得させたのか

日本国内および海外にまで、爆発的に人気を得ているという
新海誠のアニメ映画「君の名は」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%9B%E3%81%AE%E5%90%8D%E3%81%AF%E3%80%82

日本のアニメを、バギオ市からパンガシナン州まで見に行った。

https://www.clickthecity.com/movies/theaters/robinsons-place-pangasinan

 

19日の夕刻6:40pmから「君の名は」が上映されると言うので、
バギオ市から車に乗せてもらって、バギオ市からラ・ウニオン州を越えて
もうひとつ向こう側のパンガシナン州まではるばる行ってきました。

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(「君の名は」は 夕刻のみの上映)

結論的に言えば、「ストーリー展開がやっと納得できた。」です。

実は、私は、日本に一時帰国していた10月に日本の映画館で一度観たんです。
しかし、ストーリーの展開が速過ぎて、いま一つしっかり理解できて
いなかったんですねえ。

フィリピンで
「12月14日から上映されるぞ」・・って記事をみたもんで、
さあ、バギオ市の映画館で観られるな・・と楽しみに待っていたんです。
http://www.animenewsnetwork.com/news/2016-11-14/pioneer-films-to-open-shinkai-your-name-film-in-philippines-in-december/.108790

ところがどっこい、いざ14日になっても、SMバギオ・シネマ
インターネット・サイトには、それらしきスケジュールが掲載されていない。

FACEBOOKを通じて、バギオの映画館に問い合わせたところ、
上映予定に入っておりません。」とのつれない返事。
(その理由を推測したんですが、おそらく、先の台風で
 SMの天井が吹き飛ばされ、4つの映画館のうち2つが閉鎖
 された状態なんで、上映できる映画が制限されたってこと
 じゃないかと思うんです。)

そこで、インターネットで検索しまくったところ、
一番バギオ市に近そうな映画館で、「君の名は」を上映しているところは
パンガシナン州にあるロビンソンズ・デパートの中にあるシネマで
あることを発見。

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バギオ市の2名で出かけ、パンガシナン州に国際交流基金から派遣されて
いる女性が加わり、計3名で観ることになった次第です。

フィリピンの映画館の上映予定というのは、当日の朝にならないと
発表されないという面倒なシステムなので、毎朝サイトで上映予定が
あるかどうかを確認しなくちゃいけません。

19日の朝にやっていることを確認して、2時間強を掛けて
行ってきました。

ところで、私は、その前夜18日の夜に 「君の名は」の2回目
観たんです。

・・・・と言うのは、昔の私の日本語の生徒が、その友人から
映画の「コピー」を手に入れたと言うことで、それをプレセントされたんです。

「ええ~~、世界のあちこちでまだ上映している最中に
 そんなのが出回ってるの? 違法コピーなんじゃないの?」

「大丈夫、大丈夫、なんでもダウンロードできるから・・・」

「有料なの?」

「無料です。 ITの仕事をしている友達が無料でダウンロードしてくれた。」

「そりゃあ、絶対違法だよ・・・」

・・という怪しげなコピーをもらいました。

で、そのコピーで 18日の夜に 「予習」をしたってわけ。

さて、その怪しいコピーなんですが、

勿論 「このDVDは上映目的の為に配布されるものです・・・云々」
と書いてありまして、WATERMARK(透かしみたいなもの)も入れてある
と注意書きがあります。

映像の左上には、Property of Toho Co., Ltd. が表示され、
右上には YN-009 という番号が 常時表示されている。

そして、これはおそらく正式の英語字幕と思われるものが
画面の下に表示される。

さらに、その英語字幕の下に、中国語の字幕が入っている。

そして、テーマ音楽が流れると、英語字幕の下には
日本語で歌詞が表示される。
そして、同時に、画面の一番上に、歌詞の中国語訳が流れる。

そして、そして、その「透かし」が、時々 画面の真ん中
右から左へと 英語で流れる。
「このDVDは上映目的の為に配布されるものです・・・云々」

いたれり尽くせりの「海賊版」、これが自由に、無料でダウンロード
出来るサイトがあるらしい。
(私は、そんなものを知りたいとも思いませんが・・・)

・・・まあ、いずれにせよ、その「海賊版」による「復習」と
「予習」で、19日の「本番」に備えたわけです。

この2回目で、全体のストーリーがほぼ確認できたわけですが・・・

やっぱり、映画は、大きいスクリーンで、素晴らしい音響設備で、
その雰囲気に埋没するに限る。

・・・ってことで、パンガシナン州のロビンソンズにある映画館へ。

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もちろん、素晴らしい作品だと思ったから3回目を観に行った
わけですが、今回は、ストーリーを完全に理解すること、
映像と音声、音楽をしっかり楽しむこと、それに、フィリピン人の
観客の反応がどんなもんかを感じること・・・だったんです。

で、映画館には、6:40pmスタートの直前に入ったんです。

我々3名が 一番乗り。 貸切です。

ど真ん中の席に ゆったりと座って いろんな映画の予告編を
観ている間に、ちらほらと観客が入ってきて、結局最終的には
15名~17名ぐらいだったかと思います。

要するに「ガラガラ」の見本でした。

チケットは170ペソ。
いくら若い人に人気があると言っても、まあ、この値段は
普通の若者には無理ですねえ。

昼飯代が 30ペソとか50ペソくらいの田舎だし。
それに、夕方6:40pmと9:00pmの上映だし。
まあ、ハードル高いです。

バギオ市の映画館だったら、割と日本文化大好きの若者も
多いんで、ここよりはお客は入っただろうと思うんですが・・・・

土日の週末にどんだけ入ったか気になるなあ・・・

・・・・・・

さて、3回目をしっかり集中して観てどうだったかっていうと・・・

最後の最後で、三葉本人が 町長である父親を どのように説得した
のかってことが気にかかりました。

まあ、その前に、三葉の身体に入った瀧が、町長の首根っこを
つかまえるシーンが伏線としてはあるんですが、二回目は
三葉本人が決死の表情で父親に迫ったということなのでしょう。
結末では、町長の強引な「避難訓練」で町民が助かったという
話になっていました。

もし私が監督だったら、流星の一部が分裂して枝分かれする
ところを町長に予告して見せて納得させるというシナリオに
したかもしれません。(ちょっと月並みかな・・・)

=== 同じような疑問を抱いた人がいないかと思って検索したら・・・

=== こんな「ネタばれ」サイトが見つかりました。

http://ikeparatengoku.seesaa.net/article/442665115.html

=== いやあ~、めちゃくちゃ深いですねえ。

 

この映画は、日本では、若者たちから始まり、次第に中高年にも
その客層が拡大して、中高年が涙を流すというNHKの分析も
ニュースで報道されました。

私自身は、一番最後のシーンで3回ほど、泣きそうになりましたけど・・

時空を超えた壮大なシナリオといい、美しい映像といい、
日本のあちこちで起こっている災害を思い起こさせる内容といい、
日本人の琴線に触れるアニメ映画が 世界を魅了すると
素晴らしいなあと思います。

 

ところで、映画の最中のフィリピン人観客の反応ですが・・・

我々の後ろに座った男たちが、終始ペチャクチャとしゃべっていました。

どうも、シーンのひとつひとつを一人が解説?していたみたいです。

まあ、それも、フィリピン流の楽しみ方なんでしょうね。

しかし、ひとつ許せなかったことは、映画館のやり方でした。

一番最後に音楽とエンド・ロール(スタッフ・ロール又はエンド・クレジット)が流れるわけですが、これを映画館が途中で切っちゃったんです。

エンド・ロールが始まると、フィリピンの観客は席を立ってしまい、映画館側も場内を明るくしちゃうんですねえ。 挙句の果てに切っちゃうんだから・・・もう~~~~。

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このモールでは、映画が終わった9pmごろに 大勢の人たちが集まって、特別なミサが行われていました。

 

 

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2016年12月 5日 (月)

地元のラジオ番組に出させていただきました : アジア太平洋国際平和慰霊祭

AMラジオの番組で 何か話をしてもらえないか・・・

という依頼がありまして。

「私は戦争経験者でもないし、しゃべることはないですよ。」

って一旦は断ったんですが、何とか出来ないかと再び頼まれまして・・・

「他人から聞いた日本兵の亡霊の話とか、戦争体験者から聞いた話、日本で出版された体験者の手記なんかのネタでも良ければ・・・・・」

ってことで、先日 フィリピンはルソン島北部地域一帯で生放送されるという番組に出してもらいました。

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(photo by :  APIPM Imaizumi)

この平和慰霊祭は毎年 映画監督の今泉光司さんが 地元のNGOなどと一緒に開催しているもので、今年は7回目。

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(photo by : APIPM Imaizumi)

このイベントは、「平和慰霊祭」ということなので、参加者一同で戦没者に想いを馳せながら、戦争体験者などの談話などを共有しようという趣旨で行われているんです。

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バギオ市からはちょっと離れたベンゲット州の山の中って話だったんで、やや「面倒くさいなあ」という思いもあったんですが、会場となったのが 「元抗日ゲリラの巣」という話だったんで、興味があって参加することに・・・

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ベンゲット州のカパガンという町の役場が会場。

ラジオ番組は当初午前11時から午後1時までだよって話だったんですが、なんといきなり午前10時からの3時間番組になった・・・という連絡がありまして。

「まだ、ラジオ局のスタッフも来ていないのに、どうすんだよ・・」

・・・私らは、ちょっと早めにと 日本人らしく 9時半ごろには到着していたんですけどね。

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・・・・

「取りあえず、音楽でも流して時間稼ぎするしかないんじゃね?」

・・みたいなことで、始まった・・らしい・・・・

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・・・・多分、このテーマソングでも 流していたんだと思います。

この曲の作詞作曲は ジョーイ・アヤラという フィリピンではかなり有名なシンガー・ソング・ライターだそうで。

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・・・それで、10時15分ぐらいには準備完了。

こりゃあ、もう、フィリピンじゃあ「あり得ない」話です。

フィリピンの常識だったら、11時始まりの場合何分かは遅れるのが当たり前。

それが、予定より1時間早く始めるってんだから、もう 驚天動地でございますよ。

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町役場からの周りの景色は こんな感じでして、周りは山だらけ。

ここから小さい山をひとつふたつ越えたところに キャンプ・ユートピア  と呼ばれた 抗日ゲリラの拠点があったそうです。

この町の住民がいた場所までは、日本軍も入ってきて、いろいろと問題も起こっていたそうですが、ゲリラの拠点は見つからなかったそうです。

ちなみに、このゲリラの戦史の研究をしている地元の男性によれば、抗日ゲリラは志願制で、なんと14歳、15歳の男子ぐらいから志願兵になっていたんだそうです。

 

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・・・・で、今回のラジオ番組には、山岳民族出身のシンガーソングライターのSendongさんも出演。 結構面白いコミカルな歌をうたっているようで、会場から何度も笑い声が湧き上がっていました。

この番組自体が ほとんど地元言語の イロカノ語みたいで、日本人にはどんな流れになっているのか さっぱり分からず・・・

ところどころが英語だったので やっと付いて行く感じでした。

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日系二世のお婆ちゃん。

このお婆ちゃんと 今泉監督が 20年ほど前に出会ったことが、監督をバギオ周辺に留める理由になったんだそうです。

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そして、お決まりの記念写真。

どうもお疲れ様でした・・・・

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ところで、ラジオ番組の中で 20分間の枠をいただいて 話をしましたが、その一部を ここに掲載します。

 

The below is a part of my speech in the Radio Program :

the 7th Asia Pacific International Peace Memorial.

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I could have some chances to talk with former Japanese soldiers who were about 90 years old.

They had visited Baguio and other places for memorial services.

 

Also, I learned many things from Filipino-Japanese and some Japanese relatives who came to Baguio for memorial services.

 

Also, I read many books written by former Japanese soldiers, military doctors and nurses who experienced WWII in Baguio and nearby area.

 

And , these are some of those writings :

 

-  At the end of the war, about 700 Japanese soldiers died and buried along Street drain of Mines view.

 

-  Baguio General Hospital used to be Japanese Military Hospital during that time, and about 800 seriously ill patients were killed by poisoning during carpet bombing in April, 1945.

 

-  In Intikak Field Hospital along Aguno river, Benguet, (near Amboklao dam), no food and medical supplies were available.

 

-  Even nurses had only two rice balls per day, and no food for the several hundreds Patients or wounded soldiers.

 

-  Only thing the nurses could do was to collect hair and nails of departed soldiers to send them to the families in Japan.

 

-  In the deep forest in Benguet, Ifugao, e tc., due to horrible starvation, the Japanese soldiers ate anything, such as mushroom, root, snake, lizard, insect, mouse, cockroach, when they could not find any more kamote potato, and in the worst case even human flesh was eaten.

 

-  Therefore, there was flyers among Japanese nurses to warn about Japanese soldier’s cannibalism.

 

-  If you had any rice with you, you were killed by Japanese soldier.

 

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(photo by : SDS  La Trinidad)

One of the former Japanese soldier confessed about the war in his book that was Published after his death in 2012.

 

-  He asked his friend to publish his book after his death.

 

-  He confessed that he killed 3 Filipinos including a mistress of Mr. Acosta who was a leader  of anti-Japan guerrilla by Bayonet.

 

-  You may not able to understand, but, in the battle field, you can kill your enemy without hesitation specially after you see horrible site where a lot of fellow soldiers were killed.

 

-  One of his fellow soldier was called up by draft card from Japanese military only 20 days after his wedding, and he died in the war.

 

-  He attended a horrible military operation near Manila, and he visited Manila  More than 30 times after the war. But, he did not want to remember it and even didn’t want to ask the location of the horrible operation.

 

-  All of the fellow soldiers who attended the horrible operation were sent to Leyte and none of them came back to Japan.

 

-  One of the mother of the fellow soldiers received a airmail from her son but he did not return to Japan after the war. The mother had a mental disorder and asked the author of the book

 “where is my son ?”….

 

-  When we found more than 400 US battleships in Gulf of Lingayen ,  Special attack corps (Kamikaze suicide bomber) attacked them in vain.

 

-  In April 1945, when Japanese people evacuated from Baguio city to La Trinidad and to Halsema highway, US bombed the bridge of Balili River just beside the Capitol of  Benguet, and Japanese people crossed bottom of the river walking on a lot of dead  bodies of Japanese people.

 

 During 1975 to 1985, when I visited Balili river , there were a lot of memorial service Monuments of Japanese people.

 

-  When I(Japanese soldier)  asked female nurses “I want to get fishes from the river for you.  So, please give me your Grenade(pinapple bomb) to me.” 

   Then, they answered “we cannot give our grenades to you, because these are to kill ourselves just in case.”

 

-  In the concentration camp in Baguio city, there were many Japanese soldiers who died because they ate nutritious foods very suddenly after terrible starvation.

 

-  After the war, In train station, Nagoya, Japan, I saw many Japanese women walking and in hand with American soldiers. 

   I could not bear what I saw and stood up to shout against them, but, a university student by my side stopped me and said

    “ Sir… I understand how you feel it and we agree with you.

 But, in Japan now, we have to overcome this situation.

Those women are forced to sell their bodies to eat and survive.”

 

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We visited Dalupirip , Itogon, Benguet, to see the church where above mentioned former soldier did military operation.

 

We  learned from one of the old ladies there that Japanese military tried to burn the church together with all the adults in the village.

But, miracle happened at that time.

The old lady said Gecko saved them.

When the Japanese soldiers tried to burn the church, Gecko cried. The Japanese soldiers thought the cry is the voice of the god, and stopped to conduct the operation.

 

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Story of Mr. Antino Carantes and a Medium.

 

In May, 2009, we received a phone call from a son of former anti-Japan guerrilla Mr. Antino Carntes of Itogon, Benguet.

 

A medium said to him that a spirit of Japanese soldier is talking something probably in Japanese. 

“ the Japanese solider was buried here and he is starving.”

“so, I recommend to do memorial service for him in Japanese style.”

 

We visit there and did the memorial service.

The place is just beside the Aguno river, and the river was called “Styx river” by Japanese soldiers during the war.

 

Mr. Antino Carantes was a grandson of Mr. Mateo Carantes, And he joined the battle in Bataan and survived the death march .

 

He confessed that he killed many Japanese soldiers during the war.

And also he said that it was just because a war.

 

Just before he passed away on September 14, 2009 at his age of 91, They said, a spirit of Japanese soldier possessed one of his relative and wrote something on paper.

So, they asked us to do memorial service to repose the soul of the deceased.

 

============   end of the speech ===============

 

実は、この原稿を番組の中で読んでいた時に、 3か所ほど、感極まって涙声になりそうになったんです。 それ以外は淡々と読んでいたんですけどね。

自分が書いた原稿なのに、変な話じゃあるんですが、元々が戦争体験者から聞いた話なので、声が詰まりそうになったんだと思います。

それをラジオを聴いている人たちに気取られないように、ちょっと息継ぎしたんです。

気付かれちゃったかなあ・・・

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<< 付録 >>

このイベントの帰りに、ハルセマ・ハイウエイの料金所から カパガン町へ向かって車で数分のところに、こんなに素晴らしいカフェがありました。

本当に 「雛にも稀な」 と言うに相応しい お洒落なカフェです。

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・・・

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・・・・・・・・・ こんな田舎で、こんなに贅沢なお店を出して大丈夫かと言いたくなるような、お洒落なカフェ。

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・・・・ トイレも 驚くほど綺麗でした。

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・・・・

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・・・・ 食事も なかなかのものでした。 立派です。

余程のお金持ちが 趣味でやっているお店としか思えません。

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・・・・ただし、お酒類はありません。 悪しからず。

 

 

 

 

 

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2016年7月28日 (木)

戦争体験者には正視できない映画なんじゃないか:: 戦後間もなく制作された「ひろしま」

映画 「ひろしま」・・・

1953年8月に作られた映画だそうです。

制作されたけれども 一般には あまり日の目をみることはなかった映画らしい。

予告編はこちらです: (予告編だけでも8分・・)

https://www.youtube.com/watch?v=y28tMyJjlns

今 本編を半分ぐらい観たところで いても立ってもいられず、アップしています。

(本編は 2時間半・・・長い・・・)

https://www.youtube.com/watch?v=a4MZXjgWARw

「ノー・モア・ヒロシマ」 という意味が、

初めて分かったような気がします。

私は戦後生まれの長崎県人ですが、

この映画は本当に恐ろしい映画だと思います。

全部観た後で、追記します・・・・・

・・・・

観終わりました・・・

これは政治的云々を超えた映画だと思います。

ドキュメンタリー・タッチで 淡々と話が進んでいくのが

底知れぬ恐ろしさになっているように感じます。

これだけ多くのエキストラを使った映画が

どのように作られたのか・・・

どのような思いで制作されたのか・・・

それが知りたいところです。

=== こちらのサイトに 詳しく書いてありました ==

Photo

1952年8月、日本教職員組合中央委員会が製作を決定。「いかにしてあの日を正確に再現するか」が主眼とされた。」

・・・とあります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%BE_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

「同年9月、製作側が全国配給元として交渉していた松竹は、「反米色が強い」として登場人物の「ドイツではなく日本に原爆が落とされたのは、日本人が有色人種だからだ」という趣旨の台詞がある場面など3つのシーンのカットを要求していた[10]が、両者が譲らず、9月11日、製作側は「広島、長崎県は自主配給」の方針を決定した。」

・・・やはり、日本国内での上映は 難しい環境があったようですね。

この前 オバマ大統領が広島を訪問した際に、

被爆者の代表が 抱き合って涙を流したという意味、

アメリカに「謝れ」と言わなかった理由も、

なんとなく分かるような気がします。

・・・

政治的なものとか、謝罪云々とかいうことを 超えたものが

感じられた 底知れぬ映画だと思います。

========

私が小学生か中学生だったか、

同じ長崎県ですから 授業の中で 保健・養護の先生から

長崎の原爆のことを聞いたことがあります。

今でも良く記憶に残っています。

私の田舎は佐世保市。 長崎市へは今の高速バスで2時間ちょっとでしょうか。

当時はおそらく鈍行列車で向かったのでしょう。

その保健の先生は、看護師だったのだと思いますが、

「長崎の原爆の後、召集がかかって、医者や看護師が長崎市へ

 行ったんだけど、医療関係者に出来ることは ほとんどなかった・・」

「負傷者には 次々に蛆が湧いて、取っても取ってもだめ・・・

 そして次々に亡くなっていった・・・」

涙ながらに話をされました。

========

さて、最初に 「戦争体験者は この映画を 正視できないのでは・・」

と書きました。

それには理由があります。

数年前にバギオ市の100年祭がありまして、

その記念事業として 北ルソン日本人会で ミュージカルや演劇を

やったんです。

その一つが 「亡霊の彷徨う町」 という朗読劇でした。

それを観ていた日系人の男性が、途中で気分が悪くなって

お帰りになったんです。

それとは別に聞いた話では、

戦争体験者であるバギオの日系人の女性が

あるインタビューを受けた折りに、

話を始めてすぐに、泣き出し、インタビューにならなかったということでした。

・・・・

戦争体験者の皆さんは、

おそらく トラウマというのか、PTSDというのか、

そういう大きな心の傷を抱えていらっしゃるのだと思います。

語りたいけど、語れない・・・

そういうことなんだろうと思うんです。

・・・その意味で、この 映画「ひろしま」は、そういう人たちになり代わって

多くのことを教えてくれるのではないかと思います。

「ノーモア・ヒロシマ」 「ノーモア・ナガサキ」 の意味が

イデオロギーや、政治的立場を超えて、

人道的・・・という言葉をも超えて、

心に沁みた 「幻の名画」 です。

 

 

 

 

 

 

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2016年5月29日 (日)

バギオ市で試写会 「クロスロード」 Alodia in "Crossroads" Japanese Film



昨年2015年11月に日本でロード・ショーとして上映された映画「クロスロード」の試写会がバギオ市で行われました。

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この試写会は、この映画の エクゼクティブ・ディレクターである 吉岡逸夫さんが、映画の出演者や関係者を集めて実施されたものです。

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この映画は、日本の青年海外協力隊の若者3人の「ボランティアってなんだ?」というテーマを扱ったもので、バギオ市、隣町のラ・トリニダッド、イフガオ州のマヨヤオ村などで撮影が行われたものです。

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バギオ市を含むベンゲット州やイフガオ州の若者たちも、エキストラなどとしておよそ300名が関わったのだそうです。

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これは 試写会の中で上映された 「メイキング」の中の一場面ですが、日本での上映に際しての 舞台挨拶の時のスナップです。

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主役は EXILEの黒木啓司。

そして、主役級の日本人2名・・・これは割愛。(笑)

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私がこの試写会を見に行ったのは、この アローディアをみるためだったんです。(笑)

私は一応フィリピンに住んでいますんでね、フィリピンびいきってことで、

Alodia Gosiengufiao を見なくてはってことです。

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アローディアは、フィリピンのコスプレ女王ってことで、東南アジアでも有名らしいんですけど、私も過去7年ばかり、バギオ市のコスプレ・コミュニティーの若者たちと一緒に 日比友好月間のイベントなんかをやっているもんで・・・・

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ちょっと地元の若者に受けそうな格好をしなくちゃいけないってんで、年に1度くらいは ピカチューや トトロの着ぐるみをかぶったりしているんですけどね・・・

それと、アローディアの ファンだぜ~~、みたいなフリもしております・・(笑)

ちなみに、FACEBOOKの友だちは 1,200人くらいの内の7~8割は そういったコスプレやら日本のアニメなんかをやっている若い人たちなんです。

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まあ、実際のところ、コスプレ・グループの若い人たちが 過去6年間日比友好月間のイベント 「七夕祭り」なんかを 一緒に楽しんでくれていますからね。

彼らの企画力、実行力、パワーには いつも脱帽しています。

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さて、 試写会ですけど、

エクゼクティブ・ディレクターの 吉岡逸夫さんの話がありまして、出演者や関係者に感謝の言葉がありました。

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こちらは、フィリピンでの撮影中、べったりへばりついて現地との難しい交渉、調整をやった コーディネーターの反町真理子さん。

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バギオ地元の 準主役級の女性。。。妊婦役でした。。。。

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さて、この撮影に出て来た バギオの映像をちょっとだけ紹介しますと、

これがバギオ市のシンボルとも言える 「バギオ大聖堂」です。

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これはバギオ市の夜景です。

黒木さんの口の前あたりに 一番大きく輝いているのが SMバギオというモールです。

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これは 「幽霊屋敷」として有名な 今は廃墟となり バギオ市の歴史遺産ともなっている元ディプロマット・ホテルの建物。

(100年ほど前に建てられた時は、修道院のような療養所だったようです。)

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・・・なので、こんなに大きな十字架も残っています。

この場所は、コスプレ愛好家にとっての 絶好の写真撮影の場所にもなっているんですねえ・・・

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俳優の黒木啓司さんは、バギオの市営市場も歩いています。

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肉屋とか果物、本当はジャコウネコの珈琲豆ってのを買いたかったみたいです。

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そして、こちらは、 CASA VALLEJO という100年ほど前に建てられた歴史的建造物で、今は ホテルになっています。

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これは、そのホテルの下にある HILL STATIONっていうレストラン・カフェで お土産を買っているところのようです。

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こちらは、イフガオ州のマヨヤオ村の映像です。

この地域は ユネスコの世界遺産である 「棚田」で有名なところです。

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イフガオ州というのは、70年前の日米比戦争の最後に、日本軍や在留邦人が逃げ込んだ山奥でして、こんな記念碑もあるわけです。

山下奉文大将が最後の砦である 通称「大和基地」なるものを構えたのもこのイフガオ州でした。

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試写会は、出演者や関係者の為のものでしたので、

映画自体の内容は 割とシリアスなものだったんですが、

楽屋受けで 大笑いの連続・・・大変賑やかな試写会でした。

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上映後も 興奮の余韻が 心地よく残り・・・

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試写会の後は、関係者との歓談が続き・・・・・

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・・・ちょっと キャンプみたいな雰囲気も。

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この「クロスロード」のフィリピンでの上映はあるのか?

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今年 2016年は、戦後 日本とフィリピンの間の外交関係が復活して、60周年記念の年に当たるそうです。

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今年の 7月・8月の日比友好月間の折りにでも、毎年行われている「日本映画祭」の中で、この映画が見られるかもしれません。

期待しましょう。

 





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2015年12月19日 (土)

STAR WARS フォースの覚醒: バギオのオタクが 狂喜乱舞!? プレミア・ショー

フィリピンで一足先にプレミア・ショー。

先日 12月16日、SMバギオのシネマ2 で 「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(Star Wars - The Force Awakens)を 見ました。

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・・・って言っても、待ちかねていたってわけじゃなくて、たまたま 税務署に行った後に、人と打ち合わせがあったもんで、SMバギオに行っただけなんです。

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時間が空いていたんで、「どんな映画をやってんのかなあ~~」 と映画館の上映予定を見に行ったんです。

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そしたら、 なんと STAR WARS をやってるって表示が出ている。

おお、5pmからやるんだ、ちょうどいい・・・・

ってな感じでした。

しかし、入場券が250ペソ(およそ700円弱)って高くない?

って思いながら 窓口でチケットをくださいっていったら・・なんと450ペソ!!

450ペソって 1,200円ぐらいじゃないの・・・日本と同じじゃん。

入場券の他にもう一枚 ポップコーンの絵が書いてあるチケットをくれるんで、すぐ横のポップコーンのお店に行ったら・・・・

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こんなものをくれました。

入場料450ペソに込みこみなのは、左側の Star Warsタンブラーのみ。

ってことは、このタンブラーは 200ペソってことだな。

右側のポップコーンは 99ペソで別途 買いました。

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このタンブラーの中身は いろいろ選べるんですけど、私は スプライト。

・・で、いつもの 2階の一番前の真ん中に座ったんです。

隣には フィリピン人の男が座っていました。 20代か、30代か・・・

私の後ろの席には フィリピン人の女の子たち・・・・

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映画が始まる前・・・

その男が 後ろの女の子たちと おしゃべりをしている。

そのしゃべり方が 全く落ち着かない・・・

一列目の男の向こうには もう一人の男も座っている。

その男とも 興奮気味のおしゃべりをしている。

しかし、ひとつだけ不思議なことがあったんです・・・

その男が英語で話していることなんです。

普通、地元の人間なら イロカノ語、あるいはタガログ語で話すはずなのに・・・

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英語でしゃべっているなら 私も話に入れるかな・・・って思って、その男に声をかけたんです。

「ちょっと聞いてもいいですか。 450ペソって高くない?」

「はい、高いんだけど、タンブラーも込みの値段だから・・・」

「いつもこんなに高いの? STAR WARS の映画は・・・」

「普通なら180ペソだけど、今日は プレミア・ショーだから。

他の国よりも フィリピンは早いんですよ・・・

私はいくら高くても 見ますよ・・・」

(辞書を引いてみたところ 「プレミア・ショー」という言い方は和製英語だそうで、本来は 「プレミア」だけでいいそうな。 

http://ejje.weblio.jp/content/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC )

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・・・そして、いよいよ、スクリーンに映像が流れ始めた。

となりの男は 「はあ~、はあ~」 とため息をついている。

スクリーンには、 映画を見る時のマナーや警告などの映像がながれる。

そして、 その後に、 ディズニー映画の 予告編が流れだした。

となりの男が 「shit !  ok,  expense, expense...」 とつぶやくのが聞こえる。

(たぶん、 「ちっくしょう! まあいいや、これも必要経費だな」 ぐらいの意味でしょうかね)

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・・・そして、ついに 例の Star Wars のテーマ・ソングが流れ始めます。

https://www.youtube.com/watch?v=sGbxmsDFVnE

となりの男は 大興奮!!

私は思わず笑っちゃいました。

Img_2375

上映中・・・・

悲しいかな、英語力不足で 他の人たちと一緒に笑えない・・・

https://www.youtube.com/watch?v=ngElkyQ6Rhs

何度も通って 英語になれるしかないな・・・

・・・・そして、映画は終了。

隣の男は、向こう側に座っているもう一人の若い男と ハイタッチ。

その男も ちょっと苦笑い気味に応じていました・・・

ところで、10年振りの新シリーズってことで、

出演俳優の 「昔と今」 ってサイトがありました・・・

http://www.boredpanda.com/before-after-star-wars-characters/?utm_source=facebook&utm_medium=link&utm_campaign=BPFacebook

なんか懐かしい・・・

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次回は 日本語字幕入りで みなくちゃね・・・笑

 

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2015年9月23日 (水)

「本当の敵は”安全”だ!」 Attack on Titan は安保法制への皮肉?

2015年9月23日・・・フィリピン・バギオのSMシネマで 「進撃の巨人:後編」を観て来ました。

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初日・・・まあ、普通の日 水曜日のお昼ですからねえ・・

20人ぐらいしか観客はいませんでしたけど。

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それに、180ペソっていう料金ですから、なかなか普通の人は高くて無理ですよね。

昼飯代が50ペソぐらいの若い人たちが多いですからね。

貧乏学生も多いし・・・・

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後編の感想ですか?

前篇よりも良かったと思います。

一言で乱暴に感想を言えば、

この映画は 「今の日本の安保法制騒動を皮肉っている」・・・って感じがしました。

まあ、いろんな見方があるでしょうけど。

少なくとも、私は原作の漫画もアニメも見ていませんからね。

映画としての出来は、前篇同様 後編の最初の方は なかなか引き込まれずに、どうなっちゃうのかなという感じでしたが、次第に引き込まれていきました。

なんですが、

この 「エンド・オブ・ザ・ワールド」の曲が出てきた時にゃあ、まあ、「きょとん」としちゃいましたね。

https://www.youtube.com/watch?v=vaX0iqyzK7Q

これは、私の年代の爺さんなら、まあ、きょとんとしながらも懐かしさでOKじゃああるんですけどね。

若い人たちには どう受け止められるんでしょうかねえ・・・

映画に対する論評というのは いろんなものがあるんでしょうけど、

今回のこの映画は かなりインターネット上でも 荒れまくって、

5つ星か1つ星かの極端な議論になっているそうな・・・

映画の出来について言えば、特に原作をみた人にとっちゃあ「とんでもない」みたいですし、 映画自体の出来、キャラクターやキャスト、演技力についても 「なにこれ?」というところは多々ありましたが、

私の場合は、内容的に いろいろと考えさせられるものがあって、面白かったんです。

まず、結局 政治というのは 「由らしむべし、知らしむべからず。」 であることを語っているわけですね。

それに対して、「真実が知りたい」と思うのが 特に若い人たちの自然の欲求であるわけで・・・

しかし、この映画の中では、その「真実が知りたい」若い人たちの考え方が二つに割れる。

「知らしむべからず」と考え、世界を牛耳っている特権階級の者たちの体制を、根本からひっくり返そうとする若者たちと、

一方で、それでは、今の体制の中で「家畜」として「安全・安心」の中で生活している人々までも巻き込んで、虐殺するようなことになってはいけない・・・っていう若者たち。

現実の今の世界で喩えるならば、前者は 中東で荒れまくっているISIS(イスラム国)やら、イスラム原理主義のグループなどでしょうか。

そして、今 日本の安保法制騒動で反対の狼煙を上げているのが 多分後者の動きなのでしょう。

しかし、映画の中でも、この後者の若者が一応勝利を収めるわけなんですが、じゃあ、その後はどうなっちゃうの・・・ってところがねえ・・・

もしかしたら、この映画は 元々 この続編を予定しているんじゃないかって、感じちゃったんですねえ。

実際、なんだか余韻のある終わり方でしたもんねえ。

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是非、続編を宜しく。

楽しみにしています。

・・・・

こちらのサイトもなかなか含蓄がありますよ:

「、『進撃の巨人』は中華圏でも非常に人気で、香港の雨傘革命でも中国政府の支配・干渉のアイコンとして使われていました。」

http://synodos.jp/newbook/14800

===============

 

 

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2015年9月11日 (金)

フィリピン人の映画観賞は・・・・うるさくって、楽しい・・・

毎年 バギオで日本映画祭があるんですけどね・・

面白い作品だと 学生がうるさくって、・・でも、その反応を見ていると楽しいんです。

まあ、そうじゃなくても、普通の映画館でも よく感じることなんですが・・・

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・・・今年の上映作品のひとつは 「言の葉の庭」・・なんです。

とても美しい映像のアニメです。

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ご存じの方も多いでしょうけど、ストーリーは、日本の高校の女性教師と男子生徒の話。

http://www.kotonohanoniwa.jp/

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今日の巡回上映は ベンゲット州国立大学での上映・・・

この大学だけじゃなく、セントルイス大学で上映した時には、女の先生たちが大興奮。

「このアニメをもっと何回も上映してください!!」

・・ってリクエストがあったりして。

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・・今日は、ちょうどオーディオ・ルームに私が入った時、この映画の佳境に入るところだったんです。

二人が新宿御苑で大雨のためにずぶぬれになって、女先生の部屋に行くんですね。

そして、濡れた衣服を乾かしている間に、男子生徒がオムライスを作っている。

・・すると、オムライスの美味しそうな映像に・・

「ああ~~、美味しそう・・・」

男子生徒が 告白をすると・・・

「きゃあ~~~~~~~」

女先生が 冷たい返事をすると・・・

「はあ~~~~」

そして、椅子を倒して 男子生徒を追いかけると・・・

「おお~~~」

・・・で、最後の盛り上がるシーン・・・

「きゃあ~~~~」

・・・ってな調子で 映画館は大騒ぎ・・・

そして、エンディング・テーマの曲が・・いいっすねえ・・・

このエンディング・テーマが鳴っている間、というか、映画の製作者などの関係者の名前がぞろぞろと出てくる、あれ、テロップ・・ですか?
(和製英語では「エンドロール」、「スタッフロール」、英語では「エンドクレジット」というそうです。)

テロップがえらく長くて、普通だったら お客はもう立ちあがって、映画館を出てしまうぐらい長いんですけど、でも、今日見ていたら 大学生は出て行かないんです・・

やっぱ、エンディング・テーマがいいんですね。

https://www.youtube.com/watch?v=NgxTYCbr-K4

・・・そして、エンディング・テーマが終わると思ったら・・・

最後の最後のラストシーンが ちょっと出てくるんですねえ。

う~~ん、良く計算されているっていうのか、

よほど この曲に自信がないと、こんな長いテロップの後に こんなシーンはもってこられないですよね。

いや、素晴らしいアニメを有難うございました。

 

 

 

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2015年8月13日 (木)

フィリピン・バギオで 「進撃の巨人」ATTACK ON TITAN SMバギオCINEMAで観たんですけどねえ・・・

2015年8月12日・・・

「進撃の巨人」 ATTACK ON TITAN の前篇を観たんです。

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前日の8月11日に 上映日時を確認するために、映画館に来たんですけど、その時にはこの 「NOW SHOWING」(只今上映中)ってのは当然なかったんですけど、

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NEXT PICTURE(次の上映)にも     COMING SOON(近日上映)にも 表示がなかったんです・・・・

だから、本当に8月12日から上映されるのかを 映画館の係員に聞いて、

「はい、明日から 10:20、12:35・・・と上映されます」

って確認したんです。

・・・・で、その12日にやってくると・・・・・

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おやっ? 10:20AMってのが書いてないじゃないか・・・

まあ、12:35amのを観たからいいんですけどね。

しかし、フィリピンの地元の人たちはどうやって期待して待っている映画の上映日時を確認しているんだか・・・

インターネットだって、いい加減なもんなんですよ。

例えばこのサイトですけど:

・・・ここに貼りつけたのは 8月13日に開いて見つけたんですけど、12日の当日には未だ掲載されていなかったんです・・・

Cinema 4

Schedules are subject to change without prior notice.

http://www.clickthecity.com/movies/theaters/sm-city-baguio

こちらのサイトなんて、8月13日になっても、これですもんねえ・・

Cinema Schedules

  • This is the showtime for today, August 13, 2015

  • CINEMA 4
    Fantastic Four                                                            
    PG                                                                            
    1 hr. 40 mins.                                                      

    10:20 AM | 12:35 PM | 02:50 PM | 05:05 PM | 07:20 PM | 09:30 PM

    http://www.juice.ph/movies/cinema/sm-cinema-baguio

    ・・・まあ、ことほど左様なことで、「予定」なんてのはさっぱり分からずなんですねえ。

    それに、何日から何日までやるよ・・・ってのも分からないんです。

    だから、係員に尋ねたら、「一週間ぐらい」って言うんですけど・・・

    それに、上のインターネットのサイトじゃ、10:20amもあるよって書いてあるのに、肝心の映画館のチケット売り場にゃ 書いてないしねえ・・・どうなってんの?

    Img_1586

    ・・・おっと、それで 感想でした・・・

    結論を先に言えば、「後編をお楽しみに」、「40点」・・です。

    私の日本人の友人などは、

    「30~40点、何を言いたいのか分からん」 でした。

    まず、第一に、前半は 「引き込まれない」、「白けてしまう」、状態でした。

    まあ、ひとつひとつの場面が 「納得いかない」・・・

    脚本が悪いのか、演出が悪いのか・・・

    実際、周りに座って観ていたフィリピン人の観客も おしゃべりが目立ちました。

    退屈なんで、途中で寝ちゃうんじゃないかと心配したぐらい・・・

    でも、後半になってからは、徐々にだけど、盛り返して、やっと映画に集中できるようになりました。

    フィリピンの若者たちがどんな評価をするのか興味があるところですが、

    残念ながら、私はこの映画を若者たちに 「面白いよ~~、観た方がいいよ~~」

    と言う気にはなれないですね。

    まあ、めちゃくちゃ残虐だとか、倫理的にどうの、なんてことを言うつもりはなくて、ただ単に 退屈で面白くない・・・

    この前、時間つぶしに、昼寝をするつもりで、映画館に入って観た

    「Ant Man」(蟻人間)は、寝るつもりが 面白くて最後まで引き込まれてしまったんですけど・・

    まあ、その真逆だったってことですね。

    最後の方でやっと 盛り上がって来たんで、「後編」に期待する、ってことです。

    予告編はこちらです:

    https://www.youtube.com/watch?v=swpaOrubkT0

     

    しか~~し、いくつかの 気になる台詞が出てくるんですねえ・・・

    「伝説は 正しかった」

    「本当の敵は 巨人じゃない」

    ・・・とかね・・・

    「地震、てんでんこ、は正しかった」

    「本当の敵は OO国ではない」

    いろんな深読みが出来る 本当は面白い作品なんだと思いますよ。

    だから、後編に期待!

     

     

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